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2018年6月5日火曜日

国立演芸場6月上席

2018-06-05@国立演芸場


落語   古今亭始⇒たがや
落語   金原亭馬治⇒天狗裁き
声帯模写   丸山おさむ
落語          吉原朝馬⇒代り目
落語          桂藤兵衛⇒饅頭こわい
       ―  仲入り  ―
漫才          笑組           
落語          五明樓玉の輔⇒お菊の皿          
奇術          マギー隆司
<先代馬生三十七回忌追善・金原亭馬生十八番>
落語          金原亭馬生⇒抜け雀

今月の上席は、先代(十代目)金原亭馬生の37回忌追善ということで、当代(十一代目)の馬生がトリを務め、先代の得意とした演目を日替わりで口演するという企画だ。

だいたい先代の馬生を知らない。1982年に亡くなっているので今年37回忌という次第だ。もちろん、名前は知っているしラジオなどでは聴いていたと思うが、その頃は寄席に足を運ぶこともなかったのでご本人は知らない。Youtubeにいくつか残っているのを聴くとうまい。個人的には弟の志ん朝が大好きだけど、馬生もよく似た語り口で、味わい深い。

先代馬生の父が名人と言われた五代目志ん生。弟がこれまた昭和の名人とも言われる三代目志ん朝。立派な家系だが十一代目は先代の弟子で血縁はないらしい。血縁はないが、馬生の名跡を継いだということは周囲からもその技量が認められていたのだろうな。確かにうまいと思うけど、先代や志ん朝と比べてしまう。なんか淡白すぎて薄味だ。

今回もあちこちで寝てしまったが、「抜け雀」もこれからいよいよ面白くなるというところで寝てしまったのは誠に申し訳ない。

他に、声帯模写の丸山おさむというのは初めてだったが、あまり似てないけど、噺の組み立てが面白かった。歌の御三家二代目というのかな、郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹などの物真似というより歌真似が何しろ歌自体が懐かしいし、歌唱力もなかなかのもので、とても楽しめた。

奇術のマギー隆司はいつもそこそこに楽しめる。
落語は古今亭始、金原亭馬治など若手の出来が良かった。

♪2018-064/♪国立演芸場-08

2018年3月5日月曜日

国立演芸場3月上席

2018-03-15@国立演芸場

落語 入舟辰乃助⇒弥次郎
落語 柳家小せん⇒三人無筆
音曲漫才 めおと楽団ジキジキ
落語 三遊亭歌奴⇒初天神
落語 桂藤兵衛⇒竹の水仙
      ―仲入り―    
漫才 ホームラン
落語 柳亭燕路⇒お菊の皿
奇術 ダーク広和
落語 桂南喬⇒粗忽の釘

お客の立場としても、いつも体力・気力が絶好調という訳ではないので、今日のように睡魔と戦わざるをえない状況では、演者に本当に申し訳ないと思うが、一方で、そんなお客をも覚醒させる芸を見せてくれと言ってもいいかな。

というのも、幾つかの出し物ではしっかり聴いて、声を出して笑ったりもしたので…。

睡魔が負けた出し物で、かつ、面白かったもの。
・柳家小せん⇒三人無筆
・音曲漫才 めおと楽団ジキジキ
・漫才 ホームラン…ホームランはいつ聴いても面白い。どんな眠気も覚ましてくれるような気がする。
・落語 柳亭燕路⇒お菊の皿

奇術(手妻というべきか)のダーク広和も腕は確かなようだけど、話し方にシンパシーを感じない。

トリの南橋は、ちょうど眠気の山場に差し掛かり、睡魔の完全勝利。


♪2018-027/♪国立演芸場-03