2026年1月27日火曜日

横浜アンサンブルワンダーランド Vol.3 JPO BRASS QUINTET 〜横浜に輝くブラスアンサンブルの夕べ〜

2026-01-27 @みなとみらいホール



JPO BRASS QUINTET
[金管五重奏]
トランペット:オッタビアーノ・クリストーフォリ、犬飼伸紀
ホルン:信末碩才
トロンボーン:伊藤雄太
チューバ:柳生和大

●【第1部】
ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》序曲
エヴァルド:金管五重奏曲第2番
ガーシュウィン:歌劇《ポーギーとベス》セレクション

●【第2部】トークイベント
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J.シュトラウスⅡ:ポルカ「雷鳴と稲妻」












日フィルの室内楽シリーズの3回目。と言っても前回からは1年7月ぶりだ。せめて半年に一度くらいやってくれないと忘れてしまうよ。

今日は、金管五重奏だった。編成はトランペット2本、ホルン、トロンボーン、チューバという正統派。

オケのブラスEnsといえば、すぐ思い出すのが読響ブラスだけど、最近では、本当のところどこのオケが上手いのか分からない。オケの中で聴く時は、結局、華やかな出番が多いと、巧いなあ、と思うことが多いから。

…なんて、冷めた気持ちで臨んだが、第1曲の「ナブッコ」序曲の完璧にピッチの合った透明な美音と大音量にびっくりした。
読響も都響も神奈川フィルも、小ホールで間近にブラスアンサンブルを聴いてきたが、今日の日フィルブラスはおそらくベストだよ。

弦のアンサンブルに比べて音の表情とか音楽の表現力とかにおいて、金管Ensは劣ると思っていたが、今日に限ってはこれは間違いだった。

プログラムには編曲者が書いてなかったけど、よくできた編曲だったと思うな。

最近の日フィルは弦が実に良い。と思っているが金管も素晴らしい。

♪2026-010/♪みなとみらいホール-03

2026年1月24日土曜日

日本フィルハーモニー交響楽団 第414回横浜定期演奏会

2026-01-24 @みなとみらいホール



ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク:
 指揮&バイオリン


ベートーベン:《献堂式》 序曲 op.124
モーツァルト:バイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216*
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《我が人生は愛と喜び》 op.263
ヨハン・シュトラウスⅡ:
 アンネン・ポルカ op.117
 ポルカ・シュネル《浮き立つ心》 op.319
 ワルツ《ウィーン気質》 op.354
 ポルカ《帝都はひとつ、ウィーンはひとつ》 op.291
 ワルツ《芸術家の生活》 op.316
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ヨハン・シュトラウスⅡ:山賊のギャロップ






今日も、ぐずぐずしていたら遅刻だ。
1曲目と2曲目の間に入ることはできたけど、静かな客席に入れてもらうのも恐縮なので、前半は休んで休憩から入った。

和樹・ヘーデンボルクの弾き振りで、ウィーンに馴染みの作品ばかり。特に後半はヨハン・シュトラウス1世の次男のヨーゼフ1曲と長男のヨハン2世のワルツとポルカ5曲で、いわゆるニュー・イヤー・コンサート。

全部、耳馴染みのある、軽い作品ばかりで、まあ、気楽に楽しんだが、どうも、日フィルらしさが発揮できないコンサートだったように思うよ。

約10年前に、弟のヘーデンボルク・直樹のチェロリサイタルをこの場所(みなとみらい大ホール)で聴いたことがある。今日は、その弟くんが数列後ろの方で聴いていたね。

♪2026-009/♪みなとみらいホール-02

2026年1月23日金曜日

NHK交響楽団2055回C定期 1月公演

2026-01-23@NHKホール



トゥガン・ソヒエフ:指揮
NHK交響楽団
上野通明:チェロ*


ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
デュティユー:チェロ協奏曲「遥かなる遠い国へ」*
 Ⅰ謎
 Ⅱまなざし
 Ⅲうねり
 Ⅳ鏡
 Ⅴ賛歌
リムスキー・コルサコフ:組曲「サルタン皇帝の物語」作品57
 Ⅰ王の戦場への旅立ちと別れ(第1幕への序奏)
 Ⅱ海原を漂う王妃と王子(第2幕への序奏)
 Ⅲ3つの奇蹟(第4幕第2場への序奏) 
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
 Ⅰ序奏
 Ⅱ火の鳥とその踊り
 Ⅲ王女たちの踊り(ホロヴォート舞曲)
 Ⅳカッチェイ王の魔の踊り
 Ⅴこもり歌
 Ⅵ終曲
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A.チェレプニン:チェロ組曲 作品76から第2曲*





