2025年2月16日日曜日
小林美樹&小林有沙 デュオリサイタル
2023年7月29日土曜日
横濱音楽物語1️⃣
2022年10月18日火曜日
横浜音祭り2022 横浜18区コンサート 〜藤木大地 & みなとみらいクインテット〜
2022年3月19日土曜日
日本フィルハーモニー交響楽団 第374回横浜定期演奏会
小林美樹:バイオリン*
2022年3月13日日曜日
ブラームス 室内楽マラソンコンサート第3部
ブラームス 室内楽マラソンコンサート第2部
2021年9月25日土曜日
第17回身体にいい音楽会<室内楽演奏会>
2021-09-25 @リリスホール
泉真由:フルート
宮村和宏:オーボエ
小林美樹:バイオリン
須田祥子:ビオラ
門脇大樹:チェロ
モーツァルト:フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285
J.C.バッハ:五重奏曲ハ長調 Op.11-1
医療講演:小林修三<モーツァルトの音楽と病>
ハイドン:ロンドン・トリオ第1番ハ長調 Hob IV-1
モーツァルト:オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370
ジュースマイヤー:五重奏曲ニ長調 SmWV 602
本郷台駅前のリリスホールも初めて。よく鳴るホールだった。
途中に医師の講演が。
これがなかなか良い話で<モーツァルトの音楽と病について>。
話を聴いてモーツァルトの音楽に対する聴き方が変わったように思う。
弦が3人+フルート+オーボエで、トリオから五重奏曲まで全5曲。
冒頭のモーツァルト:フルート四重奏曲第1番は大好きな曲。
後半のモーツァルト:オーボエ四重奏曲は昨日の新日フィル定期でのオーボエ・アンコールでその第2楽章だけ聴いたのを今日、全曲を聴く事ができるたとは良い偶然。
モーツァルトの弟子で「レクイエム」を完成させた事で有名なジュスマイヤーの五重奏曲は初めてだが、その音楽はモーツァルト風というよりハイドン風だった。
僅か35年の人生は病との闘いでもあったようだ。
僕のような非力の凡人は、ちょっと体調が悪いともう何にもする気が起こらないが、モーツァルトはそれと闘い、生命を削って美しい音楽を書き上げたと思うと、前述の2つの四重奏曲の第2楽章に心洗われる思いがした。
因みに、医学講演の先生はこの会の主催者でもあると同時に、ある有名な音楽家の父君でもある。
初めて謦咳に接し、この父ありてこの娘ありか、と納得した。
♪2021-101/♪リリスホール-01
2021年6月9日水曜日
小林美樹バイオリンリサイタル
2021-06-09 @東京文化会館
バイオリン:小林美樹
ピアノ:小林有沙
ブラームス:
バイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.78
バイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
バイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108
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ブラームス:5つの歌曲 Op.105から第1番「歌が導くように」(歌の調べのように)
いずれにせよ、とても充実したリサイタルだった。
今回は、大好物のブラームスのソナタ全曲。期待は高鳴る。
さて、自由席には困ったものだ。ワクチン打った翌日で熱はないのに熱っぽく、良席を求めて並ぶのはしんどかったが、無理して並んだその甲斐あって真ん中のかぶりつき!
この小ホールは良く鳴るので、どこで聴いてもそれなりに聴こえるけど、やはりこういう編成だとかぶりつきたい!
指板を打つ音も聴こえる距離。
大好きな曲なので何度も聴いている。
特にこのリサイタルにゆくことを決めてからはCD、映像Discで暇さえあれば聴いていた。
しかし、実際に、ナマで、実に緻密な音楽の緻密な演奏に接し、これまでのブラームスのイメージは一変した。
僕はこれまでブラームスの何を聴いていたのだろうか?
ブラームスを大雑把にいえば禁欲のロマンチストというイメージで捉えていた。ま、大抵その括りで音楽を受け止めることができた。
が、今回、「バイオリンとピアノの為のソナタ」全3曲を通してその溢れるエネルギーに圧倒された。そして題名どおり「ピアノの為のソナタ」でもあることを痛感した。
姉妹の丁々発止の掛け合い、合いの手、ヒタと寄り添うアンサンブルの妙。まさしく音楽を聴くという悦びに包まれた100分だった。
ワクチン副反応で内心から熱に浮かされていたのかもしれないけど、滅多に得られない知的な刺激と芳醇な体験を抱えて上気したまま帰途に着いた。
♪2021-52/♪東京文化会館-04
2021年5月4日火曜日
小林美樹 バイオリンリサイタル&トーク 〜Anthology
小林美樹:バイオリン
坂野伊都子:ピアノ
ドボルザーク(クライスラー編):スラヴ幻想曲
ブラームス(ハイフェッツ編):5つの歌曲 作品105から 第1番「歌が導くように」
ガーシュウィン(ハイフェッツ編):《ポーギーとベス》から「そんなことはどうでもいいのさ」
パガニーニ:カンタービレ
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
ヴィターリ:シャコンヌ
ルビンシテイン:2つのメロディ 作品3から第1番「へ長調のメロディ」
首藤健太郎編:さくら変奏曲
武満徹(森山智宏編):武満SONGSから「さようなら」、「恋のかくれんぼ」、「めぐり逢い」
シューマン(アウアー編):《ミルテの花》作品25から 第1番「献星」
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ
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メンデルスゾーン(クライスラー編):無言歌集から第25番「5月のそよ風」
モンティ:チャールダッシュ
全曲間に美樹嬢によりMC(解説〜エピソード)が入り、一曲一曲にとても共感を覚えながら名曲と妙技を楽しんで満足度120%!
