2026年5月9日土曜日

日本フィルハーモニー交響楽団 第417回横浜定期演奏会

2026-05-09 @みなとみらいホール



小林研一郎:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
小山実稚恵:ピアノ*


ベートーベン:(エグモント)序曲 op.84
ベートーベン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37*
ベートーベン:ピアノ協奏曲第5番(皇帝)変ホ長調op.73*
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アイルランド民謡 :ダニー・ボーイ(弦楽合奏)+ピアノ*






ギリギリに出かけたので、舞台にはまだオケは入っていなかったけど1曲目は既に座っている人には気分悪いだろうから、2曲目から入ろうと思ったが、お姉さんが、まだ入れますよどうぞ、と言うので、ふら〜っと入ってしまった。

しかし、エグモントの冒頭のユニゾンとそれに続く弦の強勢を聴いて、やっぱり1曲目をパスしないで良かった!と思ったよ。近年の日フィルのアンサンブルのきれいなこと。みなとみらいホールという場所の良さも手伝っているが、実に美しい。
初め良ければ…最後まで満足だったよ。

2-3曲目は小山実稚恵を迎えてベートーベンPf協が2曲(3-5番)というめずらしいプログラムだったが、いずれも好感を以て聴いた。

時に、独自色を発揮するコバケン先生も、今日はとてもオーソドックスで滞りなくつつがなく安心して楽しめた。

♪2026-050/♪みなとみらいホール-11

2026年5月6日水曜日

バレエ「こどものためのバレエ劇場 2026 エデュケーショナル・プログラム 白鳥の湖」

2026-05-06 @新国立劇場



【指揮】冨田実里
【振付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ/ピーター・ライト
【プロダクション原案】マリオン・テイト
【音楽】チャイコフスキー
【美術・衣裳】フィリップ・プロウズ
【照明】ピーター・タイガン

【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団


【オデット/オディール】米沢唯
【ジークフリード王子】福岡雄大
【ナレーター】見寺剛


バレエ:チャイコフスキー「エデュケーショナル・プログラム 白鳥の湖」
予定上演時間:約1時間5分
(休憩なし)





エデュケーショナルなので、子供の為に全幕を1時間強にまとめて、物語とマイムについて解説が付く。

面白くない解説だったが、もう、客席は子供だらけだし、ガキンチョは満足していたようだ。

僕も、「白鳥の湖」の中で好きな黒鳥の片脚32回転(fouetté(フェッテ))と4羽の白鳥の踊りが見られたので満足だったよ。




それにしても1週間前に「ライモンダ」で観たばかりの米沢唯と福岡雄大が今日も主役を踊った。

子供向けでも手を抜かずスター級が出演して、オケも引き続き東フィルが担当した。
豪華な学習会だったよ。

♪2026-049/♪新国立劇場-11

2026年4月29日水曜日

バレエ「ライモンダ」

2026-04-29 @新国立劇場



【指揮】アレクセイ・バクラン
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
【振付】マリウス・プティパ
【演出/改訂振付】牧阿佐美
【音楽】A・グラズノフ
【美術/衣裳】ルイザ・スピナテッリ
【照明】沢田祐二

ライモンダ⇒ 米沢唯
J・ド・ブリエンヌ⇒ 福岡雄大
アブデラクマン⇒ 渡邊拓朗
ライモンダの友人
 クレメンス⇒ 金城帆香
 ヘンリエット⇒ 花形悠月
 ベランジェ⇒ 森本昆介
 ベルナール⇒ 中島瑞生


