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2018年11月19日月曜日

平成30年度(第73回)文化庁芸術祭協賛 国立演芸場11月中席

2018-11-19@国立演芸場


落語          立川吉幸⇒寿限無
歌謡漫談    東京ボーイズ
落語          三笑亭夢丸⇒納豆屋
漫才          東京丸・京平
落語          立川談幸⇒二番煎じ
    ―仲入り―
講談           神田紫⇒春日局〜奴さん〜
落語           桂米福⇒長命
曲芸           ボンボンブラザース
落語           三笑亭茶楽⇒明烏

11月の興行は芸術祭協賛と銘打たれているがそれは名ばかり。
ルーティンのやっつけ仕事みたいな芸が多かった。
二ツ目の立川幸吉は滑舌は良いが「間」が無いので聴き辛い。

曲芸のボンボンブラザーズはいつも同じ芸だが憎めない。
漫才が2本。東京ボーイズもいつものように冴えないが、東(あずま)京丸・京平は酷い。引退を勧告するよ。

せめてものトリの茶楽には味わいがあった。


♪2018-149/♪国立演芸場-17

2017年12月4日月曜日

平成29年度12月上席

2017-12-04@国立演芸場

落語 三遊亭あら馬⇒金明竹
落語 雷門音助⇒八問答
落語 三笑亭小夢⇒時そば
落語 三笑亭可龍⇒幇間腹
漫才 東京丸・京平
落語 雷門助六⇒春雨宿
    ― 仲入り ― 
コント コント青年団
落語 三遊亭圓丸⇒親子酒
奇術 松旭斎小天華
落語 三笑亭可楽⇒尻餅

前半は寝不足からほぼ爆睡。その間によく寝ている僕を漫才がネタに使っていたと隣席の友人から聞く。腹も立たないけどそんなお客のいじり方では芸の未熟を晒すようなもの。
一方、後半の「コント青年団」は観客全体を病院の待合室に見立てて世相批判も折込み爆笑の渦。初めて聴いたがこれは楽しみなグループだ。

トリの可楽は2度目だが、今回も「尻餅」だった。そもそもあまり面白くない話であるのに加えて時間切れでスッキリしない終わり方だった。

落語の構造は「マエオキ、マクラ、本題、オチ、ムスビ」から成るという説があるが、そうだとすれば、前置きや結びにはほとんど意味がない。やはり、マクラ、本題、オチ(サゲとも言う。)こそが実体だ。特にその都度、人によっても変わるマクラの工夫が本題の面白さを引き立てると思う。
今日の可楽師匠は、マクラが本題とあまりに遠い話でその上無駄に長く、本題が短くなってしまって…というかその先を思い出せなかったのかもしれないのだけど…残念だった。
82歳と言っていたかな、もう人間も枯れて、芸も枯れて、その訥々とした語り口は魅力もあるのだけど、話がまとまらないのではさっぱりだよ。

♪2017-194/♪国立演芸場-019

2016年11月19日土曜日

国立劇場開場50周年記念 平成28年度(第71回)文化庁芸術祭協賛 11月中席

2016-11-19 @国立演芸場


落語 春雨や晴太⇒寄合酒
落語 春雨や風子⇒猫と暮らせば
奇術 小泉ポロン
落語 三笑亭河龍⇒つる
漫才 東京丸・京平
落語 桂伸乃介⇒真田小僧
―仲入り―
落語 桂右團治⇒稽古屋
落語 三遊亭小南治⇒長短
俗曲 桧山うめ吉⇒京の四季
落語 三遊亭夢太郎⇒竹の水仙

あぜくら会に入ったのがきっかけで国立演芸場へ出かけるようになってこれで15回目だったが、だんだんと耳が肥えてきた?のか、単に眠くてシャキッとできなかっただけなのか分からないけど、全体が面白くなかった。と言うか、さっぱり気分が乗れなかった。

落語といえば、最近は、大好きな志ん朝のDVD16枚組を買ったので、時間があれば観ているが、彼は本当に巧い。あの巧さが一つの基準になってしまうと、もう誰を聞いても物足りないのが悲しい。

桂右團治にはちょいとびっくり。
最近は女性の噺家も珍しくはないけど、これまで聴いたのは前座か二ツ目で、真打ちは初めてだった。
彼女の存在を知らなかったのでこの人は男なのか女なのかなかなか判別がつかなかった。
着物は黒っぽくて無地だし、まったくのすっぴんで髪型も少年のようなので声の調子が男性にしては高いというくらいだ。まあ、そのうち女性らしいなと確信はできたけど。

しかし、古典落語は噺の内容が基本的に男の世界なので女性が話してもどうも馴染まない。違和感がある。この人は新作で勝負すべきじゃないかなあ。それにもう少し女性らしさを出すべきだ。
男の真似をしているとしか見えない。

2016-157/♪国立演芸場-15