2025年6月15日日曜日
都響スペシャル
2024年3月1日金曜日
新国立劇場オペラ研修所修了公演「カルメル会修道女の対話」
2023年12月5日火曜日
みなとみらいランチタイムコンサート 東京六人組
2023年2月16日木曜日
白熱の室内楽!<チーム・ソワレ> 藤木大地 & みなとみらいクインテット -あいのうた-


2022年12月6日火曜日
神奈川フィル”ブランチ”ハーモニーin かなっく Vol.5 〜神奈川フィル首席チェリスト 門脇大樹による 朝のチェロ名曲〜
2022年6月17日金曜日
第1960回 NHK交響楽団 定期公演 池袋C-1
2022年3月25日金曜日
東京・春・音楽祭 岡本侑也(チェロ)&河村尚子(ピアノ)
2020年12月4日金曜日
ともよあずさ 〜ウィンターコンサート2020〜
2020-12-04 @みなとみらいホール
堀部ともよ:ピアノ*
中村梓:マリンバ**
①モーツァルト:バイオリン・ソナタ イ長調 K305から第1楽章
②クリストファー・ノートン:ノヴェンバー・イヴニング**
③プーランク:即興曲から*
第7番
第12番「シューベルトを讃えて」
第15番「エディットピアフを讃えて」
④一柳慧:パガニーニパーソナル
⑤フランク:バイオリン・ソナタ イ長調
----ENC---------
ベートーベン:バイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 第3楽章
* ** はソロ演奏
このデュオは今年の年初に初めて聴いたが、その時はピアノとマリンバという同じ鍵盤楽器の組み合わせでは妙味に欠けるのではと思っていたが、実際に聴いてみるとそうでもなかった。
マリンバに詳しくないけど、あずさ嬢のはとても大きく、グランドピアノに負けない迫力と繊細なトレモロが美しく、案外面白い組合せだ。
デュエットの他に各自ソロもあり。
あずさ嬢の演奏曲は作曲家も初めて。ジャズっぽい現代曲で4本マレットを操って見た目にも楽しめる。
ともよ嬢はプーランクの即興曲から3曲。初めて聴いたがいずれも親しみやすい音楽を好演。
デュエットでは一柳慧「パガニーニパーソナル」がピアノとマリンバのオリジナルで、これも初聴きだったが緊張感漂う演奏だった。小品とはいえ10分近い。この組み合わせではどうしてもマリンバの妙技が目立つが、ピアノもなかなか手強そうだったな。
メインはフランクのバイオリン・ソナタ。
数あるバイオリン・ソナタの中でもとても人気のある曲だけに、バイオリンをマリンバに置き換えてどうなのか…、と思ったが、これも始まってみると違和感もなく、これはこれで一つの世界だった。
舞台の運び方に不慣れを感じたが、それもご愛嬌ということで。
https://youtu.be/Rb_JbOo2QIc
♪2020-091/♪みなとみらいホール-26
2020年9月11日金曜日
新日本フィル:#33ルビー<アフタヌーン コンサート・シリーズ>
2020-09-11 @すみだトリフォニーホール
矢崎彦太郎:指揮
三浦文彰:バイオリン*
新日本フィルハーモニー交響楽団
ビゼー:カルメン組曲第1番
サン=サーンス:バイオリン協奏曲第3番ロ短調 op. 61*
プーランク:シンフォニエッタ
---Enc------------
ヴュータン:アメリカの思い出『ヤンキー・ドゥードゥル』*
ラヴェル:「クープランの墓」から
随分久しぶりのトリフォニー。
矢崎彦太郎という指揮者は初めて。
パリ在住で仏ものが得意らしい。で、全曲仏作品。
サン=サーンスのVn協は随分久しぶりで、プーランクもいろいろ小物を聴いているけど「シンフォニエッタ」は初聴きだったが、いずれも面白かった。
冒頭「カルメン」でえらくオケの音が綺麗だなと思ったが、音楽の割に弦の編成が小さかったことがざわつきを抑えて良い効果を生んだのかもしれないが、一方で弦の厚みは不足。
しかしVn協ではそれが独奏を引き立てて三浦くんのストラディが良く鳴った。
プーランクは管が多彩に響いた。
それにしても三浦くんと管楽器以外は全員マスク姿というのは異様だよ。
最近聴いた読響、東響そして新日フィルとオケによって対処方針がバラバラだし、そもそもマスクは何の為?
