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2023年11月25日土曜日

伊藤恵&徳永二男 DUO RECITAL

2023-11-25 @関内ホール



徳永二男:バイオリン
伊藤恵:ピアノ

ヘンデル:バイオリン・ソナタ第4番ニ長調 HWV.371
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
チャイコフスキー:「懐かしい土地の思い出」から《メディテーション》ニ短調 Op.42-1
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ イ短調 Op.28
ベートーべン:バイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47 「クロイツェル」
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マスネ:タイスの瞑想曲




伊藤惠さんの魅力だ。
終始恵比寿さんのような笑顔に引き込まれて大いに楽しんだ。

関内ホールは多目的ホールで、アコースティック専門ではないので、音響はエクセレントとは言い難いが、どこぞの洞窟よりはずっと聴きやすい。

そんな訳で、クラシックコンサートの公演数も少なく、ひょっとして落語会の方が多い?そんなことはないね。
で、久しぶりに出かけた。

前回聴いたのが小林美樹のリサイタル。これは実に良かった。

今回は、その時も演奏された難曲ヴィターリとサン=サーンスが重なり、前半のキモで、後半は大曲「クロイツェル」だった。

どちらにより強く感銘を受けたか。
どちらも良かったといっておこう。

2人のお喋りも挟まれたので、伊藤惠さんが磯子の住人であると知った。僕も以前住んでいたことがあるので、ひょっとして駅などで顔を合わせたかも。

徳永氏は、20日が誕生日で喜寿。
という訳で、伊藤惠さんの伴奏で、客席もハッピーバースデーを歌わされたけど、彼女がリードすると良い雰囲気になって僕まで歌ってしまったよ!

とにかく、暖かい雰囲気に包まれて、こういうほのぼのコンサートもいいなとつくづく思った。

♪2023-201/♪関内ホール-01

2021年5月4日火曜日

小林美樹 バイオリンリサイタル&トーク 〜Anthology

2021-05-03 @関内ホール


小林美樹:バイオリン
坂野伊都子:ピアノ

ドボルザーク(クライスラー編):スラヴ幻想曲
ブラームス(ハイフェッツ編):5つの歌曲 作品105から 第1番「歌が導くように」
ガーシュウィン(ハイフェッツ編):《ポーギーとベス》から「そんなことはどうでもいいのさ」
パガニーニ:カンタービレ
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
ヴィターリ:シャコンヌ
ルビンシテイン:2つのメロディ 作品3から第1番「へ長調のメロディ」
首藤健太郎編:さくら変奏曲
武満徹(森山智宏編):武満SONGSから「さようなら」、「恋のかくれんぼ」、「めぐり逢い」
シューマン(アウアー編):《ミルテの花》作品25から 第1番「献星」
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ
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メンデルスゾーン(クライスラー編):無言歌集から第25番「5月のそよ風」
モンティ:チャールダッシュ

気合の入った演奏会だった。

全曲間に美樹嬢によりMC(解説〜エピソード)が入り、一曲一曲にとても共感を覚えながら名曲と妙技を楽しんで満足度120%!

先日のNHKBSクラシック倶楽部のインタビューでも人柄が偲ばれたが、あれはよそゆきで実際はもっと率直で気さくなのに驚いた。

昨秋発表したCD「Anthology」の発売記念コンサートということで、CD収録曲全11曲+2曲が演奏された。

特に素晴らしかったのは、
ヴィターリ:シャコンヌ、
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ、
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソは心にも腹にも染みわたり満腹状態。

終演後、コロナ禍では珍しく演奏家によるホワイエでのお見送りがあった。

彼女はステージで、サイン会でゆっくりお話ができないのが残念と話していたが、立話はできたので、ホンのごあいさつをしたが、気取りのない態度にますますファン度が昂じてきたよ。

来月のブラームス:ソナタ全曲が楽しみ!

♪2021-043/♪関内ホール-01