ラベル 上間善之 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 上間善之 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年12月19日月曜日

MUZAランチタイムコンサート12月 東京交響楽団 金管五重奏『Principals!』

2022-12-19 @ミューザ川崎シンフォニーホール



東京交響楽団 金管五重奏団
 佐藤友紀、澤田真人:トランペット
 上間善之:ホルン
 鳥塚心輔:トロンボーン
 近藤陽一:テューバ

アンダーソン:そりすべり
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」から行進曲、花のワルツ
ビバルディ:「冬」から第2楽章ラルゴ
ジョン・レノン/オノ・ヨーコ:ハッピークリスマス(戦争は終わった)
讃美歌:星の世界
バーリン:ホワイト・クリスマス
クリスマス・メドレ〜The Joy of Christmas〜、ウェンセスラスはよい王様、きよしこの夜、ひいらぎかざろう、もろびとこぞりて
-----------------------
ヘンダーソン編:聖者のハレルヤ


今日は、東京交響楽団金管五重奏(トランペット2-ホルン-トロンボーン-テューバ)。
全員東響の首席。この編成は、アメリカ式(ドイツ式はトランペット2-テューバ3らしい)で、オケで使う金管全部含まれている…と解説に。
どこまで学術的に正しいか知らないけど、オケに登場する他の金管楽器も、たいていは今日の金管4種の兄弟縁者だものそう言えるのかも。

この中で、テューバは大小2本、トランペットは1人は2-3本を吹き分けた。

シーズンとあってXmasに因む小品ばかり。
よく知っている曲のタイトルがこんな名前だったのかといくつか新発見したが、いつまでおぼえているか…。

副題に『Principal!』と強調してあったが、首席級の巧さを、はい、楽しませてもらいました。


♪2022-197/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-48

2022年1月19日水曜日

ランチタイムコンサート 抱腹絶倒!?東京交響楽団ホルンで奏でる紅白歌合戦

2022-01-19 @ミューザ川崎シンフォニーホール



ホルン:上間善之、大野雄太ほか3人
ピアノ:石井理恵
司会:チャーリー犬和田


ショパン:ピアノ協奏曲第1番第1楽章から
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番第1楽章から
北の宿(都はるみ)
王将(村田英雄)ほか



東響首席2名+エキストラ3人のホルン奏者とピアニストと司会による紅白歌合戦擬演奏会。


司会も傑作だったが、普段のオーケストラコンサートでの姿とは全く異なる上間、大野クンの熱演ぶりがおかしい。


この2人が、1曲毎に衣装を取っ替え引っ替えし、その度に髪型やアクセサリーなど小物も替えてまるでファッションショーの有様。司会は1曲毎ではなかったが、こちらも頻繁に派手な衣装を取り替えた。


何を演奏したか?

プログラムにはあえて仄めかすだけなのでタイトルは正確に思い出せない(あるいは、そもそも知らない)が、懐かしや昭和の歌謡曲集だ。


ただ、すべてのアレンジがちょっと変わっている。

クラシック風にショパンが始まるかと思ったら天城越えだったり、逆にHrならではのコブシを効かせたりと凝った作りになっている。


最初は一人ずつ(紅組は女性歌手の歌を、白組は男性歌手の歌を)演奏し、途中から2人一緒に、さらにはエキストラの3人も加わってホルン5人とピアノによる演奏で締めくくった。


ホルンの魅力をたっぷり味わった小1時間。

ホンに楽しかった。


この企画は16年にも聴いた。

さらに工夫を凝らした次回の登場の機会を待ちたい。



♪2022-008/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-01

2019年8月20日火曜日

ランチタイムコンサート〜東京交響楽団 金管五重奏〜

2019-08-20 @ミューザ川崎シンフォニーホール


トランペット:佐藤友紀、松山萌
ホルン:上間善之
トロンボーン:鳥塚心輔
テューバ:渡辺功

スーザ:ワシントン・ポスト
久石譲:映画「天空の城ラピュタ」から「ハトと少年」
久石譲:映画「となりのトトロ」から「となりのトトロ〜さんぽ」
アメイジング・グレイス
ブラスで乾杯!
アメリカ民謡:リパブリック賛歌
-------------
ファッツ・ウォーラー:浮気はやめた
エルトン・ジョン:「ライオン・キング」から「愛を感じて」

