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2025年1月25日土曜日

とつかニューイヤーSpecialコンサート2025 〜今年は「10周年スペシャル!」〜

2025-01-15 @さくらプラザホール



遠藤香奈子:Vn
遠藤和歌子:Pf*

1 宮城道雄:春の海
2 山田耕筰:からたちの花
3 パガニーニ:ラ・カンパネッラ
4 ドビュッシー:月の光*
5 メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲 ホ短調から第1楽章
6 マスネ:タイスの瞑想曲
7 スペシャルコーナー(3挺のVnの音色当て問題)
8 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
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9 ドボルザーク:ユーモレスク



◀️感想省略▶️

♪2025-015/♪さくらプラザホール-01

2024年1月26日金曜日

とつかスニューイヤーコンサート2023 〜クラシック音楽で出逢う「移ろい」〜

2024-01-26 @さくらプラザホール



遠藤香奈子:Vn
遠藤和歌子:Pf*

1宮城道雄:春の海
2山田耕筰:赤とんぼ
3ショパン:別れの曲*
4ビバルディ:「四季」から「夏」・「秋」
5コレッリ:ラ・フォリア
6バッツィーニ:妖精の踊り
7モンティ:チャールダーシュ
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上を向いて歩こう
*はPfソロ




遠藤姉妹によるニューイヤーコンサートは今年で9回目だったそうだ。あまり積極的なPRもしていないので、僕が知ったのは最近のことで、これで3回目。

多分、姉妹を子供の頃から知っているという地元のおじさん、おばさん達が常連で駆けつけるので宣伝の必要もないのかもしれない。

お姉さんの方が都響Vn2首席の香奈子さん。
腕前は今日も超絶技巧を披露してくれたが、それがどれほどのものかは分からないが、いつも笑顔で、誠実で、真摯な姿はVn界の観音菩薩だ。

逐一、楽曲説明付きで、特に四季の分解説明は得心できて、これまでとは違って楽しく聴けた。

今日は、最前列に陣取ったので、気恥ずかしさもあり。なに、最前列は演奏家にとってむしろ盲点で、目が合うこともなかったと思うが、合えば動転して音楽どころではなかったかもしれない。

仲良し美人姉妹による清楚で軽やかで微笑みに包まれた至福の80分。

♪2024-015/♪さくらプラザホール-02

2023年3月3日金曜日

とつかスプリングコンサート2023 〜今年はスプリング!〜

2023-03-03 @さくらプラザホール



遠藤香奈子:Vn
遠藤和歌子:Pf

エルガー:愛の挨拶
作者不詳:さくらさくら
ショパン:繍習曲 作品10-12*
ベートーべン:ピアノとバイオリンのためのソナタ第5番「春」から第1楽章
サン=サーンス:死の舞踏
クライスラー:愛の悲しみ
クライスラー:愛の喜び
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
サラサーテ: スペイン舞曲集第6番「サパテアード」
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メンデルスゾーン:春の歌
*はPfソロ


横浜出身美形姉妹デュオ。地元戸塚でご近所さんが集まるat homeな演奏会。
以前は新年コンサートだったが、今年はスプリングコンサートだった。

で、プログラムは春に因んだものや愛のナントカなど、気恥ずかしいのが並んだが、正しく息の合った姉妹共演。

元々このホール、とても響きが良い。
そこでかぶりついて聴いたので、バイオリンもピアノもその生々しい音の艶やかなこと。

MCは主にお姉さんの香奈子さん。これが上手。
演奏家は口下手が多く、特に男性は格好つけようと滑るのが多い。

香奈子さんは、全く気取りがなく、人柄・人品の良さがそのままで好感。

彼女は都響の第2バイオリンの首席だ。
定期演奏会では、いつも笑顔で登壇してくる様子に癒される。
ひょんな事からやり取りをしたことがあるが、真摯で丁寧な応接に、いつも恐れ入っている。

僕はいつも口とんがらせてブーブー言っているが相手は身を強張らせる。
彼女はそのポカポカ陽気で旅人のマントを脱がす。

♪2023-039/♪さくらプラザホール-01

2021年9月14日火曜日

横浜18区コンサート 第Ⅰ期 萩原麻未Pf × 横浜シンフォニエッタメンバー(弦楽五重奏)

