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2014年11月8日土曜日

平成26年演奏とドリルの祭典

2014-11-08 @県民ホール


山梨県警察音楽隊
静岡県警察音楽隊
横浜市消防音楽隊
神奈川県庁合唱団
横浜市立みなと総合高校
吹奏楽部・チアダンス部
神奈川県警察音楽隊
神奈川県庁合唱団

イン・ザ・ストーン(神奈川県警音楽隊)
レッツ・エンジョイ・シズオカ2014(静岡県警音楽隊)
Let'March'n2014(山梨県警音楽隊)
GO!STEPPERS!(横浜市立みなと総合高校チアダンス部)
Brightration2014(横浜市消防音楽隊)
ベイ・サウンズ・ヨコハマ(神奈川県警音楽隊)
------合同演奏------
ホルスト:組曲「惑星」から「木星」
E・モリコーネ:「ニュー・シネマ・パラダイス」
Mr.インクレディブル
JOY!!(みなと総合高校チアダンス部)
LET IT GO(with 神奈川県警カラーガード)
花は咲く(県庁合唱団)


県警音楽隊や横浜市消防音楽隊が毎年県民ホールで定期演奏会をやっているのは承知していたし、他の行事とバッティングせず、応募が当選すればいつも聴きに行っていたが、今日の催しは「演奏とドリルの祭典」という変わったタイトルで、神奈川県警が主体だけれど、近隣の警察音楽隊などが賛助出演するという形だった。
こういうスタイルの演奏会があったとは知らなかった。
少なくともここ数年は開催されているらしい。もっとも、出演団体は同じではないようだ。顔ぶれを見るとどういう基準で編成されているのか分からない。各県警が持ち回りで開催しているのだろうか。

「県のたより」の行事欄に小さく出ているだけだから忙しい人は読み飛ばすだろう。往復はがきで応募して、当選した次第。
約2500人収容の大ホールが目一杯の観客を飲み込んでいた。

横浜は我が国の吹奏楽発祥の地だそうな。まあ、たいていの近代文明は港ヨコハマが受け入れたのだけど。
そして、警察音楽隊というのも神奈川県を以って嚆矢とするらしい。


二部構成の第一部は各音楽隊とそれぞれのカラーガード(各警察)、ポートエンジェルス119(消防)とが組んだドリル演奏*が披露された。みなと総合高校からはチアダンス部が登場した。

*Marching Drill⇒吹奏楽バンドが行う、曲を演奏しながら、様々な図形を作るように行進する演目


ピチピチギャル(でもないかも…)が見せてくれる機敏で華麗なダンスは目の保養。

ただ、ポートエンジェルスだけは趣向が変わっている。
数年前に初めてその演技を見た時、9人?が日頃の厳しい訓練の賜物だろう、あまりに正確な動きをするのに仰天・感動したものだが、今回、機械のような完全同期された動きは、メリハリ効きすぎで優雅さに欠けるというか、コワイなあ…、と他の団体のドリルを見ながら思ったことである(でも、お嬢さん方がここまで自分を鍛え上げている姿には思わず襟を正される。)。

山梨県警音楽隊は小編成ながら映画音楽メドレーで、1曲だけ分からなかったけど他は全部観ている、知っている映画の音楽で楽しかった。

静岡県警はケイサツともおもえぬコミカルな演出があって、これも楽しませてくれた。

とはいえ、地元贔屓ではないが、やはり、神奈川県警と横浜市消防音楽隊は一頭地抜きん出ていたように思う。


第二部は合同演奏で124名が舞台に並んだ。
こんな大規模な吹奏楽を聴くのは初めてのことだ。
大迫力で演奏も実に巧い。ソロをとる隊員などまるでプロだ。いや、専務隊なら音楽のプロと言っていい。きっと暇な時にクラブなどでアルバイトしているんじゃないかと思ったよ(根拠ありません。あまりに巧いので)。

最後はなぜか県庁合唱団も登場して「花は咲く」を歌ったが、しみじみ良い曲だなと思った。
来年も「県のたより」を見逃さないようにして応募しなくちゃ。


♪2014-101/♪県民ホール-02

2014年2月9日日曜日

横浜市消防音楽隊創設55周年記念演奏会

2014-02-09 @みなとみらいホール



大西稔彦/鈴木篤典指揮:横浜市消防音楽隊

第1部:
團伊玖磨:祝典行進曲
B・アッペルモント:コーラリア
F・E・ワール:
 ザ・ゴールデン・エイジ・オブ・ザ・シロフォン
D・ギリングハム:ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス

第2部:
R・A・ホワイティング:ハリウッド万歳
H・マンシーニ:酒とバラの日々
坂本龍一:八重の桜
荒井由実:ひこうき雲
W・バーカー編:ミュージカル「レ・ミゼラブル」よりセレクション

第3部:
防災広報
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ステージ・ドリル「ポートエンジェルス119」



県警の音楽隊もそうだけど、消防隊の演奏会もすべて事前の応募制で、稀に外れる場合がある。今回は、55周年という節目のコンサートなので、いつもより競争率が高かったそうだ。
僕は、最近、この手のイベントの当選率が高くて、昨日のキネマ旬報ベスト・テン表彰式に続いて、今日の消防音楽隊演奏会、さらに明日の神奈川フィルの特別演奏会と3日も連続して無料の応募制イベントに当選した。こんなことで、1年の運を使い果たさねばいいけど。

消防音楽隊はいわばプロだ。うまくて当たり前。そして、現にうまい。もう少しシンフォニックな曲目を聴きたかったが、ごく普通のプログラムだった。

最近はアマチュアの吹奏楽や管弦楽でも女性の比率が高くなっているが、消防隊もなんと約7割が女性だった。世の中は確実に変わっているなあと思う。これはしかし、良い変化なのだろうか?
女性の社会進出は大いに結構。どんどんと枢要な地位を占めるようになってほしい。
しかし、その一方で男性の草食化が益々進んで、そのうち、社会のお荷物化してしまわないだろうか…などと心配にもなる。

消防隊の演奏会で楽しみは、ポートエンジェルス119だ(った)。
ミニスカートの制服のお姉さんのまるで機械人形のようなシャキッとしたドリルにはつい弛んだ気持ちがただされる。
しかし、はじめて彼女たちを観た時に味わった感動はだんだん小さくなってきた。
下手でもいいからもっと愛想よく演技できないものだろうか。
あまりに真顔で隙もなくピタッと決められると、なんだか、怖い感じがするよ。
時々旗を落としていた県警音楽隊のカラーガードの方にむしろ親しみを感じるなあ。

http://youtu.be/8mRN9ZqRXZ8

前日の大雪の残雪あり。

♪2014-13/♪みなとみらいホール07