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2025年6月7日土曜日

日本フィルハーモニー交響楽団 第771回東京定期演奏会

2025-06-07 @サントリーホール



ガボール・タカーチ=ナジ:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団

ミクローシュ・ペレーニ:チェロ*

ドボルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 作品104*
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲変ロ長調 Op.56a*
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」
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J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007から第2曲アルマンド*
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」から第3楽章





ペレーニは初聴き。写真で見るよりずっとおじいさん。
きれいな音だけど、やはり、物足りない。
この頃、管打楽器とPf以外の協奏曲は”生”では無理じゃないかという気がしてきたよ。

自分の聴力の問題だろうか?
そうではないと思う。室内楽じゃなんの不満も感じないもの。2千人ホールではPA付けたらいいと思うがなあ。

タカーチ=ナジは1W前に横浜定期で聴いたばかり。弦をとことん抑えてどうかと思ったが、今日はそうでもなく、日フィルの弦の美しさは健在だ。

横浜では、本編のつまらなさをEncのルーマニア民俗舞曲で一挙に大逆転して満足させてくれたが、Encも正統派でむしろつまらない。

タカーチは陽気な愛想の良い人で、CCが盛り上がる。
いやはや、オケも何度も客席に頭を下げさせられていておかしかったよ。

♪2025-073/♪サントリーホール-07

2025年5月31日土曜日

日本フィルハーモニー交響楽団 第407回横浜定期演奏会

2025-05-31 @みなとみらいホール



ガボール・タカーチ=ナジ:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
三浦謙司:ピアノ*

シューベルト:交響曲第7番ロ短調 D759「未完成」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467*
コダーイ:組曲《ハーリ・ヤーノシュ》 op.15
 (ビオラ独奏:安達真理)
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シューマン:3つのロマンスから第2番*
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲





昨日、神フィル室内楽でバルトークとコダーイを聴いた。
コダーイなんて、「ハーリ・ヤーノシュ」くらいしか知らないなあ、と思っていたが、今日、プログラムはすっかり忘れて出かけたら、なんとその「ヤーノシュ」がメインだった。

全3曲とも、珍しく楽しめなかったが、最後の最後のオケEncがなんとバルトークの「ルーマニア民俗舞曲」で、これも昨日Vn+Pf版を聴いたばかり。
しかし、これが良かった。9回2アウトから満塁ホームランで逆転勝利という感じ。


シューベルトは冒頭のVc(+Cb)の音があまりに弱音すぎて音楽になっていない、と感じた。Vnの刻みも極端に小さい。それでいて、Ob+Clの主題は、弦の序奏に見合うような弱音は出せないので、浮いてしまっている。このアンバランスでもう興醒めした。
その後の2曲でも、弦(特にVc)は極端なほど抑えられている。

モツPf協21番も、弦は10型なのはいいが、弦全体が抑制されているのでモダンピアノが(かなり抑え気味に弾いていたがそれでも)浮いてしまう感じで、全体のバランスが良くない。

オケ自体は、良い演奏だと思ったが、タカーチの独自さについてゆけなかったよ。

しかし、Encが上出来で、終わりよければすべてよし。
ご本人も相当ご満悦で手応えを感じたんだろうな。

♪2025-069/♪みなとみらいホール-13