2024年12月4日水曜日
東京都交響楽団 第1012回 定期演奏会Bシリーズ
2024年1月24日水曜日
クァルテット・インテグラ 山崎伸子プロデュース 輝く若手演奏家による「未来に繋ぐ室内楽」Vol.7
2023年12月6日水曜日
第1999回 NHK交響楽団 定期公演 B-1


2023年7月30日日曜日
横浜交響楽団 第725回定期演奏会 【サマーコンサート】
2023年7月11日火曜日
タレイア・クァルテット -重厚で繊細な弦楽四重奏の響き-
2023年5月24日水曜日
第1982回 NHK交響楽団 定期公演 B-1
2022年7月29日金曜日
フェスタサマーミューザ2022 読売日本交響楽団 ≪告別と絶筆。一期一会のシンフォニー≫
2021年9月15日水曜日
第1937回 NHK交響楽団 定期公演 B-1
2021-09-09 @サントリーホール
鈴木秀美:指揮
NHK交響楽団
J.S.バッハ:組曲第3番ニ長調 BWV1068
C. P. E. バッハ:シンフォニア 変ロ長調
C. P. E. バッハ:シンフォニア ニ長調
ハイドン:交響曲第98番変ロ長調 Hob. I-98
最初の2曲は弦+チェンバロ(通奏低音)のみ。
残りの2曲は管打も入った。
弦編成は最初が8型。残りは10型。
このプログラムは、珍しい、面白い企画だと思うけど、これをN響が定期でやるのかなあ、という疑問は拭えず。
何より、中途半端な古楽アプローチにスッキリしない。
次男作はそもそも聴いたことがなかった。
ハイドンの98番も生は初めて。
しかし、この聴き馴染みの薄い3曲が面白かった。
これらに共通するのは、作曲家の発明心というか、遊び心だ。
その後の交響曲とは音楽の性格が違ったし、演奏場所や目的が違ったからこういう冗談ぽいのも歓迎されたのだろう。
ハイドン交響曲でチェンバロが入っているのは98番が唯一らしいが、帰宅後楽譜を見ると、通奏低音てそもそもこういうものなのかもしれないが、全曲にわたって他の楽器の旋律とかぶっている。
そのせいもあろうが、僕の耳にはほとんど聴き取れなかった。
モダン弦相手にせめてフォルテピアノを使うというのは邪道なのだろうか?
♪2021-091/♪サントリーホール-11
2021年6月20日日曜日
名曲全集第168回 世界最高峰の古楽アンサンブルを率いる佐藤俊介の「四季」
2021-06-20 @ミューザ川崎シンフォニーホール
佐藤俊介:弾き振り&バイオリン*
東京交響楽団
ジャン=フェリ・ルベル:「四大元素」から 第1楽章 カオス
ハイドン:交響曲第7番 ハ長調 Hob.I:7 「昼」
ビバルディ:協奏曲集「四季」全曲
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ビバルディ:協奏曲集「四季」から「冬」第2楽章
今回は昨年1月のモーツァルト・マチネwith東響@ミューザと同様最大でも20数名の編成。今回もチェロ等を除き全員立奏。
プログラムは3曲すべて実験精神の溢れたものばかり。
小編成という事もあり、小気味よく活力の漲る演奏だった。
ハイドン交響曲7番はCDでは分からぬ生ならではの面白さ。
”交響曲”というより”合奏協奏曲”で、多くの独奏楽器(コントラバスも!)が活躍して楽しい。
メインの四季もアグレッシヴで、テンポも良し。
佐藤の独奏部分は装飾にアドリブのような独自性があり楽しそうだった。こういう辺りは古楽的アプローチなのかも。
これまで多くの”四季”を聴いてきたが、凡庸なのも少なからず。
しかし、今回の佐藤俊介+東響は印象的な演奏となった。
終演後の客席は大いに盛り上がって、かつてない程にカーテン・コールが繰り返された。いやはやホンに満足度が高かった。
♪2021-058/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-13
2021年5月21日金曜日
日本フィルハーモニー交響楽団 第368回横浜定期演奏会
2021-05-21 @ミューザ川崎シンフォニーホール
日本フィルハーモニー交響楽団
神尾真由子:バイオリン*
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブラームス:バイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
ベートーベン:交響曲第5番《運命》ハ短調 op.67
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ハイドン:弦楽四重奏曲op33-2「冗談」(Hob.Ⅲ-38)第4楽章Presto
今回は見た目の豪華さ(後述)も手伝ったが、風格を感じた。
発音がはっきりして曖昧さがない。
終楽章はもう少しハイテンポが好みだけど、しばらく進めば違和感も消えた。ま、なんていうか存在感があるな。
メインは「運命」だったが、些か食傷気味だし、40分のブラ協を聴いた後では期待はしていなかったが、小細工のないスッキリした小気味の良い音楽作りだった。
尤も、今日の日フィルは金管に瑕疵が目立ったが。
最近では珍しく、オケによるアンコールがあった。その時既に21時07分だったのに!
