2020-11-21 @ミューザ川崎シンフォニーホール
沼尻竜典:指揮東京交響楽団
佐藤友紀(東京交響楽団首席トランペット奏者)*
モーツァルト:交響曲第32番ト長調 K318
ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調 Hob.VIIe:1
モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 「プラハ」K. 504
東京交響楽団音楽監督のジョナサン・ノットが指揮をする回だったが沼尻竜典に代わり、演目もリゲティの小品がモーツァルトの32番交響曲に差し替えられた。
ハイドンを挟んで最後はモーツァルト38番交響曲「プラハ」。
全曲、軽快で親しみやすく、やはり、モーツァルト・マチネはこうでなくちゃ。
沼尻氏は前にもモツ・マチや名曲全集で登場しているので急な代理といっても十分気持ちは通じ合うだろう。
ハイドンのトランぺット協奏曲には懐かしさを感じた。
今やまずCDを回すこともないのになぜかメロディーはしっかり頭に入っている。
東響首席の佐藤氏が明るい音色と美技で好演。
メインの「プラハ」。
この曲も15日に都響で聴いたばかり。
その日の都響の出来は良かったができたら弦10型で聴きたいと思ったところ今日の東響はまさしく10型で、コンパクトでシャキシャキして、ミューザの響きの良さも相俟って音楽が一層分かり易く心地よい。
古典派絶対音楽の妙也。
音楽はとても良かったが、残念な事に指揮者とコンマス(管楽器はいうまでもなく)以外は全員マスクをして演奏した。
ここ数日の感染急拡大を受けてかもしれないが、いくらなんでも本番中は不要でしょ!
不安がないように、東響はしっかり団員の健康管理(定期的検査含む)を行うべきだ。
♪2020-0821/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-14