近く、全席お客を入れるようになるらしいが、舞台の側も陰性確認をしてノーマスク&本来配置で頼むよ。
継続記念にCDをもらった。
去年の10月定期#26の録音でバルトークの「管弦楽の為の協奏曲」だ。
N響、読響、神フィルなども自演CDをくれるもののあまり好録音はないが、このCDはなかなか良く録れている。僕も会場で聴いている日の録音なので、拍手の中にほれ、僕のも聞こえるぞ!
♪2020-048/♪すみだトリフォニーホール-02
2019年7月1日月曜日
みなとみらいクラシック・マチネ~名手と楽しむヨコハマの午後〜 辻彩奈バイオリン・リサイタル
辻彩奈:バイオリン
碓井俊樹:ピアノ
【第1部】
サン=サーンス:ハバネラ Op.83
プーランク:バイオリン・ソナタ FP119
ラヴェル:バイオリン・ソナタ ト長調
【第2部】
ショーソン:詩曲 Op.25
サン=サーンス:序奏とロンドカプリチオーソ Op.28
フランク:バイオリン・ソナタ イ長調 FWV8
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マスネ:タイスの瞑想曲
フォーレ:夢のあとに
辻彩奈を初めて聴いたのは、たぶん、2年前の「熱狂の日」にオーヴェルニュ室内管弦楽団(その日は管楽器なしの約20名の弦楽合奏団だったが。)のソリストとして登場した時で、若い(19歳?)のにしっかりとリードしているのが印象的だった。
2回目は、昨年末に、ミューザで東響の恒例<秋山第九>定番の「四季」〜春冬〜への登場だったが、「第九」の添え物とも思えない明瞭で雄弁な弾きっぷりに驚いた。
それで、今回のリサイタルは大いに楽しみだった。
さて、今回は、両部通してフランス音楽集だ。
プーランクのソナタやショーソンの「詞曲」は初聴きだったし、ラヴェルのソナタもフランクのソナタほどには馴染んでいない。しかし、どれもこれもすべて心地よい。
実に明瞭な音色で音楽が闊達だ。
曖昧なところが全然ない。
その音色を聴いているだけでも満足できる演奏だ。
彼女に貸与されている楽器は、ガダニーニの作(1748年製)だそうな。名器は必ずしも鳴り易いというものではないそうだが、見事に豊かな音色を響かせてくれた。
もとより、みなとみらいホールの小ホールはホール自体が楽器のようによく鳴り響くが、そこで才人が名器を使いこなすと、かくも幸福な世界が出現するのか、という感動を覚えた。
初めて神尾真由子の演奏を聴いたのも、東響の<秋山第九>の「四季」で、その時のかなり強力な印象が今も残っているが、若き日の(今でも十分若いけど…)神尾真由子の登場と形も同じだったが、音楽性も類似点があるように感じた。
次の機会には、やはりベートーベン、ブラームスやシューマンなど独墺音楽をたっぷり聴きたいものだ。
余談:この「クラシック・マチネ」シリーズは1部と2部に分かれて、どちらか一つの演奏会だけを買うこともできるので、以前は時間の遅い2部だけを年間セットで買っていたものの、結局はプログラムを見て1部も聴きたくなって追加購入することがしばしばだったので、前季から1部〜2部の通しの年間セット券を買っている。
この両方を聴いて1日1,800円(年間6公演中2公演は2,700円)という信じられないような料金で、かてて加えてホールの会員はさらに割引があるので、もう、本当に申し訳ないようなありがたさだ。
♪2019-092/♪みなとみらいホール-28
2019年5月19日日曜日
華麗なるコンチェルトシリーズ〜絢爛たるフレンチ・デュオ 児玉麻里&児玉桃
熊倉優:指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
児玉麻里:ピアノ*
児玉桃:ピアノ*
フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」から前奏曲、糸を紡ぐ女、シシリエンヌ、メリザンドの死
サン=サーンス:動物の謝肉祭*
フォーレ:ドリー組曲*(連弾)
プーランク:2台のピアノのための協奏曲ニ短調FP61*
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チャイコフスキー:「くるみ割り人形」から「金平糖の踊り」*
児玉桃は以前、みなとみらいホールで聴いたことがあった。やはりフランス音楽だった。
児玉麻里は初めて。
もっとも、今回はピアノデュオと連弾なので、各人の特徴…があるとしても聴き分けられなかったと思う。