ハイドンの弦楽四重奏曲作品33-2、いわゆる「冗談」の第4楽章、仕掛けは知っていたのに、ついハイドンの仕掛けた冗談に乗せられてしまった😅。
こんな豪華なドレスを見たのは初めてかも。
上は諸肌出しだが、下は足も隠れるほど長く、腰の辺から同じ生地でできた折紙のような大きな飾りが付いている。
その腰巻きみたいにまとわりついている部分の布地だけで、ユジャ・ワンのドレスなら2着くらい作れるなあと思ったよ。
他の女性演奏家を思い浮かべて、誰ならこれを着こなせるだろうかとあれこれ考えたが、今のニッポンには神尾真由子以外にはおらんだろうな。
♪2021-046/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-09
2020年12月19日土曜日
日本フィルハーモニー交響楽団 第363回横浜定期演奏会「第九」❹
2020-12-19 @みなとみらいホール
飯森範親:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
合唱:東京音楽大学合唱団
ソプラノ:中村恵理
アルト:富岡明子
テノール:城宏憲
バリトン:大西宇宙
ハイドン:交響曲第9番ハ長調 op.21
ベートーベン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」op.125
弦の編成は10型!
古楽編成ならもっと小規模の「第九」を聴いたことがあるが、モダンオケでこの編成は初めて。
しかし、響は驚くほど明瞭でパワフル。
飯森氏はいつもながら正統的な音楽を聴かせる。
ただ、第4楽章には若干違和感を覚えた。
荒々しさがなくえらく上品だ。物足りない。
とはいえ主題が出てくる頃からはダイナミックに盛り上がった。
一昨日同じホール、席も1列違い同番号で新日フィル「第九」を聴き、健闘ぶりを好感したが、日フィルの”音”は段違いの素晴らしさだった。
声楽独唱陣は指揮者より客席側に立ち、ビンビン響く。
特に中村恵理の声量は強烈・爽快。
ここまでは見事なくらい上出来。
問題は合唱だ。
P席に男女22+26人。
なんてこった!
全員がマスクをして歌う!
ここで白けてしまった。
どんなに頑張っても声は内に籠る。
発声語尾の明瞭さに欠ける。
終演後、日フィルスタッフに「彼らは全員コロナ感染者かね」と尋ねた。
~学校(東京音大)で陰性確認していると思います。
じゃあなぜマスクして歌ったの?
~飛沫が…
え!ステージにコロナの飛沫が飛んでる?
~いえ、そうではなく…
要するに答えられない。
そして過剰防御が音楽を損ねている。
指揮者もよくこれを受け入れたものだ。
舞台に立つ者の陰性確認を断固やるべし。
そして制約なしにのびのびと音楽をやってくれ!
合唱団のマスクを別にすれば、オケと独唱の演奏は素晴らしいものだった。
終楽章の音楽造りは僕の趣味とは異なったけど、これはこれで楽しめた。
評点80点!
