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2021年12月21日火曜日

クライネス・コンツェルトハウス弦楽アンサンブル  〜クリスマスコンサート

2021-12-21 @フィリアホール



小澤洋介(with チェロ):指揮
クライネス・コンツェルトハウス 弦楽アンサンブル
 第1バイオリン
 三戸素子/内野佑佳子/瀬崎明日香(/松本紘佳)
 第2バイオリン
 水村浩司/城達哉/塗矢真弥/山中直子
 ビオラ
 長谷川弥生/柳澤崇史/渡邊田鶴野/福田紗瑛
 チェロ
 秋津瑞貴/河野明敏/宮澤等/大塚幸穂
 コントラバス
 西澤誠治/前田芳彰

 タラス・デムチシン:クラリネット+
 松本紘佳:バイオリン*

J.パッヘルベル:カノン
A.シエェーンベルク:浄められた夜 作品4
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ 作品48
Ⅰ Pezzo in forma di Sonatina
Ⅱ Walzer
Ⅲ Elégie
IV Finale

J.S.バッハ/ヴィルへルミ/徳備康純:G線上のアリア*
J.S.バッハ/グノー/徳備康純:アヴェ・マリア*+
グルーバー/徳備康純:きよしこの夜*+
L.モーツァルト(エトムント・アンゲラーが今では有力):おもちゃの交響曲第1楽章


聴いたことのある人が少なくとも2名混じっているが、このアンサンブルを聴くのは初めて。

評論家の奥田佳道氏がプレトークで説明してくれるのだけど、シェーンベルクのくだりで寝落ちてしまった。お恥ずかしい。


指揮(兼Vc)の小澤氏の強固な仲間+αという集団らしい…。


主宰者の個性が出ているのだと思う。

演奏も、まさにそんな感じ。

かなり前の方で聴いたので18人の弦楽合奏の音圧は高く、もっと後ろに座っておけば良かったかと思いながら最後まで聴いた。


チャイコフスキーの弦楽セレナーデがメイン。

大変迫力があった。


おもちゃの交響曲が、半ば余興で演奏された。

ハイドンの作だと思っていたが、L.モーツァルトと書いてある。が、最近、アンゲラーの作という説が有力視されているようだ。放送で耳馴染みだが生は初めて。


ビオラが使われていないとは知らなかった。

で、そのビオラと他のパートからも応援が出て各自おもちゃを演奏した🥳。カッコーの音程が狂っていたぞ!


このアンサンブルを主宰するのが小澤洋介・水戸素子夫妻。

かなり個性的な感じだ。

その一端を表している?チェロとバイオリンだけの「第九」第4楽章。

面白い。


https://youtu.be/tPIjsMKm4GI?t=517


♪2021-161/♪フィリアホール-09

2021年7月7日水曜日

室内楽の世界 レジェンドを迎えて

2021-07-07@フィリアホール


原田幸一郎/松本紘佳:バイオリン
長谷川弥生:ビオラ
ドミトリー・フェイギン:チェロ
コハーン・イシュトヴァーン:クラリネット*

モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421
ドボルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96 「アメリカ」
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115*


フィリアホールの主催公演ではないので、案内も来ず、こういう会を定期的にやっているとは知らなかった。

どうも、今日の為に編成したSQのようだ。

もっと宣伝をすればいいのに、大入りとは言えず、勿体ない事だった。


しかし、中身は濃い!

美味しいご馳走ばかりで楽しかった!


四重奏2曲は第一バイオリンを2人が交代した。モーツァルトは御大・原田幸一郎(ん十年振りに聴いた?)、ドボルザークは若手の俊英・松本紘佳。


続けて聴いてみると、弦楽四重奏における演奏家の個性を超えた第一バイオリンの役割が確かにあるなと感じた次第。


3曲とも大好物だが、ブラームスのクラリネット五重奏曲は、生はたぶん初聴きではなかったか。CDではなかなか気付けない精緻な作りを実感した。


終曲の拍手途切れが残念。なんで、ああなったのだろう?


♪2021-070/♪フィリアホール-02