2024-07-14 @ミューザ川崎シンフォニーホール
山上紘生:指揮
TBSK管弦楽団
アルヴェーン:スウェーデン狂詩曲第1番『夏至の徹夜祭』作品19
ニールセン:交響曲第5番
シベリウス:交響曲第2番
しかも会場は近所のミューザだ。
加えて指揮が山上紘生とあっては、是非聴きたい。
おまけに無料!
という訳で、手ぶらで出かけたが、早めに着いたので眺めの良い席に座れた。
今回は「北欧」がテーマ。
🇸🇪アルヴェーン「~狂詩曲」は初聴きだったが、驚いたよ。「きょうの料理」と同じ?
🇩🇰ニールセン「交響曲5番」も初聴き。近年、彼の作品を聴く機会が増えたが、今のところ何を聴いても面白い。前半終盤のスネアの連打・乱打が印象に残った。
後半、本命の🇫🇮シベリウス「交響曲第2番」。
これが実に良かった。
TBSK管弦楽団を聴くのは2回目。前回も巧いと思ったが、今回はそれ以上。面子の出身母体はバラバラだというが、良くまとまっているし、特に弦がアマチュアとも思えぬ。
今日は、2階席で見通しが良かったせいもあって、各部のやり取りや絡みも手に取るように分かり、とても有益で幸福な体験だった。
今日の新発見は、シベリウスのTimpの使い方の巧さ。管弦楽に実に多種多様な効果を与えていた。
山上紘生のタクトも良かったのだろう。
実演奏時間130分という長尺演奏会だったが、全く緩むことなく、大いに楽しめた。
♪2024-101/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-04