生活の乱れから、ギリギリの出発になった上に2駅も乗り越してしまい、もぎり通過が19:03だったので、1曲目はパスだなと諦めていたところ、案内のお姉さんが、まだベル前です入ってくださいと言う。

JRの乱れで、開演時刻が10分遅くなったそうで、ありがたいことだった。

さて、ソフィエフとN響の前回は長尺1本休憩なしだったが、今回は、10分から30分までの短尺4本建で、仏仏露露と並んだ。
仏音楽に与えた露音楽の影響を聞き取ろうという企画だったのかも?

リムス「サルタン皇帝〜」は初聴きだったが、シェラザードなどを思い出す聴き取りやすい派手な音楽だったな。

そういえば、全体にブラスが活躍する場面が多く、弦楽器もリズム楽器のような扱いが多かったので、弦の透明感や管弦のアンサンブルを味わう楽しみはなかった。

やはり、小品を入れ替わり立ち替わり聴いたせいか、没入はできなかった。


♪2026-008/♪NHKホール-02

2026年1月22日木曜日

ランチタイムコンサート〜音楽史の旅 2025年⑤ 〜イギリスの弦楽器作品 チェロ〜

2026-01-22 @かなっくホール



弘田徹:チェロ

倉田莉奈:ピアノ
司会・解説:飯田有抄(音楽ファシリテーター)

エルガー:愛のあいさつ
R.V.ウィリアムズ:グリーンスリーブスによる幻想曲
(編曲:ワトソン・フォーブス)
R.V.ウィリアムズ:イギリス民謡による6つの練習曲
F.ディーリアス:春初めてのカッコウの声を聴いて
(編曲:ジェラルド・バンク)
C.スコット:蓮の国
エルガー:朝の歌
エルガー:チェロ協奏曲 Op.85から第1楽章



チェロの弘田氏は新日フィルのメンバーでもあるが、それとは別にこれまで、石田組も含む室内楽で過去6回聴いている。今回が7回目で、ピアノとのデュエットなので、いわば、彼のリサイタルのようなものだ。

室内楽やリサイタルの場合は、かぶりつきが好きで、今日も最前列で聴いた。

ヤニの飛ぶような生々しい原音を聴くのが好きだが、一方で技量が丸出しになる。

もう少し、後ろの方で聴いていたなら、細かいミスに気が付かず、平穏に楽しめたかもしれないが、気分が乗れなかった。

特に、最後のエルガーのチェロ協奏曲の第一楽章は音楽担っていなかった。まあ、ピアノ伴奏でやるのが無理、というのではなく、そもそもがこの作品を消化できていなかったのではないか。

♪2025-007/♪かなっくホール-01

2026年1月17日土曜日

NHK交響楽団2054回A定期 1月公演

2026-01-17@NHKホール



トゥガン・ソヒエフ:指揮
NHK交響楽団


マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
 Ⅰアレグロ・エネルジコ・マ・ノン・トロッポ
  激しく、しかしきびきびと
 Ⅱアンダンテ・モデラート
 Ⅲスケルツオ:重々しく
 Ⅳ終曲:アレグロ・モデラート






演奏時間は実測86分だった。こんなものらしいが、17年にP.ヤルヴィがN響を振った時は82分だったから、4分も長いというのは、どこかの楽章が遅めだったのか、それともP.ヤルヴィが早かったのか。

3年に2回くらいの割合でしか聴かないのでほとんどいつ聴いても初聴きの印象だ。

そもそも、マーラーが好きじゃないというか、良さが分からない。俗っぽくて、長くて、旋律がブツ切れなので馴染めない。ベートーベンやブラームスなら絶対に書かないような音楽だな。いや、バカにして歯牙にも掛けないだろう。

