2014年2月9日日曜日

横浜市消防音楽隊創設55周年記念演奏会

2014-02-09 @みなとみらいホール



大西稔彦/鈴木篤典指揮:横浜市消防音楽隊

第1部:
團伊玖磨:祝典行進曲
B・アッペルモント:コーラリア
F・E・ワール:
 ザ・ゴールデン・エイジ・オブ・ザ・シロフォン
D・ギリングハム:ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス

第2部:
R・A・ホワイティング:ハリウッド万歳
H・マンシーニ:酒とバラの日々
坂本龍一:八重の桜
荒井由実:ひこうき雲
W・バーカー編:ミュージカル「レ・ミゼラブル」よりセレクション

第3部:
防災広報
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ステージ・ドリル「ポートエンジェルス119」



県警の音楽隊もそうだけど、消防隊の演奏会もすべて事前の応募制で、稀に外れる場合がある。今回は、55周年という節目のコンサートなので、いつもより競争率が高かったそうだ。
僕は、最近、この手のイベントの当選率が高くて、昨日のキネマ旬報ベスト・テン表彰式に続いて、今日の消防音楽隊演奏会、さらに明日の神奈川フィルの特別演奏会と3日も連続して無料の応募制イベントに当選した。こんなことで、1年の運を使い果たさねばいいけど。

消防音楽隊はいわばプロだ。うまくて当たり前。そして、現にうまい。もう少しシンフォニックな曲目を聴きたかったが、ごく普通のプログラムだった。

最近はアマチュアの吹奏楽や管弦楽でも女性の比率が高くなっているが、消防隊もなんと約7割が女性だった。世の中は確実に変わっているなあと思う。これはしかし、良い変化なのだろうか?
女性の社会進出は大いに結構。どんどんと枢要な地位を占めるようになってほしい。
しかし、その一方で男性の草食化が益々進んで、そのうち、社会のお荷物化してしまわないだろうか…などと心配にもなる。

消防隊の演奏会で楽しみは、ポートエンジェルス119だ(った)。
ミニスカートの制服のお姉さんのまるで機械人形のようなシャキッとしたドリルにはつい弛んだ気持ちがただされる。
しかし、はじめて彼女たちを観た時に味わった感動はだんだん小さくなってきた。
下手でもいいからもっと愛想よく演技できないものだろうか。
あまりに真顔で隙もなくピタッと決められると、なんだか、怖い感じがするよ。
時々旗を落としていた県警音楽隊のカラーガードの方にむしろ親しみを感じるなあ。

http://youtu.be/8mRN9ZqRXZ8

前日の大雪の残雪あり。

♪2014-13/♪みなとみらいホール07