2024年10月9日水曜日
新国立劇場オペラ「夢遊病の女」
2024年5月17日金曜日
みなとみらいアフタヌーンコンサート2024前期 ≪クリスタル・ヴォイス≫森麻季 ソプラノ・リサイタル
2024年2月23日金曜日
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 県民名曲シリーズ第19回「男の宿命ミュージカル!」 ~豪華オーケストラと魅せるドラマティックライフ〜
2022年10月9日日曜日
鳥木弥生 メゾソプラノ・リサイタル メゾの魅力とイタリア・オペラの神髄を存分に!
2021年11月13日土曜日
NISSAY OPERA 2021「カプレーティとモンテッキ」
2021-11-13 @日生劇場
指揮:鈴木恵里奈
演出:粟國安彦
美術:横田あつみ
照明:大島祐夫
衣裳:増田恵美
舞台監督:山田ゆか
演出助手:橋詰陽子
合唱指揮:大川修司
ロメーオ⇒山下裕賀
ジュリエッタ⇒佐藤美枝子
テバルド⇒工藤和真
ロレンツォ⇒須藤慎吾
カペッリオ⇒狩野賢一
台本:フェリーチェ・ロマーニ
作曲:ヴィンチェンツォ・ベッリーニ
歌劇『カプレーティとモンテッキ』
全2幕(原語[イタリア語]上演・日本語字幕付)
暗い話だけど、初めて聴く音楽は心地よく、大いに楽しめた。
ベッリーニはベルカントの作曲家として括られることが多いが、9歳年長のロッシーニと比べると遊戯のような超絶技巧はなく、ベルディ作品と言われても何の違和感もない感じだ。
また、オペラはややもすると音楽優先でドラマに無理があったりするが、この作品は理路整然としてストレスを感じさせない。
主要な5人の歌手のうち、佐藤・工藤・須藤はお馴染みだが、ロメーオ役の山下裕賀とカペッリオの狩野賢一は、多分、初聴き。いずれも朗々と歌って気持ちがいい。
特にズボン役の山下はベテラン佐藤相手に健闘。
Wキャストで明日も公演がある、各人1日しか出番がないとは勿体無い。
舞台美術や照明も良かった。
日生劇場の狭い舞台を有効活用して単純だが重厚感のある舞台装置。衣装も手抜き感なし。
ハーフミラーを使った演出も奥行きを感じさせるとともに、客席を舞台の中に取り込んだような不思議な感覚も面白かった。
2021年9月12日日曜日
ベッリーニ作曲「清教徒」全3幕 藤原歌劇団公演(共催:新国立劇場・東京二期会)新制作
2021年6月25日金曜日
音楽堂アフタヌーンコンサート2021前期 佐藤美枝子 ソプラノ・リサイタル <華麗なるオペラ・アリア>
2021-06-25 @県立音楽堂
佐藤美枝子:ソプラノ
河原忠之:ピアノ
スキーラ:夢
ドナウディ:私の愛の日々/ああ、愛する人の
ベッリーニ:追憶
歌劇「ノルマ」から”清らかな女神よ”
歌劇「清教徒」から”あなたの優しい声が”
歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」から”おお、幾たびか”
歌劇「夢遊病の女」から”気も晴れ晴れと”、“ああ、信じられないわ”
----アンコール----
クルティス:勿忘草
カッチーニ伝:アヴェ・マリア
黒人霊歌:アメイジング・グレイス
ベテランの域だが、衰えは全く感じさせない。
大迫力の中〜高音域の迫力は歌う”人間兵器”の如し。
勿論超高域を繊細に歌う魅力も。
独唱会とあって、得意のベル・カント作家中心だった。
本篇9曲中初めの3曲を除けばすべてベッリーニの作品。
有名なのは「Casta Diva」だけ。
その他は聴いた事はあるが馴染んでいないものばかり。
でも、それでよし。
彼女の得意な曲を聴きたかったから。
アンコールでは昨年も歌った勿忘草等有名曲でサービスも。
ピアノ伴奏が河原忠之。
そのPfの音が素晴らしかった。
カーンと抜ける明るくて明瞭な音。
音楽堂の響の良さを歌とPfで堪能できた。ホンに良いホールだ。
で、思い出したのが、先日の東フィルのラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲。
上原彩子の演奏が見事だったが、惜しいのはサントリーホールのピアノの響。いつも暗くて弾まない。
♪2021-060/♪神奈川県立音楽堂-05
2021年4月10日土曜日
名曲全集第166回 牛田智大のショパン!
2021-04-10 @ミューザ川崎シンフォニーホール
沼尻竜典:指揮
東京交響楽団
牛田智大:ピアノ*
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」序曲(シンフォニア)
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 op.21*
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 op.36
-------------
ショパン:マズルカ第13番イ短調 op.17-4*
ピアノは牛田くん。2月に聴いた新日フィルとのショパンの1番が彼のせいではなくイマイチだったが、今日の2番は東響が良い塩梅の鳴り具合でピアノの音も明瞭に響き、とても新鮮に聴こえ、色々発見もあった。
しかし、休憩後のチャイコフスキー交響曲第4番は、弦の編成を14型に拡大したせいか、弦の響きがいっぺんに悪くなり、管弦の混ざり具合もよく溶け合わず、ザワザワした演奏になった。
それでもこの曲は聴く人を興奮させる。
感激した人も少なからず。
ブラボー代わりに反則の奇声を発した人や立ち上がって拍手する人もいたが、僕は気分が乗れなかった。
♪2021-036/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-04
2017年7月1日土曜日
NISSAY OPERA 2017 ベッリーニ『ノルマ』
指揮:フランチェスコ・ランツィッロッタ
演出:粟國淳
ノルマ⇒マリエッラ・デヴィーア
アダルジーザ⇒ラウラ・ポルヴェレッリ
ポリオーネ⇒笛田博昭
オロヴェーゾ⇒伊藤貴之
クロティルデ⇒牧野真由美
フラーヴィオ⇒及川尚志
東京フィルハーモニー交響楽団
藤原歌劇団合唱部/びわ湖ホール声楽アンサンブル
ベッリーニ:オペラ「ノルマ」全2幕〈字幕付き原語上演〉
「ノルマ」は、「オテロ・タイス・トスカ・マノン・ルチア(正確には”ランメルモールのルチア”)」と並んで<3文字オペラ>の代表格。…とは誰も言ったりしていないが、タイトルがカタカナ3文字のオペラは成功率が高いみたいだ。
「ノルマ」も今回舞台では初聴きだが、このオペラは結構有名だから、目にし、耳にする機会が多いので、ノルマが歌う有名なアリア「浄き女神」(Casta Diva)は単独で聴いたこともある。
実に美しいこの曲は歌うには大変難しいそうで、得意にしていたマリア・カラスでさえ、あらゆるアリアの中で一番難しいと言ったとか。
今回のノルマ役のマリエッラ・デヴィーアと言う人は、やはりソプラノの難曲「ルチア」の主役で一世を風靡した歌手だそうだが、ルチア役を10年ほど前に引退し、最近、60歳代になってカラスが難曲と言った「ノルマ」を歌い始めたそうだ。
ところで、耳に馴染んだアリアといえば、この「浄き女神」だけで、あとはひとかけらも思い出せる音楽はなかった。しかし、全編分かりやすい音楽だ。ドラマの方は酷い話があったものだと思うような悲劇だが、その割に音楽の方で悲劇性は強調されていないのがやや物足りなかった…というのが初聴きの印象。
♪2017-112/♪日生劇場-02
https://youtu.be/D9Mylq8rZz8