しかし、大規模な管弦楽の妙を、極偶に味わうことができる。そういう時は、多くの人は、こういう点に痺れるのだろうな、と共感したりする。

でも、ソフィエフの指揮、というよりN響の本日のアンサンブルは、上出来だとは思わなかった。もちろん、偉い馬力で、熱演ではあったけど。

この曲に関しては上述の17年P.ヤルヴィがみなとみらいホールで(その年のヨーローッパツァーの直前の仕上げとして)演奏したものが、アンチマーラーも唸らせるほどに隙のない文句のつけようもない音楽に仕上がっていて(CD化されている。)、僕にとっては、この成功体験こそマーラー6番を聴く上で評価の物差しになっているので、結果、何を聴いてもちっと物足りないということになるのは、ある意味「悲劇的」だ。

ひとつ、良かったのは、この大曲が終わった時、客席も指揮者やオケと一緒に呼吸をしていたので、フライイングが一切なく、拍手歓声は、あるべき時を心得て自然発生的に起こったので、ホッとすると共に、みんながこの長時間を息を潜めて心を一つにしたのかもと思い、同じ釜の飯を食った戦友だな、と妙に感動ぽい気持ちになったことだ。


♪2026-006/♪NHKホール-01

神奈川フィルみなとみらいシリーズ定期演奏会第410回

2017-02-23 @みなとみらいホール



松本宗利音:指揮(しゅうりひと):指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ジュゼッペ・ジッボーニ:バイオリン*


ビゼー:序曲「祖国」Op.19
パガニーニ:バイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6*
メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調 Op.90「イタリア」
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タレルガ(リッチ編):アルハンブラの思い出*



宗利音(しゅーりひと)。この難しい名前の若い指揮者は、昨夏、突然登場した。シティ・フィル、N響、東フィルそして神奈川フィルと、5か月のうちにもう4回目の登場だ。

陽性な青年は、音楽もクセのない正統派で、とても好感が持てる。

ビゼー「祖国」は多分初聴き。
パガニーニはそう多くはないが、何度か聴いていて、ああ、この曲だったか、という感じ。ジッボーニという若手も初めてだったが、ストラディが良く鳴っていたし、神奈川フィルの弦が柔らかくて透明感があり、良いアンサンブルだった。

1番の楽しみは「イタリア」。
若い頃、本当によく聴いたな。
どの楽章も魅力に溢れているが、特に第2楽章の哀愁がいいね。これがあるから、1-3-4楽章が生きてくるよ。


♪2026-005/♪みなとみらいホール-01

2026年1月15日木曜日

東京都交響楽団 第1023回 定期演奏会Bシリーズ

2026-01-15 @サントリーホール



ダニエーレ・ルスティオーニ:指揮
東京都交響楽団
フランチェスカ・デゴ:バイオリン*

ブラームス:バイオリン協奏曲二長調 op.77
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 op.34
レスピーギ:交響詩くローマの祭>
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パガニーニ:24のカプリースから第13番「悪魔の微笑み」*
J.S.バッハ:無伴奏バイオリンパルティータ第2番ニ短調BWV
1004からサラバンド*




独奏のデゴ嬢を聴くのは4回目だが、うち3回の指揮がルスティーオーニだ。ネトレプコを聴きにゆくとエイヴァゾフもいるようなものか(尤もこのカップルは別れたらしいが。)。

ともかく、夫唱婦随か婦唱夫随か知らないけど、仲良きことは善き哉とも言っておれないのではないか。デゴ嬢はいろんな指揮者と共演して音楽性を磨いてゆくべきだろうな。

愛想の良い人で、ずいぶん前に彼女のFBに来日を楽しみにしていると書き込んだら、ちゃんと返事してくれたので、それ以来ファンだ。

でもなあ…。
ブラームスはあまり似合っていないような気がしたな。
悪くはないのだけど。

今日の演奏に関しては、やはりメインの<ローマの祭>が派手好き?の都響とも息が合って、誠に賑やかなお祭り騒ぎを楽しんだ。

それにしても高域弦のキンシャリは、やはりどうにもならんか。

♪2026-004/♪サントリーホール-01