2021年7月7日水曜日

室内楽の世界 レジェンドを迎えて

2021-07-07@フィリアホール


原田幸一郎/松本紘佳:バイオリン
長谷川弥生:ビオラ
ドミトリー・フェイギン:チェロ
コハーン・イシュトヴァーン:クラリネット*

モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421
ドボルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96 「アメリカ」
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115*


フィリアホールの主催公演ではないので、案内も来ず、こういう会を定期的にやっているとは知らなかった。

どうも、今日の為に編成したSQのようだ。

もっと宣伝をすればいいのに、大入りとは言えず、勿体ない事だった。


しかし、中身は濃い!

美味しいご馳走ばかりで楽しかった!


四重奏2曲は第一バイオリンを2人が交代した。モーツァルトは御大・原田幸一郎(ん十年振りに聴いた?)、ドボルザークは若手の俊英・松本紘佳。


続けて聴いてみると、弦楽四重奏における演奏家の個性を超えた第一バイオリンの役割が確かにあるなと感じた次第。


3曲とも大好物だが、ブラームスのクラリネット五重奏曲は、生はたぶん初聴きではなかったか。CDではなかなか気付けない精緻な作りを実感した。


終曲の拍手途切れが残念。なんで、ああなったのだろう?


♪2021-070/♪フィリアホール-02