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2024年1月11日木曜日

尾城杏奈ピアノリサイタル

2024-01-11 @さくらプラザホール


尾城杏奈:ピアノ

ジャン・フィリップ・ラモー:
 新クラヴサン組曲集 第1番(第4組曲)ガヴォットと6つのドゥーブル
 新クラヴサン組曲集 第2番(第5組曲)エジプトの女
セザール・フランク:
 プレリュード、コラールとフーガロ短調
クロード・ドビュッシー:
 喜びの島イ長調
オリヴィエ・メシアン:
 (幼子イエスにそそぐ20のまなさし>から
  第1曲<父なる神のまなざし>
  第2曲<星のまなざし>
  第10曲<喜びの聖霊のまなざし>
  第15曲<幼子イエスの口づけ>
  第20曲く愛の教会のまなざし>
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スクリャービン:ワルツ作品38
リスト:ラ・カンパネラ



尾城杏奈は21年に神フィル・新人演奏会で聴いた。その時もラヴェルのPf協。
この春芸大院卒業予定を機に地元でのリサイタル。
本篇は徹頭徹尾もの。この姿勢が立派。

初聴きのメシアン大作(40分)も案外聴きやすい音楽で楽しめた。

♪2024-004/♪さくらプラザホール-01

2021年2月27日土曜日

神奈川フィル フレッシュ・コンサート Vol.15 未来を奏でる神奈川の新星たち

2021-02-27 @県立音楽堂

岩村力:指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団

バイオリン:小島孝恵♡
ピアノ:尾城杏奈♢


モーツァルト:歌劇「劇場支配人」k486 序曲
モーツァルト:バイオリン協奏曲第3番ト長調 K216♡
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調♢

神フィルが主催して神奈川県縁の若手にオケ共演の機会を与えている。
このシリーズで小林美樹も大江馨も阪田知樹も初めて聴いた。

今日の新星たちは小島孝恵(バイオリン:藝大高2年)と尾城杏奈(ピアノ:藝大修士1年)だった。

2人ともあれやこれやのコンクールに入賞して実力は十分。
安心して聴いておられた。

小島はモーツァルト:バイオリン協奏曲第3番を弾いたが、5か所のカデンツァは自作というから驚き。全然違和感なかった。

緊張からかなかなか笑顔が出なかったが笑うとアイドルみたいに可愛い。

尾城はラヴェルの協奏曲。鞭で始まり、ゴジラの音形で馴染みが深い。相当難しいのだろうが既に東響などとも共演歴があり、落ち着いたもの。

いずれ、小林美樹、大江馨や阪田知樹などと並んで神奈川出身の演奏家たちが日本の…いや、世界の楽壇を華やかに賑わせて欲しいものだ。

今日の神奈川フィルの演奏が実に素晴らしい。

弦10型の小規模編成だと音楽堂のサイズにもよく調和するのか、硬めの響きだがシャキシャキとして小気味よく、生オケを聴く喜びに浸った。

♪2021-19/♪県立音楽堂-03