落語 春雨や風子⇒猫と暮らせば
奇術 小泉ポロン
落語 三笑亭河龍⇒つる
漫才 東京丸・京平
落語 桂伸乃介⇒真田小僧
―仲入り―
落語 桂右團治⇒稽古屋
落語 三遊亭小南治⇒長短
俗曲 桧山うめ吉⇒京の四季
落語 三遊亭夢太郎⇒竹の水仙
あぜくら会に入ったのがきっかけで国立演芸場へ出かけるようになってこれで15回目だったが、だんだんと耳が肥えてきた?のか、単に眠くてシャキッとできなかっただけなのか分からないけど、全体が面白くなかった。と言うか、さっぱり気分が乗れなかった。
落語といえば、最近は、大好きな志ん朝のDVD16枚組を買ったので、時間があれば観ているが、彼は本当に巧い。あの巧さが一つの基準になってしまうと、もう誰を聞いても物足りないのが悲しい。
桂右團治にはちょいとびっくり。
最近は女性の噺家も珍しくはないけど、これまで聴いたのは前座か二ツ目で、真打ちは初めてだった。
彼女の存在を知らなかったのでこの人は男なのか女なのかなかなか判別がつかなかった。
着物は黒っぽくて無地だし、まったくのすっぴんで髪型も少年のようなので声の調子が男性にしては高いというくらいだ。まあ、そのうち女性らしいなと確信はできたけど。
しかし、古典落語は噺の内容が基本的に男の世界なので女性が話してもどうも馴染まない。違和感がある。この人は新作で勝負すべきじゃないかなあ。それにもう少し女性らしさを出すべきだ。
男の真似をしているとしか見えない。
2016-157/♪国立演芸場-15