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2025年7月11日金曜日

横浜バロック室内合奏団定期演奏会114回 〜イタリアの輝き

2025-07-11 @みなとみらいホール



横浜バロック室内合奏団
 Vn:小笠原伸子、鈴木絵由子、橋本弥香、犬飼美奈
 Va:河野理恵子
 Vc間瀬利雄
 Cb:大西雄二
 Cemb:林則子

ピアノ:堀由紀子

ビバルディ:合奏協奏曲集作品3「調和の霊感」から
 第1番 4つのバイオリンの為の協奏曲二長調 RV549
 第8番 2つのバイオリンの為の協奏曲イ短調 RV522
 第10番4つのバイオリンの為の協奏曲口短調 RV580
 第11番 2つのバイオリンの為の協奏曲ニ短調 RV565
ビバルディ:バイオリン協奏曲集「四季」から作品8-2ト短調「夏」RV315
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414(弦楽四重奏伴奏を元に)
-------------
モーツァルト:メヌエット




◀️感想省略▶️


♪2025-094/♪みなとみらいホール-19

2024年7月12日金曜日

横浜バロック室内合奏団定期演奏会109回 〜イタリアの輝き

2024-07-12 @みなとみらいホール



横浜バロック室内合奏団
 Vn:小笠原伸子*/梅原真希子/藤村陽子/犬飼美奈
 Va:河野理恵子/大本綾子
 Vc:間瀬利雄
 Cb:大西雄二

Cemb:林則子
Pf:堀由紀子**


モーツァルト:ディベルティメントニ長調 K136
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466**
ビバルディ:バイオリン協奏曲集「四季」Op.8,Nos.1-4*

----アンコール-----------------
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K397*
ボッケリーニ:メヌエット



毎年、この回は「イタリアの輝き」と称してイタリアバロック…かといえば必ずしもそうではなく、時々モーツァルトも混ざる。
しかし、今日のコンサートは非常に満足度の高いものだった。

メンバーは弦が2-2-2-1-1の8人にピアノ協奏曲は当然ピアノが、四季はチェンバロが加わった。
冒頭のモツ・喜遊曲のみ、弦楽8重奏だった。

そのアンサンブルのきれいなこと。

このところの猛暑で流石のみなとみらいホールも先日来響が乾燥していたが、今日はお湿りがあったせいか、潤いがある。
そこにピアノが加わってモツ20番の何と麗しい。

最近、弦5重奏とピアノを聴く機会が多かったが、これはこれで良い。しかし、弦8重奏で聴くと一段と音楽が立体的で、両者の駆け引きや協調が目の前で手に取るように繰り広げられて悦楽の気分。

耳タコの四季も、今日はとても素直に聴くことができた。

余談:今日の鑑賞が今年のちょうど100回目。
昨年は6月6日だったからほぼ1月遅いペース。
昨年の今日は122回目だったから18%の減少率だ。
秋以降、もっと鑑賞減量する予定。

♪2024-100/♪みなとみらいホール-27

2024年1月12日金曜日

第36回ヨコハマ・ワーグナー祭 薫りたつフランス音楽 〜フォーレ没後100年を記念して

 2024-01-12 @みなとみらいホール


斎藤葉:ハープ❶
伊藤慧・古川貴子:ピアノ・デュオ❷❸
荒井章乃:バイオリン❹
斎藤龍:ピアノ❹
佐々木ふみ:フルート❺
高井洋子:バスクラリネット❺
鈴木陽子:ピアノ❺
堀由紀子:ピアノ❻
小笠原伸子:バイオリン❻
百武由紀:ビオラ❻
間瀨利雄:チェロ❻

❶G.フォーレ:即興曲 作品86
❷G.フォーレ:<ドリー組曲>作品56から
 子守唄
 ドリーの庭
 キティ・ワルツ
 スペイン風の踊り
❸C.サン=サーンス:<死の舞踏>作品40
❹M.ラヴェル:バイオリン・ソナタ
❺J.M.ダマーズ:演奏会用ソナタ
❻G.フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 作品15




Rワーグナーではなく、文明開花時に横浜=日本に西洋音楽を持ち込んだクリスチャン・ワーグナーを記念した演奏会。やっていることは知っていたけど参加は初めて。没後百年のフォーレを中心に昨夜に続いて音楽ばかり。良き哉。

