2017-05-05 @東京国際フォーラムD7
トリオ・エリオス
カミーユ・フォントゥノ:バイオリン
ラファエル・ジュアン:チェロ
アレクシス・グルネール:ピアノ
ハイドン:ピアノ三重奏曲第25番 ト長調Hob.XV:25「ジプシー・ロンド」
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
トリオ・エリオスは、同じ会場で昨日も聴いたけど今日は席が良かったこともあるが、昨日よりずっといい。
「ジプシー・ロンド」は、昨日、堀正文トリオでも聴いた。趣が違ったが、好みを言えばこちらかな。席が良くて楽音が明瞭に聴き取れたことも好印象の原因だろう。
ラヴェルのピアノ・トリオは生初聴きだった。
心を和ませるとか癒やしてくれるような音楽ではないけど、メロディも掴みどころのない変拍子も含め、楽想や奏法が実に多彩だ。3種類の楽器をそれぞれ極限まで使い倒しているようで、演奏も相当な超絶技巧に見える。室内楽の異種格闘技の面目躍如だった。
♪2017-75/♪東京国際フォーラム-08
2017年5月5日金曜日
2017年5月4日木曜日
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017 No.154 〜トリオ・エリオス (ピアノ三重奏)
2017-05-04 @東京国際フォーラムD7
トリオ・エリオス
カミーユ・フォントゥノ:バイオリン
ラファエル・ジュアン:チェロ
アレクシス・グルネール:ピアノ
ドボルザーク:ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 op.90 「ドゥムキー」
ブラームス(モファット編):ハンガリー舞曲第1番 ト短調
ブラームス(リース編):ハンガリー舞曲第6番 変ニ長調
堀正文トリオに比べると合計年齢は半分位だろうか。トリオとしても2014年に結成されたばかりの若手トリオだ。なかなかキビキビして、表情が豊かなのに好感した。
「ドゥムキー」がドボルザークのピアノ三重奏曲の第4番で最後の曲だということは初めて知ったよ。あまりにダントツに有名だから第1番から第3番までがあるなんてちょいと想像しなかったな。
たしかに手元のCDには第4番と書いてある。
6楽章まであって、その中にソナタ形式の楽章は一つもないという変わり種。各楽章の調性にも通常のソナタ(奏鳴曲)に見られるような関連性(同名調、平行調など)もないらしい。
第3番までにやり尽くして、ちょっと変わったところを狙ったのだろうか。
♪2017-69/♪東京国際フォーラム-02
トリオ・エリオス
カミーユ・フォントゥノ:バイオリン
ラファエル・ジュアン:チェロ
アレクシス・グルネール:ピアノ
ドボルザーク:ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 op.90 「ドゥムキー」
ブラームス(モファット編):ハンガリー舞曲第1番 ト短調
ブラームス(リース編):ハンガリー舞曲第6番 変ニ長調
堀正文トリオに比べると合計年齢は半分位だろうか。トリオとしても2014年に結成されたばかりの若手トリオだ。なかなかキビキビして、表情が豊かなのに好感した。
「ドゥムキー」がドボルザークのピアノ三重奏曲の第4番で最後の曲だということは初めて知ったよ。あまりにダントツに有名だから第1番から第3番までがあるなんてちょいと想像しなかったな。
たしかに手元のCDには第4番と書いてある。
6楽章まであって、その中にソナタ形式の楽章は一つもないという変わり種。各楽章の調性にも通常のソナタ(奏鳴曲)に見られるような関連性(同名調、平行調など)もないらしい。
第3番までにやり尽くして、ちょっと変わったところを狙ったのだろうか。
♪2017-69/♪東京国際フォーラム-02