ラベル ライヒ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ライヒ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年2月7日火曜日

神奈川フィル”ブランチ”ハーモニーin かなっく Vol.6 〜神奈川フィル打楽器アンサンブル〜

2023-02-07 @かなっくホール



篠崎史門:首席ティンパニ奏者
清水由喜男:ティンパニ・打楽器奏者
堀尾尚男:ティンパニ・打楽器奏者
岡田満里子:ティンパニ・打楽器奏者

フィリドール兄弟:2組のティンパニのための行進曲
アクトン・オストリング:打楽器の為の組曲
スティーヴ・ライヒ:クラッピング・ミュージック
ジョン・ケージ:リビング・ミュージック




「神奈川フィル”ブランチ”ハーモニーin かなっく」シリーズ6回目。
今日は珍しいことに、打楽器のアンサンブルだ。かなっくHのレジデンスアーチストでもある篠崎史門を中心に4名がいろんな打楽器を使い分けて、打楽器音楽を追求する?興味深い企画だ。

このシリーズでは、神フィル主幹の榊原氏が上手なMCで進行するので面白く聴くことができる。

4人の作曲家の4つの作品だったが、最初の2人は名前も知らなかった。また音楽も予想を超えるものではなかった。

残る2人のうち、まず、ライヒ。
手拍子音楽?の発明者?
客席も参加したが僕は途中でリズムについてゆけなくなった🥵。幼稚園のお遊戯じゃないぞ…とか考えてはいけない。

最後は有名なジョン・ケージの作品。
リビング・ミュージックは一応4楽章?作品で、楽譜もある。舞台をリビングに見立ててソファーやテーブルを配置し、普段着に着替えた奏者がくつろいだ風で箸やスプーン、机を手で叩いたり、声だけの合奏もある。

こういう「音楽」に感動は無縁だが、考えさせられた。「音楽」ってな〜に?

♪2023-023/♪かなっくホール-03

2016年5月18日水曜日

東京都交響楽団第807回 定期演奏会Bシリーズ

2016-05-18 @サントリーホール


クリスチャン・ヤルヴィ:指揮
東京都交響楽団

ペルト:フラトレス~弦楽オーケストラとパーカッションのための(1977/91)
ペルト:交響曲第3番(1971)
ライヒ:デュエット~2つの独奏バイオリンと弦楽オーケストラのための(1993)
ライヒ:フォー・セクションズ(1987)

現代音楽は苦手、というより嫌い。ややこしいのを聴いている時間があればしっとりした耳に馴染んだ古典を聴きたい。

しかし、アルヴォ・ペルトは30年ほど前にひょんなことから「ヨハネ受難曲」を聴いて、これはすんなりと受け入れることができた。
現代音楽なのに思い切り古風で、教会旋法なども使っているのだろうか。とにかく、ヒーリング音楽という好印象を持っていた。

交響曲第3番は初聴きだったが、抵抗無しに入ってくる。
指揮のクリスチャン・ヤルヴィもペルト同様エストニア出身で、交友もあるそうだからヤルヴィ家にはお手のものなのだろう。

一方のライヒはミニマル音楽で有名だ(ペルトもミニマル音楽家リストに入っているようだが、僕の印象ではぜんぜん違う。)。
これも楽しめない訳ではないけど、ミニマル音楽そのものがコピペで仕上げた安直なお遊びのように思えて好きではない。
今なら素人がコンピュータを使って似たようなものなら作り出すことができる。ちょっと変わっているというのが面白いという程度でしかないように思える。

クリスチャン・ヤルヴィは、N響の首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィの弟だ。親父さんも有名なネーメ・ヤルヴィだ。
クリスチャンは若いだけあって、時々指揮台からジャンプしていた。


♪2016-069/♪サントリーホール-04