バレエ:グラズノフ「ライモンダ」
全3幕

予定上演時間:約2時間55分
プロローグ/第Ⅰ幕 60分
  休憩25分
第Ⅱ幕 35分
  休憩20分
第Ⅲ幕 35分







りくりゅうペアを見て以来、バレエはアイス・スケートに敗北したかと思いつつあったけど、今日の「ライモンダ」は、そのような妄念を吹き飛ばした。

実に美しく、これこそ「ザ・バレエ!」だ。

一応「筋」はあるけど、これほど軽んじられる作品は珍しいのでは?
次から次へと手を変え品を変え休む暇もなくバレエが繰り出される。

古典バレエの総決算的な作品らしい。
客席の盛り上がりも半端じゃなかった。
カテコの長いこと…。


♪2026-049/♪新国立劇場-10

2026年4月26日日曜日

横浜交響楽団 第746回定期演奏会 【オール・モーツァルト・プログラム】

2026-04-26 @県立音楽堂



泉翔士:指揮
横浜交響楽団
横響合唱団

ソプラノ:山田裕香
メゾ・ソプラノ:倉林かのん
テノール:下村将太
バリトン:室岡大輝


モーツァルト:交響曲第31番ニ長調「パリ」K.297
 第1楽章:アレグロ・アッサイ
 第2楽章:アンダンテ
 第3楽章:アレグロ
モーツァルト:オペラ名曲選
 歌劇「フィガロの結婚」K.492から
  喧嘩の二重唱 Sp/Ms
  伯爵のアリア「儂がため息をついている間に」Br
  マルチェリーナのアリア「牡山羊と山羊は」Ms
 歌劇「魔笛」K.620から
  タミーノのアリア「なんと美しい絵姿」Tn
  夜の女王のアリア「復讐の炎は、地獄のように我が心に燃え」Sp

モーツァルト:ミサ曲ハ長調「戴冠ミサ」K.317
 キリエ(Kyrie)
 グロリア(Gloria)
 クレド(Credo)
 サンクトゥス(Sanctus)
 ベネディクトゥス(Benedictus)
 アニュス・デイ(Agnus Dei)~ドナ・ノービス・パーチェム(Dona nobis pacem)
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モーツァルト:「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ニ長調 K.618



ほぼ2時間の公演だけど、えらく中身の詰まった印象を受けた。モーツァルトばかりで、交響曲31番、オペラアリア5曲。
これだけでも結構聴き応えがあったが、後半が「戴冠ミサ」と、結構重い出しものだった。

今日は、冒頭の「パリ」が良い出だしで、これがもう全体の印象を決めた。

弦にあまり高域の旋律がなかったのが良かったか、耳障りな部分もなく、メリハリの効いた快調な演奏だった。

「戴冠ミサ」は、生で聴くのは初めてだったと思う。記憶には、聴いたような気もしていたけど、記録にはなかった。
初めてにしては、冒頭から、聴き覚えのある旋律が続く。

合唱団が何人いたか知らないが100人は居たろう。
コロナの頃は40人しか乗れないと言っていたなあ。

このミサ曲はビオラの出番がない。当時の教会のスペースが狭くてビオラが並ばなかったという事情もあるらしいが、それだけではなく、つまり、内声部は他で代用できることや、そもそもあまり重要視されていなかったらしい。

聴いていて、ビオラがないということに全く意識が向かわなかった。なくてもいいんだ。というか、なくともいいように作曲してあるんだけど。

ENCに定番「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が演奏された。この時はビオラパートも入って、フルオケ+4人の独唱+合唱の形だったが、いやはや、これが一番しみじみと良かったな。


♪2026-047/♪神奈川県立音楽堂-01

2026年4月25日土曜日

日本フィルハーモニー交響楽団 第416回横浜定期演奏会

2026-04-25 @みなとみらいホール



尾高忠明:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
前橋汀子:バイオリン*


ディーリアス:歌劇『村のロメオとジュリエット』から間奏曲「楽園への道」
メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲ホ短調 op.64*
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 op.82
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J.S.バッハ:無伴奏組曲第2番ニ短調 BWV
1004 から「サラバンド」*
シベリウス:アンダンテ・フェスティーヴォ(弦楽合奏とティンパニーのための)






1曲目のディーリアス「楽園の道」というのが、初聴きかと思っていたが2度目で、前回は4年強前に都響で。指揮は同じく尾高氏だったが、皆目覚えていないし、メリハリのない音楽でつまらなかった。この印象がずっと最後まで尾を引いたよ。
日フィルは、個人的にはこの数年快進撃で、今やN響、読響を超える出来が多いと思っていたけど、今日は足踏みしたな。

メンコンはまあ大過なく終わった感じ。

シベ5番は、過去何度も聴いて、いつも楽しめたことがないのだけど、今日も、後半までオケの乗りが良くなかった。
毎回思うけど、最後の6連打!悪いけどおかしくて笑ってしまうよ。推敲を重ねた結果がこれかい?

