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2018年11月5日月曜日

ハマのJACK 第40回定期演奏会 オール・シューベルト。プログラム

2018-11-05 @みなとみらいホール


鵜木絵里:ソプラノ
海野春絵:ピアノ
横手梓:ピアノ
柴田祥子:ピアノ
三又治彦:バイオリン
白井篤:バイオリン
村松龍:ビオラ
海野幹雄:チェロ
松井理史:コントラバス

≪オール・シューベルト・プログラム≫
●「鱒」D.550--鵜木絵里/海野春絵
●4つの即興曲 D.935から第3曲--横手梓
●岩の上の羊飼い D.965--鵜木絵里/村松龍/海野春絵
●華麗なロンド ロ短調 D.895--三又治彦/柴田祥子
●ピアノ五重奏曲「鱒」イ長調 D.667
    --白井篤/村松龍/海野幹雄/松井理史/海野春絵
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アンコール
アベマリア--ソプラノとピアノ五重奏

これまでにハマのJACKの演奏会は、オール・ラヴェル、オール・シューマンの演奏会を聴いたが、今回はオール・シューベルトだ。
歌曲、ピアノ曲、バイオリン+ピアノ、最後にピアノ五重奏曲とバラエティに飛んだ選曲で、歌曲「鱒」に始まり最後は室内楽の「鱒」と、順番にも工夫がある。

「4つの即興曲」は好きな作品で、中でも第3曲は「ロザムンデ」から採った主題と5つの変奏曲で、多分、全4曲中一番有名で実に心地良い音楽だ。

最後に大物のピアノ五重奏曲がこれまた素晴らしい。
自由席だったので、最前列のど真ん中で楽しんだ。

4種類の弦楽器とピアノが絡み合う様子が目の前に見え、耳にもクリアに聴き取れる。
音楽は目で聴くむもの…が持論だが、室内楽の醍醐味を間近で味わうことができた。

因みに、
白井はN響第2バイオリンの次席。
三又(みまた)もN響第2バイオリン奏者。
海野は父が元N響のコンマスだった海野義雄。ソロ活動や室内楽が主体のようだ。
この3人が横浜在住ということで、NPO法人「ハマのJACK」を中心となって運営しているらしい。
村松もN響ビオラ奏者。

♪2018-141/♪みなとみらいホール-31

2017年11月7日火曜日

ハマのJACK 第36回定期演奏会 秋 オール・ラヴェル・プログラム

2017-11-07 @みなとみらいホール


白井篤、三又治彦⇒バイオリン
村松龍⇒ビオラ
海野幹雄⇒チェロ
三又瑛子、柴田祥子、海野春絵、横手梓⇒ピアノ

〜オール・ラヴェル・プログラム〜
バイオリンとピアノのためのソナタト長調
 白井篤 (Vn)、三又瑛子(Pf)
弦楽四重奏曲ヘ長調
 白井篤、三又治彦 (Vn)、村松龍(Va)、海野幹雄(Vc)
ラ・ヴァルス
 柴田祥子(Pf)、海野春絵(Pf)
ピアノ三重奏曲イ短調
 三又治彦 (Vn)、海野幹雄(Vc)、横手梓(Pf)

ハマのJACKという横浜在住の演奏家たちの小集団のリサイタルは3年ぶり。前回はオール・シューマン・プログラムだったが、今回はオール・ラヴェル・プログラム。
メンバーのうち、バイオリンとビオラの3人はN響のメンバーなので顔はよく知っている。

ラヴェルのソナタや室内楽は普段からあまり聴かない。バイオリンとピアノのためのソナタと弦楽四重奏曲はCDを持っているので、なんどか聴いたが格別惹かれるものはない。
それで、今回のオール・ラヴェル・プログラムはラヴェル室内楽開眼に良い機会だと思った。

どの作品も、それぞれに2人〜4人の絡み合いが面白く、ラヴェルの精緻な音楽の作りが管弦楽の形より、一層明瞭に分かる気がした。
開眼できたかどうかは心もとないけど、耳の肥やしにはなったろう。

♪2017-172/♪みなとみらいホール-41