2025年1月14日火曜日
東京都交響楽団 第1014回 定期演奏会Bシリーズ
2024年1月13日土曜日
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第391回定期演奏会
2023年7月1日土曜日
N響ベストクラシックス 山下一史×金川真弓×N響
2023年4月26日水曜日
東京都交響楽団 第974回 定期演奏会Cシリーズ
2023年3月28日火曜日
東京・春・音楽祭2023 シューマンの室内楽
2023年3月25日土曜日
名曲全集第185回 東響初登場!俊英の指揮者が贈るワルツの世界
2022年9月5日月曜日
明電舎Presents N響名曲コンサート2022
2022年5月31日火曜日
東京都交響楽団 第952回 定期演奏会Bシリーズ
2022年5月30日月曜日
東京都交響楽団 第951回 定期演奏会Aシリーズ
2022年2月16日水曜日
第1953回 NHK交響楽団 定期公演 B-1
2021年6月14日月曜日
東京都交響楽団 第929回 定期演奏会Aシリーズ
2021-06-14 @東京文化会館
秋山和慶:指揮
東京都交響楽団
金川真弓:バイオリン*
シベリウス:交響詩《吟遊詩人》op.64
シベリウス:バイオリン協奏曲 ニ短調 op.47*
プロコフィエフ:交響曲第7番 嬰ハ短調 op.131
指揮の秋山御大共々コロナ代役だが、いずれも代役の方が上等だったのではないか。
今回はシベリウスだったが、出だしの弱音部に一瞬の違和感を覚えた以外は、どんどんと惹き込まれていった。
上手な演奏家はいくらもいると思うし、技術的巧拙の判断もつけかねるが、彼女の演奏は少しも癖を感じさせず、自然体で、上品だが、音楽の作りが大きいとでもいうのか、誘い込まれるともう絡め取られたように浸り切ることになるのが不思議だ。
秋山御大の良きリードを得た都響も気持ち良く協和して”協奏曲”の面白さが溢れていた。
金川嬢の演奏が如何に名演であったかは、先ずもって都響自身の反応が雄弁に物語った。
そして、客席もかつてない程沸き、声は発せられないけど、大きな拍手を送り続けた。
鳴り止まぬ拍手に、繰り返されたカーテンコールでは、舞台も客席も幸福に満ちていた。
メインのプロコの7番は初聴き。嬰ハ短調とあるが、冒頭以外どこが短調だったのか思い出せないくらい全体に明るくて軽い音楽だった。
特に後半は「トムとジェリー」を思い浮かべながら聴いたよ。ところがこれがソ連政府の”指導”による本人不本意な部分だというから、どう受け止めるべきか難しい。本人満足版もあるらしが?
2021年2月11日木曜日
東京都交響楽団 都響スペシャル2020 02月公演
2021-02-11 @サントリーホール
川瀬賢太郎:指揮
東京都交響楽団
バイオリン:金川真弓*
ベートーベン:《ウェリントンの勝利》(戦争交響曲)op.91
ベートーベン:バイオリン協奏曲ニ長調 op.61*
ベートーベン:交響曲第8番ヘ長調 op.93
「ウェリントンの勝利」は初聴き。
英仏両軍を象徴するトランペット、太鼓、大砲、小砲の計7人からなるバンダ(別働隊)が2組。2Fバルコニーに登場して喧しいの何の。どうせなら朝霞駐屯地から大砲借りてきて空砲をぶっ放して欲しかったよ。スピーカーから出る轟音て白けてしまう。
本日の聴きモノはバイオリン協奏曲。
初お目見えの金川真弓の独奏。
出番を待つオケ前奏での佇まいからして惹きつけるものがあった。
巧い、のはチャイコ4位の実力からして当然だろうが、それだけではない新鮮な魅力に溢れていた。
ケンタロー指揮の都響も纏まり、良く金川をサポートして渾然一体。カデンツァはベートーベンがこの曲をピアノ協奏曲版に編曲した際に自作したティンパニ入りのカデンツァのピアノパートをシュナイダーハンがバイオリン用に編曲したもの**を演奏した。
これも珍しくて面白かった。
バイオリン協奏曲の出来が良かったので、最後の交響曲8番は聴く方の集中力が途切れてしまった。
弦は14型に拡大し、処々都響らしい分厚い(特に中・低弦)アンサンブルが良かったが、纏まりという点では少し雑な感じだった。
ま、本日のスター、金川真弓に注目してゆこう。
**パーヴォ・ヤルヴィ指揮:N響+クリスティアン・テツラフの時は、ピアノパートからバイオリンパートへの編曲はテツラフ自身のものだった。他にもいくつか異なる版があるようだ。
♪2021-010/♪サントリーホール-02