♪2020-095/♪みなとみらいホール-29
備考:
弦の編成:10-8-6-4-2
合唱:女声26/男声22
2020年11月21日土曜日
モーツァルト・マチネ第43回「壮年期 X 挑戦」
2020-11-21 @ミューザ川崎シンフォニーホール
沼尻竜典:指揮東京交響楽団
佐藤友紀(東京交響楽団首席トランペット奏者)*
モーツァルト:交響曲第32番ト長調 K318
ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調 Hob.VIIe:1
モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 「プラハ」K. 504
東京交響楽団音楽監督のジョナサン・ノットが指揮をする回だったが沼尻竜典に代わり、演目もリゲティの小品がモーツァルトの32番交響曲に差し替えられた。
ハイドンを挟んで最後はモーツァルト38番交響曲「プラハ」。
全曲、軽快で親しみやすく、やはり、モーツァルト・マチネはこうでなくちゃ。
沼尻氏は前にもモツ・マチや名曲全集で登場しているので急な代理といっても十分気持ちは通じ合うだろう。
ハイドンのトランぺット協奏曲には懐かしさを感じた。
今やまずCDを回すこともないのになぜかメロディーはしっかり頭に入っている。
東響首席の佐藤氏が明るい音色と美技で好演。
メインの「プラハ」。
この曲も15日に都響で聴いたばかり。
その日の都響の出来は良かったができたら弦10型で聴きたいと思ったところ今日の東響はまさしく10型で、コンパクトでシャキシャキして、ミューザの響きの良さも相俟って音楽が一層分かり易く心地よい。
古典派絶対音楽の妙也。
音楽はとても良かったが、残念な事に指揮者とコンマス(管楽器はいうまでもなく)以外は全員マスクをして演奏した。
ここ数日の感染急拡大を受けてかもしれないが、いくらなんでも本番中は不要でしょ!
不安がないように、東響はしっかり団員の健康管理(定期的検査含む)を行うべきだ。
♪2020-0821/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-14
2020年9月5日土曜日
東京交響楽団 東響オペラシティシリーズ第117回
2020-09-05 @東京オペラシティコンサートホール
飯森範親:指揮
伊藤恵:ピアノ*
東京交響楽団
ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番*
ベートーベン:交響曲第5番「運命」
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モーツァルト:ピアノソナタ第15番K545から第1楽章*
コロナの為に指揮兼ピアノが代わって、飯森氏と伊藤恵さんに。これはむしろラッキー!伊藤さんはとても魅力的!いっそのこと、曲目も変えてシューマンを聴きたかったな。
でも、モツ20番もとてもいい。彼女が弾くと処々シューマンやシューベルト風に聴こえてしまう。
特にEncで弾いたモツPfソナタ15の1楽章なんか、ロマン派のようでもあった。
1曲目のハイドンは聴き慣れたTimpのロールの前にタムタム?のロールが先行してTimpに引き継いだ。どう演奏しようと音楽的に「太鼓連打」部分は意味不明だ。観客を引き込む為に書いたという説がもっともらしい。
最後が「運命」。東響の「運命」は7月の秋山さんに次いで今夏2回目。
趣は違ったが、今回も良かった。飯森氏は奇を衒うところがなくて好感を持っているが、一聴フツーのようで当然ながら独自色が散りばめられている。やや早い目のテンポで、キビキビとしていた。弦の編成は10型対抗配置といって良いのか?12型からVn1を1P減らした形だ。
コンパクトな編成。そのせいもあったか、輪郭明確でエネルギーに満ちていた。良く響くホールだけにこの編成でも迫力十分。
音楽を情緒的に聴くのは好きじゃないけど、少なくともこの「運命」からは元気をもらって帰路についた。
Fgの可愛らしいお嬢さんは今日は乗り番じゃなかった😢
♪2020-044/♪東京オペラシティコンサートホール-04
2020年2月9日日曜日
名曲全集第154回 これぞ王道。魅惑のチェロ名曲集
スザンネ・ツァガー=スヴィリドフ。