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2024年7月14日日曜日

TBSK管弦楽団 第15回定期演奏会 ”北欧”

2024-07-14 @ミューザ川崎シンフォニーホール



山上紘生:指揮
TBSK管弦楽団

アルヴェーン:スウェーデン狂詩曲第1番『夏至の徹夜祭』作品19
ニールセン:交響曲第5番
シベリウス:交響曲第2番


《️今年から鑑賞減量️》中なので、既に購入済みの定期や年間セット券以外はなるべく追加しないようにしているけど、夏は「シベ2」を聴きたい!
しかも会場は近所のミューザだ。
加えて指揮が山上紘生とあっては、是非聴きたい。
おまけに無料!

という訳で、手ぶらで出かけたが、早めに着いたので眺めの良い席に座れた。

今回は「北欧」がテーマ。
🇸🇪アルヴェーン「~狂詩曲」は初聴きだったが、驚いたよ。「きょうの料理」と同じ?
🇩🇰ニールセン「交響曲5番」も初聴き。近年、彼の作品を聴く機会が増えたが、今のところ何を聴いても面白い。前半終盤のスネアの連打・乱打が印象に残った。

後半、本命の🇫🇮シベリウス「交響曲第2番」。
これが実に良かった。

TBSK管弦楽団を聴くのは2回目。前回も巧いと思ったが、今回はそれ以上。面子の出身母体はバラバラだというが、良くまとまっているし、特に弦がアマチュアとも思えぬ。

今日は、2階席で見通しが良かったせいもあって、各部のやり取りや絡みも手に取るように分かり、とても有益で幸福な体験だった。

今日の新発見は、シベリウスのTimpの使い方の巧さ。管弦楽に実に多種多様な効果を与えていた。

山上紘生のタクトも良かったのだろう。
実演奏時間130分という長尺演奏会だったが、全く緩むことなく、大いに楽しめた。

♪2024-101/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-04

2021年8月22日日曜日

TBSK管弦楽団第12回定期演奏会

2021-08-22 @ミューザ川崎シンフォニーホール


久世武志:指揮
TBSK管弦楽団

ストラヴィンスキー:バレエ組曲「プルチネッラ」(1949年版)
ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45
プロコフィエフ:交響曲第5番 Op.100


TBSK管弦楽団は、初めて聴くアマオケ。
学生も含む全員2〜30歳代という若いメンバーによる。
ややザワザワしてはいたけど、ミューザの響きの良さに包まれてとても上手に聴こえる。いや実際、近頃のアマオケは総じて巧いが。
僕も大昔アマオケでギコギコしていたが、とても歯が立たない。

活動理念が「新奇性」を標榜するだけあって、「ロシア」をテーマにしても甘さを排して硬派重量級を揃えた。

初聴きはないけど数年に1回聴くような作品ばかり。

最初の組曲「プルチネッラ」は弦5部の配置が変わっていてチェロが上手客席側。どういう訳かアマオケにはこういう配置が多い。なので何か特段の理由があるとは思わなかったが、2曲目以降はバイオリンが対抗する配置で中にビオラ、チェロという普通の?配置になったので、やはり、「プルチネッラ」には別の陣形を取る意味があったのだ。でも、その意味が分からなかったが。

それに、弦5部は通常は1プルト(1本の譜面台)に2人が対になって並ぶが、「プルチネッラ」では各部のトップは1人で前に座った。これは、思うに、5人全員にソロがあるからなのか?
各部トップは対にならず、1人前に出た。独奏があるからか?
他の曲ではセオリーどおりに1プルト2名に。

そんな訳で弦の編成は、「プルチ〜」は変則だったのではっきり分からなかったが、他の2曲は対抗配置の12型。

昼間にモーツァルト・マチネで弦6〜8型の軽快さを楽しんだ数時間後にほぼ同じ席で12型を聴いて、音楽も全然違うのだけど、圧倒的な迫力に、これもまたオケを聴く楽しみなり。

♪2021-085/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-26