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2018年3月5日月曜日

国立演芸場3月上席

2018-03-15@国立演芸場

落語 入舟辰乃助⇒弥次郎
落語 柳家小せん⇒三人無筆
音曲漫才 めおと楽団ジキジキ
落語 三遊亭歌奴⇒初天神
落語 桂藤兵衛⇒竹の水仙
      ―仲入り―    
漫才 ホームラン
落語 柳亭燕路⇒お菊の皿
奇術 ダーク広和
落語 桂南喬⇒粗忽の釘

お客の立場としても、いつも体力・気力が絶好調という訳ではないので、今日のように睡魔と戦わざるをえない状況では、演者に本当に申し訳ないと思うが、一方で、そんなお客をも覚醒させる芸を見せてくれと言ってもいいかな。

というのも、幾つかの出し物ではしっかり聴いて、声を出して笑ったりもしたので…。

睡魔が負けた出し物で、かつ、面白かったもの。
・柳家小せん⇒三人無筆
・音曲漫才 めおと楽団ジキジキ
・漫才 ホームラン…ホームランはいつ聴いても面白い。どんな眠気も覚ましてくれるような気がする。
・落語 柳亭燕路⇒お菊の皿

奇術(手妻というべきか)のダーク広和も腕は確かなようだけど、話し方にシンパシーを感じない。

トリの南橋は、ちょうど眠気の山場に差し掛かり、睡魔の完全勝利。


♪2018-027/♪国立演芸場-03

2016年11月9日水曜日

国立劇場開場50周年記念 平成28年度(第71回)文化庁芸術祭協賛11月上席 橘家文左衛門改メ三代目橘屋文蔵襲名披露公演

2016-11-09 @国立演芸場


落語 橘家門朗⇒
落語 柳家花ごめ⇒狸札
落語 柳家小せん⇒金名竹
ギター漫談 ペペ桜井
落語 林家正雀⇒大師の杵
落語 金原亭馬生⇒目黒の秋刀魚
<仲入り>
襲名披露口上
奇術 アサダ二世
落語 春風亭一朝⇒やかん泥
漫才 ロケット団
落語 橘家文左衛門改メ三代目 橘家文蔵⇒芝浜

正雀の話ぶりは独特だが、これをよしとするかどうかは聴き手の好みで別れるだろうな。
今日の出し物の中では金原亭馬生の「目黒の秋刀魚」が一番良かった。

橘家文左衛門のことはその名前すら知らなかったが、「文蔵」という名前を襲名したそうで、今月の上席はその襲名披露公演を兼ねていた。
そのためか、トリに回った文蔵氏は古典落語の大作「芝浜」を演じたが、なにやら全編硬い。大いに笑うという話ではないけど、少なくともマクラでは笑わせてくれないと、まるで説教でもされているような感じだ。
本題に入ると益々笑えない。ちくりと笑わせるところがあってもいいはずなのに全編講談調だ。それにおかみさんの人物の造形が弱々しくてジメジメと暗い。ここは生きのいい江戸っ子のおかみさんで話を軽く仕上げてほしい。

まあ、よくできた人情噺で、最後はホロッとさせてくれるのだけど、途中の風とおしがよくないので胸アツには至らなかった。

この噺は談志も得意にしていたようだけど、今は亡き三代目志ん朝の芝浜をDVDで聴き返したら、この人は本当に巧かったなあとしみじみ思う。

2016-153/♪国立演芸場-14

2016年6月1日水曜日

国立演芸場6月上席

2016-06-01 @国立演芸場


前座 落語 林家あんこ⇒つる
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落語 鈴々舎八ゑ馬⇒阿弥陀池
落語 柳家小せん⇒黄金の大黒
キセル漫談 ひびき/わたる
落語 柳家さん生⇒狸札
落語 柳亭小燕枝⇒小言幸兵衛
―仲入り―
漫才 ホンキートンク
落語 橘家圓太郎⇒祇園祭
奇術 伊藤夢葉
落語 柳家小満ん⇒猫の災難


前半睡眠。中入り後は楽しめた。
若手漫才・ホンキートンクは嫌味が残るが才能も感じた。
奇術・伊藤夢葉って故・一葉の弟子らしいが、奇術というより手品、手品というよりおしゃべりがおかしい。

トリの柳家小満んの猫の災難が、やっぱり一番面白かった。


今日は、まじめに前座の落語も聞いた。
いわば台本どおりだし、滑舌も悪く無い。
しかし、面白くない。気持ちが乗れない。やはり、話の間というのか、気の入れようと言うのか、真打ちクラスとは何か違うんだな。この先どうやって修行するのだろう。この道もなかなか険しいなあ、と思った。

♪2016-077/♪国立演芸場-04