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2019年12月16日月曜日

12月中席

2019-12-16 @国立演芸場

落語            古今亭始⇒湯屋番
落語   古今亭志ん五⇒ざるや
奇術   松旭斎美智・美登
落語   入船亭扇辰⇒家見舞
落語   柳亭燕路⇒抜け雀
 ―仲入り―
漫才   笑組
落語   桂才賀⇒カラオケ刑務所
粋曲   柳家小菊
落語   古今亭志ん輔⇒夢金

今年の聴き納めだったが、イマイチ締まらなかった。
今日に限っては聴く方も眠くてたまらなかったので噺家のせいばかりにはできないが、トリの志ん輔はとりあえず面白い噺だった。
落語ブームと言われて久しいが、この1年振り返っても収穫は乏しかったな。

♪2019-208/♪国立演芸場-18

2018年12月17日月曜日

国立演芸場12月中席

2018-12-17@国立演芸場


落語    入舟辰乃助⇒たらちね
落語            入船亭扇蔵⇒元犬
音曲バラエティ    東京ガールズ
落語            柳家さん八⇒短命
落語            古今亭志ん橋⇒岸柳島
     ―仲入り―
紙切り        林家楽一
落語           橘屋文蔵⇒道灌
曲芸           翁家社中
落語         入船亭扇辰⇒雪とん

今日も噺家がマクラで取り上げていたが、日本に落語家が800人(「前座」以上)いて、江戸時代以降で過去最大。空前の落語ブームだという。うち、東京に550人ほどが集中している。
彼らを階級制度(上方にはない。)によって区分すると、数字を丸めると「真打」350人、「二ツ目」120人、「前座」80人ということになる。

つまり、東京の落語界は完全に逆ピラミッドで、少子高齢化が甚だしい。「前座」から「真打」になれるまで、およそ15年。その前に見習いという期間もある。
中には「志ん朝・小朝・家禄」のように才能があって、「二ツ目」修行を4年前後で昇進した傑物もいるが、彼らは例外的存在だし、本当に力があるから問題ない。

しかし、年功だけで「真打」になった噺家こそ厄介な存在だ。
一度「真打」になると、「定年」がないから、死ぬまで現役だ。そして、近頃はなかなか死なない!

噺家希望者、入門者が増えると能力にかかわらず「真打」が増えることになる。「真打」の粗製乱造だ。

そこに反旗を翻した噺家たちがいて、主流派「落語協会」、準主流派「落語芸術協会」を飛び出し、現在のように「圓楽一門会」や「落語立川流」が生まれているが、東京の寄席(鈴本・浅草・末廣・池袋・国立演芸場)には「落語協会」か「落語芸術協会」のいずれかに属していなければ出られない。余談だが、なぜか「落語芸術協会」は鈴本には出ない。出られないのかもしれない。複雑な世界だ。
なお、立川流などはホール落語会などに活路を求めている。

ともかく、「真打」が粗製乱造されていることは今も昔も変わらない。結果、「落語」だけでは食ってゆけない噺家の方が多いというのが現実らしい。
噺家の暮らしぶりはともかく、落語ファンにとっても、お金を払って、前座、二ツ目の下手な芸を<噺家を育てるという寛容な気持ちで>聴いた後も次々と下手くそな「真打」の噺を聴かなければならないというのは悲しい。

今日など、まさにその図で、満足できたのは「紙切り」と「曲芸」だというのが情けない。


♪2018-173/♪国立演芸場-20