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2020年8月12日水曜日

8月中席第2部

 2020-08-12 @国立演芸場


落語 桂南太郎⇒
平林
落語 桂宮治⇒上燗屋
落語 三遊亭兼好⇒夏泥
落語 三遊亭笑遊⇒幽霊の辻
俗曲 桧山うめ吉
落語 三遊亭円楽⇒読書の時間


TVでの人気者が揃って満員御礼。
先日の上席なんかガラガラだったのに。

確かに今日は高水準だった。
滅多に聴かない前座も巧かった。

二つ目ながら桂宮治は慣れたものだし、三遊亭兼好は軽さがいい。
三遊亭笑遊の捉えどころのないおかしさ。

円楽はイマイチだが。

♪2020-038/♪国立演芸場-04

2016年12月8日木曜日

国立劇場開場50周年記念 平成28年度12月上席

2016-12-08 @国立演芸場


落語  桂馬ん次⇒転失気
落語  桂宮治⇒棒鱈
落語  春風亭小柳⇒新聞記事
落語  三笑亭可龍⇒宗論
コント   コントD51
落語  桂伸治⇒寝床
   ― 仲入り―
講談  神田紅⇒南部坂雪の別れ
落語  桂歌蔵⇒長短
奇術  マジックジェミー
落語  三笑亭可楽⇒尻餅

本日の収穫は神田紅の講談。
12月ということで、忠臣蔵の物語から「南部坂雪の別れ」。
大石内蔵助が内匠頭の妻瑤泉院に討ち入り決行目前に最後の別れに訪問する話だ。
ここで蔵之介は間者の耳目を恐れて偽りの仕官話で瑤泉院を失望させ、怒らせてしまうが、瑤泉院の側で仕える女性に旅日記と称して託した巻物が、その夜吉良側の間者によって盗まれそうになったことから、それが討ち入りに参加する義士たちの連判状であったことが分かり、瑤泉院は自分の短慮を詫び、蔵之介に感謝する。
講談としての聴きどころは、瑤泉院が側女に義士の名前を全員読ませるところだ。もちろん講釈師は完全に暗記していてよどみなく四十七士の名前が出てくるのに、話の内容とは別に感激してしまう。

なんだか、歳のせいか、昔は斜に構えていた忠臣蔵の物語が、やけに胸を熱くさせる。


2016-172/♪国立演芸場-16