今日のランチタイムコンサートは東京交響楽団の金管部門首席級5人で軽めの品揃え。
自由席だから1階最前列と思ったところ、そう思う人が早くから来ていて、全部埋まっていたが、3列目のセンターに空席を見つけて座った。もちろんここでも迫力満点。

自由席なのに、わざわざ4階で聴いている人もいたなあ。何もあんな遠いところから見下ろさなくとも2階、3階に席は余っていたのに。
でも、自由席だからこそ、たまには4階で聴いてみたいという気もする。

さて、金管アンサンブルというと、旋律楽器であるトランペットが中心になりがちだが、ホルン、トロンボーンからチューバまでそれぞれに聴かせどころを作った編曲で楽めた。
なんとこれで500円也!僕は年間セット券を購入しているが、当日ふらっと来ても十分席はあるし、Suicaでも購入できるそうだ。
次回は9月10日12時10分から藤木大地のカウンターテナーだ。

♪2019-122/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-16

2016年1月27日水曜日

MUZAナイトコンサート1月 抱腹絶倒!?東京交響楽団 ホルンで奏でる紅白歌合戦

2016-01-27 @ミューザ川崎シンフォニーホール


白組キャプテン:上間善之(東京交響楽団首席ホルン奏者)
紅組キャプテン:大野雄太(東京交響楽団首席ホルン奏者)
ピアノ:石井理恵
パーカッション:新澤義美(東京交響楽団首席打楽器奏者)
司会:チャーリー犬和田
---------------
ゲスト出演
ベース:吉田典正
トランペット
ビオラ:青木篤子
ファゴット
バスクラリネット

曲目は当日、来てのお楽しみ!
…ということであったが、
ほとんど昭和の歌謡曲。
白組は男声、赤組は女声のいずれも演歌・歌謡曲・ポップスの類。

プログラムの詳細は事前には発表されていなかったけどミューザとも思えない演奏会だし何よりホルンという楽器をじっくり聴いてみたいと思って出かけた。

会場に入った途端、天上にはミラーボール、舞台後方には紅白の垂れ幕やスクリーンが設けてあってお祭りの気分だ。ランチコンサートに参加して引き続き夜の部に来ている人もいるようで、手にペンライトやら紅白のリボンやら紅白の団扇などを持ったお客も少なからず。
こういう雰囲気に乗れるかなあ、と不安がよぎったが、司会者が喋り出せば会場笑いの渦で、ちょっとバカバカしいような歌合戦が始まった。

紅組と白組といっても「歌手」はひとりずつ。
いずれも東響の首席ホルン奏者だ。
これにピアノとパーカッションとエレキベースが常に伴奏する。

……つまりホルン+ピアノトリオだけど、ピアノ四重奏と言ってもいいのかなあ。広い意味ではそうなるけど、誤解を生む表現だな。さりとてホルン四重奏といえば完全に間違いで、こちらはホルン4本の四重奏を言うことになっている。
じゃあ、ピアノ四重奏はピアノ4台かというとそうじゃないのだから、こういう重奏形式の命名法はどうなっているのだろう……


脱線は切り上げて。
白組は男性歌手の歌(おふくろさんよ、望郷波止場~)を、赤組は女性歌手の歌(津軽海峡・冬景色、U.F.O.~)を、コブシも交えてホルンで吹いてくれるのだが、流石に首席クラスだ、柔らかいビロードのような音から鋭い金属音まであれこれ使い分けて巧いものだ。

ほかにも、同じ東響から弦楽、木管奏者が加わって室内楽風の演歌・歌謡曲がいずれも昭和30年代から50年代かな。ノスタルジーもくすぐって、「神田川」なんか、ビオラでイントロが始まるとしみじみしたよ。

衣装もそれぞれの歌に合わせて取り替え、小道具も用意するなど子供にも楽しめる工夫があって、およそミューザらしからぬすっかり脱力させてくれるコンサートだったが、これで千円とはありがたい。


♪2016-010/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-02