最初にオケだけでフォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」から前奏曲、糸を紡ぐ女、シシリエンヌ、メリザンドの死が演奏された。「シシリエンヌ」は器楽曲としても色んな形(特にチェロとピアノ)で演奏されるので、よく知っていたが、他の曲は都響、N響などで何度も聴いているのに、全く覚えていなかった。
「動物の謝肉祭」から児玉姉妹の登場だ。
2台のピアノとオーケストラのための作品なのでピアノはお互いが向かい合わせだ。下手が姉の麻里、上手が妹の桃で、この配置はプーランクでも同じ。最後のアンコールでは上・下が入れ替わった。因みに1台のピアノを2人で弾く連弾では高域が麻里、低域が桃の受け持ちだった。
「動物の謝肉祭」では室内オーケストラのような小規模編成の神奈川フィルが実に良い響きだった。
この曲も初めてではなく何度も聴いているが、オケは弦5部のほかは管楽器がフルートとクラリネット各1本に鉄筋・木琴?各1台ずつという編成で、弦の規模も全員で20名くらいだった。元々、そういう編成で書かれているらしいが、僕のあやふやな記憶ではこれまで聴いたオケの編成はもっと大掛かりだったように思うがどうだったのだろう。
ま、ともかく、その小規模オケの弦のアンサンブルが、あまり高域が出てこないということもあって、心地の良いこと。ここにピアノが強打した時に、えも言われぬシンフォニックな響が生まれる。
プーランクは珍しい。
ほぼ3年前に同じ神奈川フィル(ピアノ:田村響&佐藤卓史)で聴いたことがあったが、全然覚えていない。とはいえ、面白い音楽ではあった。
第1楽章は現代のミニマル音楽の先駆けのようでもあるが、何だか泥臭いところがある。
第2楽章はモーツァルトのピアノ協奏曲第20番第2楽章のパロディみたいだ。
第3楽章もプーランクの過去作を引用しているらしいが、どことなくお遊びのような雰囲気だ。
アンコールだけ、フランスものではなかった。彼女たちは子供の頃からフランスで育って、桃は今もパリに住んでいるらしいが、全体として、フランスの香りがしたのかどうかは当方の鼻が鈍いのでよく分からないが、楽しめるコンサートではあった。
♪2019-067/♪みなとみらいホール-17
2018年12月16日日曜日
東京工業大学管弦楽団第159回定期演奏会
末永隆一:指揮
東京工業大学管弦楽団
村本麻里子:オルガン*
ドボルザーク:序曲「謝肉祭」
シベリウス:交響曲第6番ニ短調 作品104
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 作品78「オルガン付き」*
---アンコール---
プーランク:組曲「牝鹿」から「フィナーレ」
東京工業大学管弦楽団がサン=サーンスの交響曲第3番、所謂「オルガン付き」をやるというので、昼のミューザ東響に続いてのハシゴ。
大学オケは一般に市民オケより大抵レベルが高い…という経験則から来た期待を裏切らずかなり巧い。
弦も透明感がある。特に第1バイオリン群は昼のプロオケより耳障りがな音が少ない。
さりとて、やはりプロの持つレベルとはちと違う。
なにやら、音の線が細過ぎて全体として湧き上がってくる熱量に不足していた。
また、アマチュアだからやむを得ないか、年に2度の晴れ舞台で、緊張しているのだろう、いずれも表情が硬く、音楽を楽しんでいる風ではない。も少し愛嬌も振り撒いてくれたら良かったけどなあ。ま、これは指揮者の責任でもあるけど。
2016年7月11日月曜日
みなとみらいクラシック・マチネ~毛利文香 バイオリン・リサイタル~
2016年4月9日土曜日
神奈川フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会みなとみらいシリーズ第318回
2014年10月29日水曜日
みなとみらいクラシック・クルーズ Vol.61 神奈川フィル名手による室内楽③
鈴木一成:ファゴット(神奈川フィル首席)
久下未来:ピアノ
サン=サーンス:ファゴットとピアノのためのソナタ 作品168
F・プーランク:オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲 FP43
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アンコール
ベートーベン:3つの二重奏曲第1番 ハ長調 WoO.27 から第1楽章