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2017年5月4日木曜日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017 No.115 〜シンフォニア・ヴァルソヴィアの「第九」

2017-05-04 @東京国際フォーラムA


ベートーベン:交響曲第9番ニ短調 op.125「合唱付き」

廖國敏<リオ・クォクマン>:指揮
シンフォニア・ヴァルソヴィア
東響コーラス

盛田麻央 (ソプラノ)
下園理恵 (メゾ・ソプラノ)
又吉秀樹 (テノール)
与那城敬 (バリトン)

熱狂の日、今年のテーマは舞踊。そこに「第九」はかなり厳しいこじ付けだけどな。

予定されていたバリトン氏が急な体調不良で急遽代演に立ったバリトン氏を含め東響コーラスもシンフォニア・ヴァルソヴィアも熱演だった。
先行抽選で当たった席がこれ以上望むべくもない最良席。

しかし、コンサート専用ホールならベストゾーンであっても、5千人超の大ホールでは、勝手が違うようだ。音がこもって粒だち・分離悪く、残念だった。これでは、熱演する演奏家たちにも気の毒なことだ。


♪2017-71/♪東京国際フォーラム-04

2016年5月4日水曜日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016 No.216 大自然のスペクタクル〜天地創造の壮大な歌劇

2016-05-04 @東京国際フォーラムA


ダニエル・ロイス:指揮
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ローザンヌ声楽アンサンブル

リュシー・シャルタン:ソプラノ
ゾエリーヌ・トロイエ:アルト
ファビオ・トゥルンピ:テノール
アンドレ・モルシュ:バリトン

ハイドン:オラトリオ「天地創造」


ハイドン「天地創造」。ナマで聴くのは初めてだった。尤もCDも(持っているけど)一度も通して聴いたことはないなあ。^^;
親しみやすい音楽だが「四季」に比べて馴染みが少ないので心動かされるまでには至らなかった。

大きすぎるホールAだが今回は1階11列というベストポジション?の為か管・弦・声楽のバランスも良く、弦も問題なく響いてきた。
とはいえ、ホールCくらいの大きさの会場で聴いたらもっと没入できたと思う。


♪2016-59/♪東京国際フォーラム-08

2016年5月3日火曜日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016 No.113 ル・ク・ド・クール〜ハート直撃コンサート

2016-05-03 @東京国際フォーラムA


ロベルト・トレヴィーノ:指揮*
シンフォニア・ヴァルソヴィア*
VOCES8[ヴォーチェスト・エイト](ア・カペラ・グループ)

シュッツ:天は神の栄光を語る SWV.386(《宗教的合唱曲集》op.11)
コズマ(ローランド・ロバートソン編):枯葉
E.ジョン(アレクサンダー・レストランジェ編):サークル・オブ・ライフ(《ライオン・キング》から)
ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68 「田園」*


前半はVOCES8というア・カペラによるシュッツの宗教的合唱曲~シャンソンなど。
後半はシンフォニア・ヴァルソヴィアによるベートーベン交響曲第6番「田園」。

VOCES8はア・カペラだが、全員マイクを使っていた。
5,000人を超える大ホールなので、8人という少人数ではマイク無しでは声が届かないのだろう。

それにしても、ポップスを含むコーラスの後は、全く別の演奏団体(シンフォニア・ヴァルソヴィア)が登場してベートーベンの交響曲という組合せには疑問だ。

オーケストラは初めて聴くものだったが、ユーディ・メニューインがポーランド室内交響楽団を母体として設立した管弦楽団だそうで、腕前は一流なのだろう。
しかしながら、ホールAの音響悪く、弦が空中で吸い取られてしまったかのように響が薄いのが残念だった。

1階の34列だったが、ホール座席表で見ると1階最後列が49列まであるので、オーケストラを聴くにはちょうどよい場所のようにも思ったが、やはり、ステージからは遠い。

この巨大空間をアコースティックサウンドで満たすのはハナから無理なのだろう。


♪2016-53/♪東京国際フォーラム-02

2014年5月4日日曜日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014 No.215

2014-05-04 @東京国際フォーラムA


ミシェル・コルボ指揮
ローザンヌ声楽アンサンブル
シンフォニア・ヴァルソヴィア

レティツィア・シェレール (ソプラノ)
キャサリン・ピロネル・バチェッタ (アルト)
クリストフ・アインホルン (テノール)
ピーター・ハーヴェイ (バリトン)

モーツァルト:レクイエム K.626



同じ曲を、同じ場所、同じ指揮者、同じ演奏団体で6年前の2008年5月3日に聴いた。
熱狂の日のコンサートだったから、そう不思議なことでもないけど。

毎年「熱狂」している訳じゃないから事情は知らないけど、まさか毎年の熱狂の日に演奏しているってことないよね。

ともかく、大好きな曲だし、指揮者が誰であろうと生で聴きたい曲だ。

そして、熱狂の日というお祭り騒ぎにふさわしい5千人を超える大ホールで1曲くらい聴いておきたいという気分もあって、選んだ。

1階席の後方の真ん中という良い席だったし、コンサート専用ホールではないとはいえ、音響面で特に問題があるとも思えないし(もし、問題ありとすれば、ミシェル・コルボはじめ多くの第一級の音楽家たちが演奏しないだろう。)、演奏はいかにも専門家集団といったプロの芸を感じさせる抜群の安定感で、良かった。

が、実は心底楽しめた訳ではない。



「千人の交響曲」クラスならむしろこういう大ホールはふさわしいかもしれないけど、小~中規模のオーケストラに声楽も(さて何人いたろうか)それに合わせたサイズなので、どうにも遠くで音が鳴っているという感じ。
それは会場の大きさゆえの物理的な問題ではなくて、5千人の「人気(ひとけ)」が発する妙な臨場感に飲まれて自分の居場所がわからなくなるような思いが払拭できなかったからだ。
つまり、大音響が鳴り響くというたぐいの音楽ではないので、気取って言えば、音楽と自分との対話が求められるのだけど、それが十分ではなかった。

音楽を聴くのは楽しみであって、座禅するようなことではないけど、如何に共感できるかは、集中力にかかっている。

でも、また、来年以降、ここで聴く機会があったら、また聴きたい。
1曲くらい国際フォーラムのホールAで聴くというのは、いわば、お祭りへの参加だ。

♪2014-45/♪東京国際フォーラム07