ENCの前に尾高氏が何やらしゃべった。渡辺暁雄氏の思い出話のようでもあったが、マイクなしで、実に小さな声で話すので、僕にはほとんど聞き取れなかった。周りの人も、耳に手を当てている人が多かったから御同様に聴きづらかったのだろう。
マイク使えよ!
前数列の人にしか聞こえなかったろう。
これで一層印象を悪くした。

♪2026-046/♪みなとみらいホール-10

2026年4月24日金曜日

NHK交響楽団2062回C定期 4月公演

2026-04-24@NHKホール



下野竜也:指揮
NHK交響楽団
反田恭平:ピアノ*

外山雄三:管弦楽のためのディヴェルティメント
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調 作品26
伊福部昭:交響譚詩
ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」〜「4つの海の間奏曲」作品33a
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体調不良につき前半2曲のみ鑑賞。


◀️感想省略▶️


♪2026-045/♪NHKホール-06

2026年4月21日火曜日

ピアノ五重奏の響き 〜ドボルザークとミュージカル映画〜

2026-04-21 @かなっくホール




ビルマン聡平:Vn1
中山博之:ピアノ*
粥川愛:ピアノ**
田村安紗美:Vn2
濱本実加:Va
飯島哲蔵:Vc


ドボルザーク:ピアノ五重奏曲第2番イ長調 op.81,B.155**
 第1楽章 Allegro ma non tanto
 第2楽章 Dumka: Andante con moto
 第3楽章 Scherzo(Furiant) : Molto vivace
 第4楽章 Finale : Allegro

ピアノ五重奏によるミュージカル映画の世界*
<編曲:中山博之>
『アニーよ銃をとれ』〜ショウほど素敵な商売はない
『リメンバー・ミー』〜Remember Me
『トイ・ストーリー』〜You've Got a Friend in Me
『美女と野獣』メドレー
 Overture / Be Our Guest / IfI Can't Love Her / 美女と野獣
『セント・オブ・ウーマン』 〜Por una cabeza
『エンリコ4世』 〜オブリビオン
『ラ・クンパルシータ』
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ビートルズ:Yesterday Vn1+*
ピアソラ:リベルタンゴ* **





弦は全員新日フィル団員。
Pfは1人でいいのだけど、「家庭の事情」か2人が前半と後半で交代した。夫婦なんだそうだ。
常設ではないけど、このメンバーでは4回目とか言っていたか?

前半はドボ五。後半はミュージカルなどのヒット曲をPf五アレンジで。

かなっくにはPfはYAMAHAしかないが、そのYAMAHAが実に良い音を奏でる。

楽しめたけど、編曲者がそのコンセプトを得意げに話したり、楽屋話のような説明は不要だったな。


♪2026-044/♪かなっくホール-04

2026年4月18日土曜日

神奈川フィルみなとみらいシリーズ定期演奏会第413回

2026-04-18 @みなとみらいホール




沼尻竜典:指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
石田泰尚:バイオリン*


ショスタコーヴィチ:バイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129*
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番二短調 Op.47
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ショスタコーヴィチ:2つのバイオリンとピアノのための5つの小品から V.ポルカ
 バイオリン:石田泰尚/佐久間聡一
 ピアノ:沼尻竜典




楽季初め。なぜかショスタコ2本立て。
ショスタコのVn協といえば、ほとんど毎回1番を聴くが、今日は珍しい2番だった。記録では半年前にイブラギモヴァ@都響で初めてナマを聴いて以来だ。馴染みが少ないので面白みが分からない。あちこちにショスタコ印が刻まれていているから、初めて聴いたとしてもショスタコだと分かるだろう。
どこがいいんだろう?と思いながら聴いていたが、後半は組長の繊細なバイオリンも猛々しく鳴って、面白みが出てきた。

メインは交響曲5番だが、これがなかなか難しいな。
若い頃は胸躍らせて聴いたものだけど、最近はとてもコーフンできない。なんだか、うまく出来過ぎている。狙いどおりに作りましたよ、とショスタコがほくそ笑んでいるような気がして、素直にカタルシスを得られないよ。

ただ、演奏は、組長の独奏も含め、オープニングにふさわしい隙のない仕上がりだ。
また、今更だが、みなとみらいホールの音響の良さをつくづく感じた。
昨日の天才?アルマ・ドイチャー率いる新日フィルも、みなとみらいで聴いたらもっとすごい演奏になったろうにと思ったね。

♪2026-043/♪みなとみらいホール-09

2026年4月17日金曜日

新日本フィル:すみだクラシックへの扉#38

2026-04-17 @すみだトリフォニーホール



アルマ・ドイチャー:指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
中原梨衣紗:バイオリン*

モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』序曲 K. 492
モーツァルト:バイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」 K.219*
ベートーべン:交響曲第7番イ長調 op. 92
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クライスラー:レチタティーヴォとスケルツオ*
アルマ・ドイチャー:Waltz of the Sirens




初聴きの若手女性指揮者、アルマ・ドイチャー。
2月に21歳になったばかり!

