2026年4月14日火曜日

MUZAランチタイムコンサート 04月 ユーフォニアムの彩り、箏の息吹

2026-04-14 @ミューザ川崎シンフォニーホール



ユーフォニアム:佐藤采香
箏:森梓紗

宮城道雄:春の海
J.S.バッハ(佐藤采香編):インベンション第14番 BWV785
冷水乃栄流:名残りの花 箏とユーフォニアムのための
山根明季子:ホログラム ユーフォニアムと箏のための
ファリャ:「七つのスペイン民謡」から 子守唄、ポロ
瀧廉太郎(向井航編):荒城の月



「箏」が正しい表現で、「箏」のことを「琴」というのは、厳密には正しくないらしい。「琴」は「箏」よりずっと広い概念だそうだ。

「ユーフォニウム」と「ユーフォニアム」は異なるのか?

いずれも英語表記で「Euphonium」で、同じものの日本語発音の違いらしい。「ユーフォニウム」が吹奏楽などで広く定着していたと思うが、近年は「ユーフォニアム」と表現するらしい。

初めて聴く組合わせだった。

各人は上手だけど、デュオとなると、あまりにも異物感があって、あまり感心できなかったなあ。

ユーフォニアムの音量・音圧が箏の音を消し飛ばしてしまうよ。

♪2026-041/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-03

2026年4月11日土曜日

NHK交響楽団2060回A定期 4月公演

2026-04-12@NHKホール



ファビオ・ルイージ:指揮
NHK交響楽団
ヤン・フォーグラー:チェロ*

ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob. VIIb–1*
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
---------------------
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009「サラバンド」*




ハイドンのVc協とブルックナーの9番という極端に対照的な2本立て。J.フォーグラーの音色の美しいこと。特に、Encのバッハは独特の節回しのような印象だったが、音色は一段と美しく響いた。

問題は、ブル9だ。
個人的には、好きになれないのだけど、演奏は力が入っていた。
プログラムの解説に「祈るような結尾」とある。

確かに、それを納得させる終曲の沈黙…が暫し続いた。
ルイージの手は止まっても沈黙の音楽はまだ続いている。
聴く側も、彼の音楽にシンクロして祈るような結尾を味わい尽くそうとしている。

おお、今日は、先走るのがいない。
良い終曲を迎えられる…と思った途端、後ろの方から全てを台無しにしてしまうブラボーと拍手!

ルイージの音楽は終わっていないのに…なんと居心地の悪いことか。

もう、本当にどうなってるんだよ。
大曲に限って、せっかくの入魂の音楽を台無しにするのが現れるよ。
なんで、一番乗りしたいんだろう。

自分の名前を名乗ってからやれよ!


♪2026-040/♪NHKホール-05

2026年4月6日月曜日

オペラ「椿姫」

2026-04-07 @新国立劇場



【指揮】レオ・フセイン
【演出/衣裳】ヴァンサン・ブサール
【美術】ヴァンサン・ルメール
【照明】グイド・レヴィ

合唱⇒新国立劇場合唱団
管弦楽⇒東京フィルハーモニー交響楽団

【ヴィオレッタ】カロリーナ・ロペス・モレノ
【アルフレード】アントニオ・コリアーノ
【ジェルモン】ロベルト・フロンターリ*
【フローラ】谷口睦美
【ガストン子爵】金山京介
【ドゥフォール男爵】成田博之
【ドビニー侯爵】清水宏樹
【医師グランヴィル】久保田真澄
【アンニーナ】花房英里子

*98年『セビリアの理髪師』フィガロ/02年『ルチア』エンリーコ/15年『トスカ』スカルピア/23年『リゴレット』リゴレット/23年『シモン・ボッカネグラ』シモン・ボッカネグラ



オペラ『椿姫』/ジュゼッペ・ヴェルディ

La Traviata / Giuseppe Verdi
全3幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉

予定上演時間:約2時間45分
 第1幕・第2幕1場  75分
  休憩30分
 第2幕2場・第3幕  60分




「椿姫」はなかなかよくできている。物語に無理がないし、アリアは名曲の釣瓶打ちだし、とても満足度が高い。

でも、これで新国立劇場の「椿姫」は5回目(同じ演出・美術)だけど、いつも3幕の演出と舞台装置がしっくりこない。

広い舞台を円形にくり抜いて狭く使い、何より紗幕がヴィオレッタとアルフレード達とを遮るのが過剰演出だと思うよ。

幕の内側から、手を出したり顔を出したりしても滑稽なだけだ。あれは何とかならんものかと思うよ。

ヴィオレッタ役のCLモレノはまるでトランペットのようなソプラノでよく通るというより、つんざくような鳴り方だ。好みではコルネットくらいの柔らかさが欲しいけどな。
アルフレード役のAコリアーノは、ちょいと頼りなかったよ。特に1幕。
ジェルモン役のRフロンターリは、新国立劇場の常連で、何度も聴いているせいか、安心・安定の名バリトンだった。

2年に1度くらいの割で上演しているが、次の機会には新演出でお願いしたいよ。


♪2026-039/♪新国立劇場-09

2026年3月30日月曜日

MUZAランチタイムコンサート 03月 楽器の王様 オルガンとピアノの色彩

2026-03-30 @ミューザ川崎シンフォニーホール



パイプオルガン:濱野芳純
ピアノ:高橋優介

サン=サーンス:幻想曲第1番変ホ長調
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調から
 第2楽章アダージョ・アッサイ
ラフマニノフ:組曲第2番 Op.17から 第4曲タランテラ
レスピーギ:「ローマの噴水」から
 第1部 夜明けのジュリアの谷の噴水
 第2部 朝のトリトンの噴水
 第3部 真昼のトリトンの噴水
 第4部 黄昏のメディチ荘の噴水




