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2019年6月17日月曜日

国立演芸場開場四十周年記念 6月中席

2019-06-17@国立演芸場


落語           春風亭昇也⇒寄合酒
紙切り    林家喜之輔
落語           古今亭今輔⇒五人男
奇術           山上兄弟
落語           桂小文治⇒小間物屋政談 
        ―仲入り―
浪曲           玉川太福(三味線:沢村美舟)⇒豆腐屋ジョニー
落語           三遊亭右左喜⇒嫁とり
コント       チャーリーカンパニー
落語           古今亭寿輔⇒老人天国

今日の落語は5席。いずれもつまらない。芸に対する…つまりはお客様に対する姿勢が良くない。ダジャレ、小話、業界裏話。それにお客への弄りが多すぎて邪道だ。トリでさえ漫談もどきだ。落語ができないのか。
いずれ、今の落語ブームの火を消すのは噺家自身だろう。

一つ救いは、国立寄席には珍しい浪曲が面白かった。
玉川大福(芸はイマイチ)と曲師は沢村美舟(若くて綺麗!)。元は新作落語らしいが、「豆腐屋ジョニー」という話で、浅草に本当にあるらしい三平ストアという食料品屋での目玉商品の座を豆腐とチーズが愛し合いながらも争うという荒唐無稽が傑作。

♪2019-084/♪国立演芸場-10


2017年1月11日水曜日

国立劇場開場50周年記念 平成28年度1月中席

2017-01-11 @国立演芸場


落語 林家喜之輔⇒英会話
落語 橘ノ双葉⇒猿後家
曲芸 ボンボンブラザース
落語 古今亭今輔⇒だまされたフリ作戦
奇術 瞳ナナ
落語 柳家蝠丸⇒高尾
ー仲入りー
クラウン びり&ブッチィ―
落語 三遊亭圓馬⇒ふぐ鍋
コント チャーリーカンパニー
落語 古今亭寿輔⇒しりとり都々逸

今月の演芸場の寄席は上席がなかったので、中席初日の今日が今年の初笑い。

曲芸の「ボンボンブラザーズ」は初めてだったが、さほど<曲芸>というほどではないのだけど、おもしろくて相当笑ったよ。わざと下手にやっているのか、本当に難しくてうまくできないのか、その辺の微妙さがおかしい。

奇術は、時折タネが見えるときもあるけど、不思議さが楽しめる。

圓馬は今日も楽しめた。安定した芸だ。
「ふぐ鍋」はその名のとおり、ふぐ鍋を初めて食べる2人が、食べたいけどコワイ。やってきたおこもさん(乞食)にいくらか分けてやって様子を見るが平気な様子。安心して食べるがなるほど旨い。そこへ先程のおこもさんが2人の様子を見に来て大丈夫そうなのでもらったふぐを安心していただく、という話。ホンにおかしい。

寿輔の「しりとり都々逸」も面白いけど、もうすこしゆっくり都々逸の秀作を聞きたかったな。

恋に焦がれて 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす
あとがつくほど つねっておくれ あとでのろけの 種にする
あとがつくほど つねってみたが 色が黒くて わかりゃせぬ
惚れた数からふられた数を 引けば女房が残るだけ

2017-005/♪国立演芸場-01