楽器も作曲も多彩に多才。

冒頭の「フィガロ序曲」がUPテンポで、オケが付いて行っていないんじゃないか、と心配したくらいだけど、まあ無事に収まった。

白眉はメインの「ベト7」だ。終始疾走するだけではなく、メリハリの良さが嫌味にならない…そんな次元を超えた、新しい世界を開いて見せてくれた。
オケも尋常ならぬ集中力で熱演・力演した。

この人の指揮で、ベートーベンの奇数番を全部聴いてみたくなったよ。恐るべき才能と言っていいのではないかなぁ。


Vn協独奏は中原梨衣紗…3年半前に全学音コン中学生1位で聴いていたよ。今、高校3年生。輝かしいコンクール入賞歴だけど、チラシの写真でも分かるが、表情が乏しい。ほとんど能面で弾き、終わってようやく笑顔が出たが、もうちょっと愛想良くしてくれなくちゃ共感できないよ。将来、大化けするかもしれないけど…。

2026-042/♪すみだトリフォニーホール-04

2026年4月14日火曜日

MUZAランチタイムコンサート 04月 ユーフォニアムの彩り、箏の息吹

2026-04-14 @ミューザ川崎シンフォニーホール



ユーフォニアム:佐藤采香
箏:森梓紗

宮城道雄:春の海
J.S.バッハ(佐藤采香編):インベンション第14番 BWV785
冷水乃栄流:名残りの花 箏とユーフォニアムのための
山根明季子:ホログラム ユーフォニアムと箏のための
ファリャ:「七つのスペイン民謡」から 子守唄、ポロ
瀧廉太郎(向井航編):荒城の月



「箏」が正しい表現で、「箏」のことを「琴」というのは、厳密には正しくないらしい。「琴」は「箏」よりずっと広い概念だそうだ。

「ユーフォニウム」と「ユーフォニアム」は異なるのか?

いずれも英語表記で「Euphonium」で、同じものの日本語発音の違いらしい。「ユーフォニウム」が吹奏楽などで広く定着していたと思うが、近年は「ユーフォニアム」と表現するらしい。

初めて聴く組合わせだった。

各人は上手だけど、デュオとなると、あまりにも異物感があって、あまり感心できなかったなあ。

ユーフォニアムの音量・音圧が箏の音を消し飛ばしてしまうよ。

♪2026-041/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-03

2026年4月11日土曜日

NHK交響楽団2060回A定期 4月公演

2026-04-12@NHKホール



ファビオ・ルイージ:指揮
NHK交響楽団
ヤン・フォーグラー:チェロ*

ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob. VIIb–1*
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
---------------------
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009「サラバンド」*




ハイドンのVc協とブルックナーの9番という極端に対照的な2本立て。J.フォーグラーの音色の美しいこと。特に、Encのバッハは独特の節回しのような印象だったが、音色は一段と美しく響いた。

問題は、ブル9だ。
個人的には、好きになれないのだけど、演奏は力が入っていた。
プログラムの解説に「祈るような結尾」とある。

確かに、それを納得させる終曲の沈黙…が暫し続いた。
ルイージの手は止まっても沈黙の音楽はまだ続いている。
聴く側も、彼の音楽にシンクロして祈るような結尾を味わい尽くそうとしている。

おお、今日は、先走るのがいない。
良い終曲を迎えられる…と思った途端、後ろの方から全てを台無しにしてしまうブラボーと拍手!

ルイージの音楽は終わっていないのに…なんと居心地の悪いことか。

もう、本当にどうなってるんだよ。
大曲に限って、せっかくの入魂の音楽を台無しにするのが現れるよ。
なんで、一番乗りしたいんだろう。

自分の名前を名乗ってからやれよ!


♪2026-040/♪NHKホール-05

2026年4月6日月曜日

オペラ「椿姫」

2026-04-07 @新国立劇場



【指揮】レオ・フセイン
【演出/衣裳】ヴァンサン・ブサール
【美術】ヴァンサン・ルメール
【照明】グイド・レヴィ

合唱⇒新国立劇場合唱団
管弦楽⇒東京フィルハーモニー交響楽団

【ヴィオレッタ】カロリーナ・ロペス・モレノ
【アルフレード】アントニオ・コリアーノ
【ジェルモン】ロベルト・フロンターリ*
【フローラ】谷口睦美
【ガストン子爵】金山京介
【ドゥフォール男爵】成田博之
【ドビニー侯爵】清水宏樹
【医師グランヴィル】久保田真澄
【アンニーナ】花房英里子

