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2022年8月28日日曜日

ミューザ川崎 市民交響楽祭2022

2022-08-28 @ミューザ川崎シンフォニーホール


石﨑真弥奈:指揮
川崎市民オーケストラ2022
(幹事オーケストラ:高津市民オーケストラ)
バイオリン:小西健太郎*

ディーリアス:夏の夕べ(ビーチャム編)
メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
----アンコール-------------
E.エルガー:エニグマ変奏曲作品36から第9曲「ニムロッド」


川崎市のアマオケ合同なのか、うち1つが輪番制で舞台に立つのか知らないけど、ここ数年聴いていて満足できるので、特段義理もないけど出かけた。

指揮が石﨑真弥奈というのも興味を惹いたので。
彼女は今日で3度目だ。
2012東京国際音コンで田中祐子と1-3位なし入賞(沖澤は18年1位)。
2人は顔つきも似ているような気が。

今日は、アマオケの弦を美しく鳴らそうと丹精したのか、奏者に実力があるのか、ミューザのマジックなのか、それらが全部うまい具合に作用したのだろう、変則編成だが綺麗な響きを聴かせた。

アマオケにありがちだが、Vn29(16+13?)、Va8、Vc10、Cb9という中抜けみたいな編成だったので、流石にVaにソロが回ると弱い。また、低弦は大所帯なのに音圧が伝わらなかったが、それでもとても綺麗に纏まっていて心地良かった。


今日の席は滅多に選ばない2CB3列目正面。
見た目のバランスもいいし、万事綺麗に流れやすいので要注意だ。やはり、シビアにオケと対峙するには遠い。

♪2021-122/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-33

2019年12月1日日曜日

第10回 音楽大学オーケストラ・フェスティバル2019[洗足音大/東京音大/武蔵野音大]

2019-12-01 @ミューザ川崎シンフォニーホール


東京音楽大学(指揮:石﨑真弥奈)
武蔵野音楽大学(指揮:飯守泰次郎)
洗足学園音楽大学(指揮:秋山和慶)

東京/バルトーク:管弦楽のための協奏曲
武蔵野/ベートーベン:荘厳ミサ曲ニ長調 作品123から
洗足/チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 作品36

3日間開催された在京8音大オケの演奏会のうち、最後の今日(東京・武蔵野・洗足)だけ参加できた。

指揮は飯守・秋山両大家に石﨑真弥奈。
3校とも40分超の大曲で計3時間半の長尺演奏会。
いずれも大いに楽しめた。

東京音大は、OG石﨑の指揮でバルトークの管弦協は多彩な音の競演が見事。

武蔵野音大は、飯守御大の指揮で荘厳ミサは抜粋だがこれまで生で聴く機会がなかったから良い経験。
キリエの斉唱はハッとさせたが荒削りなところも。
それにしても大合唱団にオルガンも入ってまさに荘厳!

洗足学園音大は、秋山御大でチャイコフスキーの交響曲第4番。
肝心の金管に不揃いもあったが熱量は大きく大迫力。

それにしてもコンマスは全校女性!

♪2019-191/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-26

2019年7月27日土曜日

華麗なるコンチェルトシリーズ 《雄大なる北欧3大協奏曲》

2019-07-27 @みなとみらいホール


石﨑真弥奈:指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団

上野由恵:フルート
田村響:ピアノ
堀米ゆず子:バイオリン

ニールセン:フルート協奏曲 FS119
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 作品16
シベリウス:バイオリン協奏曲ニ短調 作品47
---アンコール------------
上野由恵⇒アンデルセン:24のエチュードから第3番
田村響⇒ショパン:華麗なる大円舞曲
堀米ゆず子⇒J.S.バッハ:無伴奏バイオリン組曲第3番から「ガヴォット」

北欧の作曲家の協奏曲3本建て。
<松竹梅>を逆転させたような品揃えと言っちゃ失礼だけど、やはり最後の堀米ゆず子:シベリウス「バイオリン協奏曲」が一番良かったな。

田村響:グリーグ「ピアノ協奏曲」はオケとの一体感に欠けたように思う。それに拍と拍の間の細かな音がはっきり聴こえてこないのはどうして?アンコールのショパンを聴けば超速のフレーズだって、難なく弾きこなしていたのに。

上野由恵:ニールセンのフルート協奏曲は個人的に馴染みのない曲(記録にある限りナマでは2回目。CDも持っていない。)で楽しめるまでに至らず。3人の演奏の中では一番瑕疵がなかった。完璧な演奏だったと思う。その腕前でモーツァルトを聴きたかったよ。

それにしても、堀米女史のバイオリンが良く鳴ること。
靄の中から聴こえてくる1本の弱音は正に一条の光が射すように明瞭でその後に続く劇的な展開を期待させた。録音なら録り直したいところもあったろうが、スリルある展開と豊かな響きでシベリウスの醍醐味を味わった。

オケも最初は響きがイマイチだったが、だんだん良く鳴るようになった。
指揮は石﨑真弥奈女史。初めてだ。第16回東京国際音楽コンクール(2012年)の指揮部門で1〜3位なしの入選者の一人で、既に多方面で活躍している田中祐子もその一人。また顔つきが良く似ているよ。これから活躍の機会が増えるといいけど。

♪2019-108/♪みなとみらいホール-33