先日のNHKBSクラシック倶楽部のインタビューでも人柄が偲ばれたが、あれはよそゆきで実際はもっと率直で気さくなのに驚いた。
昨秋発表したCD「Anthology」の発売記念コンサートということで、CD収録曲全11曲+2曲が演奏された。
特に素晴らしかったのは、
ヴィターリ:シャコンヌ、
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ、
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソは心にも腹にも染みわたり満腹状態。
終演後、コロナ禍では珍しく演奏家によるホワイエでのお見送りがあった。
彼女はステージで、サイン会でゆっくりお話ができないのが残念と話していたが、立話はできたので、ホンのごあいさつをしたが、気取りのない態度にますますファン度が昂じてきたよ。
来月のブラームス:ソナタ全曲が楽しみ!
♪2021-043/♪関内ホール-01
2019年7月6日土曜日
日本フィルハーモニー交響楽団 第349回横浜定期演奏会
西本智実:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
小林美樹:バイオリン*
プロコフィエフ:古典交響曲ニ長調 op.25
メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲 ホ短調 op.64*
プロコフィエフ:バレエ音楽《ロメオとジュリエット》op.64 から抜粋[西本智実版]
-----アンコール-----
J.S.バッハ:無伴奏バイオリンソナタ第3番からラルゴ*
プロコフィエフ:バレエ音楽《ロメオとジュリエット》op.64 から「ガヴォット」
独奏バイオリンの小林美樹は、ほぼデビュー時から聴いているがどんどん巧くなってきた。なんて達者な腕前だろう。
まったく、文句の付けようのない完璧な演奏というのが、むしろ欠点と言いたたいくらい。強いて難を言えば教科書っぽい…かな。ここ数日間で、辻彩奈、樫本大進というスグレモノの妙技を聴いた身には、あまりに健全で、かえって、その音楽性に距離を感じてしまうのだから困ったものだ。
第1曲の「古典交響曲」は腕慣らし。
メインの「ロメオとジュリエット」は組曲版ではなく西本得意のバレエ音楽全52曲からの13曲抜粋版だ(5年前にも同じ日フィル・西本指揮・みなとみらいホールで聴いた)。
指揮者によっては、抜粋版でも曲の組み合わせはまちまちだし、組曲版も種類が多いので、いろんな「ロメ・ジュリ」を聴く機会がある。そして何度も聴いているが、いつまで経っても有名な第13曲「モンタギュー家とキュピレット家」の音楽くらいしか頭に入っていないのだけど、<管弦楽>としては、各曲にいろんなオーケストレーションが駆使されていて面白い。
尤もバレエなしのバレエ音楽は、いつも味気ない思いがするが。
♪2019-095/♪みなとみらいホール-29
2017年8月9日水曜日
フェスタサマーミューザ2017 日本フィルハーモニー交響楽団 ≪コバケンの幻奏 - 夢・情熱≫
小林研一郎:指揮
小林美樹:バイオリン*
日本フィルハーモニー交響楽団
ドビュッシー:
小組曲〜1小舟にて、2行列、3メヌエット、4バレエ
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ*
マスネ:タイスの瞑想曲*
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
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アンコール
クライスラー:レシタティーヴォとスケルツォから"スケルツォ"*
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」から間奏曲
オールフランスものだった(アンコールを除く。)。
冒頭はオーケストラのみによるドビュッシーの「小組曲」。
元々はピアノ連弾曲を友人のビュッセルが管弦楽に編曲した。
これは原曲も今日と同じ管弦楽版も聴いたことがあったが、全4曲の第3曲目を聴くまで思い出せなかった。20歳代の作品なので、「牧神の午後への前奏曲」を機能和声を使って作曲したような音楽で、フランス音楽というよりドイツ音楽ぽく感じたが、ところどころに5音音階らしきフレーズも出てきて、その後のドビュッシーの作品を彷彿とさせる。
続いて、小林美樹と管弦楽によるサン=サーンスとマスネの有名曲。
バイオリン独奏者を迎えても協奏曲ではなくバイオリンが主体の管弦楽小品を聴かせるというのは、過去にもコバケン+日フィルで経験しているので、これはマエストロの好みなのかも。
2曲とも非常に美しいメロディーでこれはこれで楽しめた。
小林美樹を初めて聴いたのは2014年の3月、若手ソリストと指揮者による神奈川フィルとの共演だったが、あれから3年半で、容貌がすっかり大人びて美人になった。腕前の方は、上達しているのだろうけど、元々ヴィエニアフスキーコンクール2位という実力者だ。素人耳では分かるはずもなかろう。とてもメリハリのついた安定感のある音楽だった。
メインが「幻想交響曲」。100人近い特大オーケストラ。
何度もナマを聴いているが、その都度、聴きどころならぬ見どころを忘れてしまっているので、聴く度というか舞台を見る度に発見があって新鮮とも言えるが、ティムパニー2組を4人で演奏する箇所があったんだ。バスドラムも2台同時に、バスチューバも2本同時に演奏するし、なるほど迫力がある訳だ。オーボエのバンダがあることも今日始めて気が付いたが、次回聴く時には忘れてしまっているだろうな。
今日の日フィル、管も弦も高水準で、とりわけ低弦のアンサンブルがぞくぞくするほど綺麗だった。音に色気がある。
いつでも、どのオケでも「幻想交響曲」はハズレがないが、今日の演奏も満足度大だった。時々音楽で遊びが出るマエストロも、今日のプログラムでは遊ぶようなところもなく、正統的解釈を徹底していたように思う。
長崎に原爆が投下された8月9日ということで、アンコールにマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲が演奏されたが、これが心に染み込んだよ。
♪2017-136/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-22
2015年3月7日土曜日
神奈川フィルハーモニー管弦楽団第307回定期演奏会