◀️感想省略▶️



♪2026-038/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-02

2026年3月29日日曜日

第42回トヨタ青少年オーケストラキャンプ 日本青少年交響楽団特別演奏会

2026-03-29 @サントリーホール



キンボー・イシイ:指揮
日本青少年交響楽団
合唱:東京子どもアンサンブル
松田華音:ピアノ*

上田真街:童声合唱組曲「あめつちのうた」
シベリウス:交響詩「フィンランディア」作品26
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op43*
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 作品73



初めて聴きに行ったので、オケのことは全く知らなかった。
全国のジュニア・アマオケから選抜されたメンバーが3泊4日の特訓を受けて、その最後に発表会をするのが今日のコンサートだった。

アマオケの編成って、大抵、セオリーどおりじゃないから前半も変則編成だったが、後半はかつて経験したことがないような大編成で、一千人の交響曲(マラ8)のオケでさえこんなに多くはないはず。

Vnは1+2で34人ほど。てことは18型?
Vaは17人、Vcも17人って何?
Cbは8人で全然勘定が合わない。


下手はVn1、2とも9プルト、上手も9プルト並んでいた。
プロオケでも5プルトが普通で、時に6プルトだから、9プルトも並ぶなんて、考えられない。真っ先の人はコンマスが見えるだろうか?音は届いている?

弦がそんな規模だから、管楽器も倍管か3倍管?
Tpは7本、Tbが5本て凄いよ。

そんな超特大編成でブラームスの2番をやった。


さぞやけたたましい音楽か、と思いきや案外普通に聴こえる。それに技術的にもかなりのレベルだ。わずかだけど、プロの奏者も混じっていたね。N響のナントカさんも座っていたよ。
ともかく、演奏は、決してゲテモノなんかではなく、ちゃんとブラームスになっていたよ。


日本アマオケ連盟名誉総裁の高円宮妃久子様が臨席されていた。ひとりでも高貴な人がおられると、客席の雰囲気もなんだか、雅になって、みんな礼儀正しくて良かった。

♪2026-037/♪サントリーホール-03

2026年3月26日木曜日

東京都交響楽団 第1037回 定期演奏会Cシリーズ

2026-03-26 @東京芸術劇場大ホール



オスモ・ヴァンスカ:指揮
東京都交響楽団

シベリウス:交響曲第1番ホ短調 op.39
シベリウス:交響曲第4番イ短調 op.63




オスモ・ヴァンスカの指揮は3回目。
前回も都響で、その前が読響。今回を入れて3回とも全シベリウス作品だ。
いくらフィンランド人だと言っても、来日する度にシベリウスばかりじゃ御本人も面白くないんじゃないか、と心配するけど、シベリウス愛はなかなかのもののように思えた。

7本の交響曲のうち生で聴くのは2番が圧倒的に多いけど、15年の生誕150年記念を契機に、近年、1番、5番もよく演奏されるようになって、むしろ2番を聴きたいのになかなか聴く機会がないよ。
因みに、完全記録している14年以降で一番少ないのが3番で1度のみ。一番多い2番は14回。
今日の1番は7回、4番は3回。

やはり、聴く機会が多いものは、旋律の切れ端でも記憶にあるので聴き易いが、4番のように数年に1度ではほぼ馴染みがなく、ところどころ、ああ、これはシベリウスらしいな、と思わせるけど、全体を通して重苦しいばかりであまり楽しくはなかったね。

都響は弦の中低域の厚みがとても良かったが、Vn1の高域に聴き苦しいところあり。


♪2026-036/♪東京芸術劇場大ホール-02

シベリウス交響曲 今日までに生で聴いた回数
1番 ⇒07  20.0%
2番 ⇒14  40.0% 
3番 ⇒01    2.9%
4番 ⇒03    8.6%
5番 ⇒05  14.3%
6番 ⇒03    8.6%
7番 ⇒03    8.6%

ランチタイムコンサート〜音楽史の旅 2025年⑥ イギリスの弦楽器作品〜弦楽アンサンブル〜

2026-03-26 @かなっくホール



Vn1⇒村井俊朗、藤﨑美乃、東山加奈子、甲斐涼太郎
Vn2⇒塩川翔子、今岡秀輝、森澤麻里江
Va⇒長石篤志、大河内涼子、飯野和英
Vc⇒弘田徹、倉上樹
Cb⇒藤井将矢

エルガー:弦楽セレナーデ Op.20<全3楽章>
ウォーロック:カプリオール組曲<全6曲>
ホルスト:セント・ポール組曲<全4曲>
不詳:アメイジング・グレイス
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エルガー:威風堂々行進曲第1番ニ長調



音楽史の旅6回目の最終回は前回同様英国音楽弦楽作品。
ラストに相応しく13人の弦奏者を並べて、かなりボリュームのある内容になった。

いつものように、かぶりつきで聴いたが、今回は中央から後方が良かったかも。

エルガー、ウォーロック、ホルストの組曲などを聴いたが、どれも英国民謡の香りが溢れて郷愁を刺激する。
5音音階や教会旋法が混ざって、日本人には、DNAが共通するのかもしれない。


♪2026-035/♪かなっくホール-03