2021-09-14 @フィリアホール



横浜シンフォニエッタメンバー(弦楽五重奏)*
バイオリン:遠藤香奈子、大澤愛衣子
ビオラ:伴野剛
チェロ: 朝吹元
コントラバス:倉持敦

萩原麻未:ピアノ**

モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク(弦楽五重奏版)*
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番二短調 K466(弦楽五重奏伴奏版)**
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J.S.バッハ(グノー編):アヴェ・マリア


恒例、横浜18区コンサート(市内全区の区民文化センターや公会堂などで開催されるクラシック・室内楽演奏会)の2021年の開幕は萩原麻未のピアノと横浜シンフォニエッタ・メンバーによる弦楽五重奏団の組合せ。

僅か5人の弦楽合奏版アイネクライネ・ナハトムジークが先ずは面白い。

何しろ、室内楽はかぶり付き(で聴く)と決めているので、残響の届く前に原音がそれをかき消すという?誠にリアルな、ガリガリ叫ぶ弦の音が堪らない。

都響の第2バイオリン首席の遠藤ちゃんの隠れファンであるが、今日は第1バイオリンでグリグリと引っ張っていた。

メインディッシュがモーツァルト・ピアノ協奏曲第20番。
これを聴くとパヴロフの犬のように映画「アマデウス」を思い出す。

萩原麻未は、これまでもオケ定期等でピアノ・コンチェルトを数回経験済みだが、間近に室内楽伴奏で聴くのは初めてで、繊細な息遣いとダイナミックレンジの広さ、Pfの音の抜ける輝きが素晴らしい。

同じ場所で10日程前に聴いたピアノ・トリオは、鈴木秀美のチェロがガット弦という中途半端な古楽アプローチに不満が残ったが、今日の5人の弦は当然モダン・アプローチなのでフルコンPfの音にも埋もれることなく、両者の丁々発止のやりとりが楽しめた。

ところで、明治の先人達は、急速な西洋文明の輸入に当たって、多くの学術用語などに名日本語訳を残しているが(文化・思想・哲学・理性・感性・共和・人民〜)、中でもmusica や musikを「音を楽しむ」としたのは実に名訳だと思う。
「音楽」は「音」こそ生命なのに、アマチュアリズムの現状は余計な《高邁な解釈》で水膨れにしているのではないか。

♪2021-096/♪フィリアホール-04

2021年1月21日木曜日

とつかニューイヤーコンサート2021 〜クラシック音楽と出会う「希望」〜

2021-01-21 @さくらプラザホール

遠藤香奈子:Vn
遠藤和歌子:Pf

宮城道雄:春の海
中田章:早春賦
ショパン:華麗なる大円舞曲
クライスラー:レシタティーヴォとスケルツォ・カプリス
ビバルディ:「四季」から「冬」、「春」
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
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ドボルザーク:ユーモレスク


都響の第2バイオリン首席の遠藤香奈子さんと妹さん(ピアノ)によるコンサート。

二人の地元、戸塚駅前のホールで、もう6回目の新年演奏会だそうな。

今回初めて出かけた。

さくらプラザホールという会場も初めて。


冒頭のピアノの響きにまずはびっくり。それを追うバイオリンの響きも素晴らしい。

こんなによく鳴るホールだとは吃驚!


特に音響のために贅を尽くしたとはとても思えない簡素な造りなのに、みなとみらい小ホール・東京文化会館小ホールにもヒケを取らない豊かな響きだ。

こういう響きだったら、音階練習でさえ音楽になりそう。


で、姉妹の演奏も心地よい。

残響に埋もれる事なくバイオリンもピアノも発音明瞭。

加えて自前MCに表れる姉妹の人柄の良さ。


都響のマドンナ・香奈子さんの方は都響定期でいつもにこやかにしておられるのを拝顔しているが、今日もMC中は笑顔を絶やさず、客席を暖かく包み込んでくれた。

演奏曲はいずれもライトなものだったが、響きの良さと人柄の良さが相まって、大満足の75分だった。

♪2021-005/♪さくらプラザホール-01