2017年11月19日日曜日

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団演奏会

2017-11-19 @ミューザ川崎シンフォニーホール


ダニエル・ガッティ:指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
タチアナ・ヴァシリエヴァ:チェロ*
マリン・ビストレム:ソプラノ**

ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.Ⅶb:1*
マーラー:交響曲第4番ト長調
---------------
アンコール
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 からプレリュード*

ハイドンチェロ協1番の明瞭な透明感にまずは驚く。マーラー4番の編成でも維持されるか不安だったが杞憂だった。管もうまいが何と言っても弦の美しさ。第1Vnは14人だったがまるでソロの如きピッチの良さ。お陰でマーラーが一皮剥けた。

オケ全体もD・ガッティと呼吸を一にして微妙な緩急が全く乱れない。
先日のゲヴァントハウスも素晴らしかったが曲の違いもあってまた別種の音楽演奏の到達点を聴いたように思う。
こんな透明感溢れるオケなら、何を聴いても楽しめるに違いない。

♪2017-184/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-31