♪2024-005/♪みなとみらいホール-01

2022年10月28日金曜日

横浜バロック室内合奏団定期演奏会103回 〜室内楽の喜び

2022-10-28 @ひまわりの郷


横浜バロック室内合奏団
①Pf堀由紀子 Vn茂原大朗 Va百武由紀 Vc間瀬利雄
②Vn小笠原伸子 茂原大朗 Va眞中望美 Vc中垣文子
③Pf堀由紀子 Vn小笠原伸子 有馬希和子 Va百武由紀 Vc間瀬利雄

①モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 K478
②モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調 「不協和音」K465
③ブラームス:ピアノ五重奏曲へ短調 作品34
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ブラームス:同上スケルツォ



今季最後の演奏会は、バロックではなく古典派とロマン派の室内楽。

ピアノ五重奏といえばシューマンとブラームスが双璧だと思っている。

先週、横浜シンフォニエッタでシューマンを聴いたが、今日はブラームスだ。他も好物揃いで、モーツァルト:ピアノ四重奏第1番と弦楽四重奏曲第19番「不協和音」。

いつもは10人前後のアンサンブルだが、今日は人数が少ない分、演奏は引き締まって、いつもの横浜バロックとは思えない出来映え。

特にピアノの堀由紀子はこの合奏団でしか聴いたことがないし、有名じゃない?が、感じがいい。腕前はどうせこのクラスになると分からないが、聴いていて好ましい気分に。アンサンブルの妙だ。


余録:なぜかは説明省略。
休憩中にテレマンのガリバー組曲から1曲が演奏さた。そんな曲があること自体知らなかった。
後から調べたらテレマン45歳時にガリバー旅行記が出版されている。触発されて書いたのだろうな。

小人国、巨人国の話は読んだが、ガリバーが観音崎に上陸した話は知らなかった!
因みに浦島太郎は我が家の近在の人らしいが(全国に伝説あり)。

♪2022-161/♪ひまわりの郷-4

2021年7月2日金曜日

横浜バロック室内合奏団定期演奏会98回 〜室内楽の楽しみ

2021-07-02 @ひまわりの郷


横浜バロック室内合奏団
 Vn小笠原伸子*、有馬希和子*、小澤郁子、眞中望美
 Va百武由紀*、櫻井すみれ
 Vc岡本蒼馬、間瀬利雄*
 Cb大西雄二*
ピアノ:堀由紀子**

早川昭三:バロック風「日本の四季」から「夏」
ドボルザーク:弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op77*
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op11(室内楽伴奏版)**
----------------
ショパン:前奏曲嬰ハ短調 Op45**


前回に続き早川正昭「バロック風“日本の四季”」から今回は「夏」。

これがホンによくできている。3楽章のそれぞれに日本の童謡などが織込まれ、第1楽章は「我は海の子」がフーガ展開する。

2楽章は「雨が降ります」、最後は「松原遠く」。

なんて楽しい音楽だ。

弦のみ総勢9人。


2曲目はドボルザーク弦楽5重奏曲2番ト長調。

これは珍しい。

初聴きかも。

知らされていなければ3楽章迄は誰の作品か分からなかったと思うが、終楽章にきてドボルザークらしい土着風の旋律と展開で、なるほどと納得した次第。


五重奏は弦楽四重奏にコンバスの組合わせ。この編成も珍しいと思う。


最後は弦楽八重奏がオケの代わりをするショパンのピアノ協奏曲第1番。独奏は堀由紀子…て知らない。横浜バロック〜を主宰する小笠原伸子の同級生と言うから、藝大を<随分前>に卒業した人らしい。


これが実に素晴らしい演奏だった。

指揮者のいないアンサンブルだが、とても息が合っていて、今正に仲間と音楽を創っている喜びに溢れていた。


それにしてもひまわりの郷の音響の良さ!とりわけピアノはくぐもったりせずカーンと抜けてくる。

明るくて粒立ちがよくコロコロと転がる。


それに引きかえ、サントリーホールのピアノの音は何とかならんか!

先日の上原彩子、小曽根真、いずれも熱演だったが、音が暗くて重くて弾まない。


♪2021-065/♪ひまわりの郷-2