*98年『セビリアの理髪師』フィガロ/02年『ルチア』エンリーコ/15年『トスカ』スカルピア/23年『リゴレット』リゴレット/23年『シモン・ボッカネグラ』シモン・ボッカネグラ



オペラ『椿姫』/ジュゼッペ・ヴェルディ

La Traviata / Giuseppe Verdi
全3幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉

予定上演時間:約2時間45分
 第1幕・第2幕1場  75分
  休憩30分
 第2幕2場・第3幕  60分




「椿姫」はなかなかよくできている。物語に無理がないし、アリアは名曲の釣瓶打ちだし、とても満足度が高い。

でも、これで新国立劇場の「椿姫」は5回目(同じ演出・美術)だけど、いつも3幕の演出と舞台装置がしっくりこない。

広い舞台を円形にくり抜いて狭く使い、何より紗幕がヴィオレッタとアルフレード達とを遮るのが過剰演出だと思うよ。

幕の内側から、手を出したり顔を出したりしても滑稽なだけだ。あれは何とかならんものかと思うよ。

ヴィオレッタ役のCLモレノはまるでトランペットのようなソプラノでよく通るというより、つんざくような鳴り方だ。好みではコルネットくらいの柔らかさが欲しいけどな。
アルフレード役のAコリアーノは、ちょいと頼りなかったよ。特に1幕。
ジェルモン役のRフロンターリは、新国立劇場の常連で、何度も聴いているせいか、安心・安定の名バリトンだった。

2年に1度くらいの割で上演しているが、次の機会には新演出でお願いしたいよ。


♪2026-039/♪新国立劇場-09

2026年3月30日月曜日

MUZAランチタイムコンサート 03月 楽器の王様 オルガンとピアノの色彩

2026-03-30 @ミューザ川崎シンフォニーホール



パイプオルガン:濱野芳純
ピアノ:高橋優介

サン=サーンス:幻想曲第1番変ホ長調
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調から
 第2楽章アダージョ・アッサイ
ラフマニノフ:組曲第2番 Op.17から 第4曲タランテラ
レスピーギ:「ローマの噴水」から
 第1部 夜明けのジュリアの谷の噴水
 第2部 朝のトリトンの噴水
 第3部 真昼のトリトンの噴水
 第4部 黄昏のメディチ荘の噴水




◀️感想省略▶️



♪2026-038/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-02

2026年3月29日日曜日

第42回トヨタ青少年オーケストラキャンプ 日本青少年交響楽団特別演奏会

2026-03-29 @サントリーホール



キンボー・イシイ:指揮
日本青少年交響楽団
合唱:東京子どもアンサンブル
松田華音:ピアノ*

上田真街:童声合唱組曲「あめつちのうた」
シベリウス:交響詩「フィンランディア」作品26
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op43*
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 作品73



初めて聴きに行ったので、オケのことは全く知らなかった。
全国のジュニア・アマオケから選抜されたメンバーが3泊4日の特訓を受けて、その最後に発表会をするのが今日のコンサートだった。

アマオケの編成って、大抵、セオリーどおりじゃないから前半も変則編成だったが、後半はかつて経験したことがないような大編成で、一千人の交響曲(マラ8)のオケでさえこんなに多くはないはず。

Vnは1+2で34人ほど。てことは18型?
Vaは17人、Vcも17人って何?
Cbは8人で全然勘定が合わない。


下手はVn1、2とも9プルト、上手も9プルト並んでいた。
プロオケでも5プルトが普通で、時に6プルトだから、9プルトも並ぶなんて、考えられない。真っ先の人はコンマスが見えるだろうか?音は届いている?

弦がそんな規模だから、管楽器も倍管か3倍管?
Tpは7本、Tbが5本て凄いよ。

そんな超特大編成でブラームスの2番をやった。


さぞやけたたましい音楽か、と思いきや案外普通に聴こえる。それに技術的にもかなりのレベルだ。わずかだけど、プロの奏者も混じっていたね。N響のナントカさんも座っていたよ。
ともかく、演奏は、決してゲテモノなんかではなく、ちゃんとブラームスになっていたよ。


日本アマオケ連盟名誉総裁の高円宮妃久子様が臨席されていた。ひとりでも高貴な人がおられると、客席の雰囲気もなんだか、雅になって、みんな礼儀正しくて良かった。

♪2026-037/♪サントリーホール-03