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2023年3月21日火曜日

新国立劇場オペラ:オッフェンバック「ホフマン物語」

2023-03-21 @新国立劇場



【指揮】マルコ・レトーニャ
【演出・美術・照明】フィリップ・アルロー
【衣裳】アンドレア・ウーマン
【振付】上田遙
【再演演出】澤田康子
【舞台監督】須藤清香

【管弦楽】東京交響楽団
【合唱指揮】三澤洋史
【合唱】新国立劇場合唱団

【ホフマン】レオナルド・カパルボ
【ニクラウス/ミューズ】小林由佳
【オランピア】安井陽子
【アントニア】木下美穂子
【ジュリエッタ】大隅智佳子
【リンドルフ/コッペリウス/ミラクル博士/ダペルトゥット】エギルス・シリンス
【アンドレ/コシュニーユ/フランツ/ピティキナッチョ】青地英幸
【ルーテル/クレスペル】伊藤貴之
【ヘルマン】安東玄人
【ナタナエル】村上敏明
【スパランツァーニ】晴 雅彦
【シュレーミル】須藤慎吾
【アントニアの母の声/ステッラ】谷口睦美


ジャック・オッフェンバック「ホフマン物語」
全5幕〈フランス語上演/日本語及び英語字幕付〉

予定上演時間:約3時間45分
第1幕・第2幕   75分
 休憩       30分
第3幕                50分
 休憩       30分
第4幕・第5幕   40分




5年前にやはり新国立劇場で同じ演出・美術で観た。オランピア役は今回も同じく安井陽子だった。砂川涼子が出ない代わりに木下美穂子が同じアントニアの役だった。

舞台美術や衣装は派手で、綺麗だ。
音楽も悪くない。オランピアの歌う「クマシデ並木の鳥たちから」やニクラウスとジュリエッタの二重唱「舟唄」など耳馴染みもいくつかあるし、全体として不満はない。

しかし、物語がさっぱり分からない。18年の時も同じ感想を持った。MET版の録画ディスクを回してみてもやはりよく分からない。

未完の大作らしいが、物語としても未完成ではないかと思うよ。

♪2023-049/♪新国立劇場-05

2015年6月28日日曜日

神奈川フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会 県民ホールシリーズ 第4回

2015-06-28 @県民ホール


現田茂夫:指揮(名誉指揮者)
大隅智佳子(ソプラノ)♭
並河寿美(ソプラノ)♯
西村悟(テノール)♪
ジョン・ハオ(バス)*
井上雅人(バリトン)*
神奈川フィル合唱団(合唱)*

神奈川フィルハーモニー管弦楽団


<オールプッチーニプログラム> 
・交響的前奏曲イ長調 

・歌劇「ラ・ボエーム」から
「冷たい手」♪
「私の名はミミ」♭♪
「麗しの乙女」♭♪

・歌劇「蝶々夫人」から
「ある晴れた日に」♯

・歌劇「妖精ヴィッリ」から
「妖精の踊り」

・歌劇「トゥーランドット」ハイライト(演奏会形式)♭♪♯*


プッチーニのオペラ以外の作品は知らなかった。
交響的前奏曲は初めて聴いたが、オペラの旋律同様分かりやすい歌謡調の作品だった。帰宅後調べたら、18歳頃の作品だ。
そうと知ればそんな程度の軽さだったかも。

続くアリア集は、全て聴き馴染みの曲ばかりで、歌手たちもみんな上手で楽しめた。

最後のお楽しみは、「トゥーランドット」のハイライト(といっても80分の長尺)を演奏会形式で聴かせてくれることだったが、これには不満が残った。
音楽そのものはいいし、オケの演奏も、歌唱もとても良い。

しかし、プログラムには物語のあらすじもどのアリアを誰が歌うのか、その内容はどんなものかについても何の説明もないのは困ったものだ。まあ、およそのあらすじは知っていたけど、演奏会形式なので、イタリア語も分からないし、今、どういう場面か、何が歌われているか分からない。
アリアそのものはよく馴染んでいても何を歌っているかまでいちいち覚えている訳ではない。

字幕があれば良かったがそれもない。

その代わりにナレーターが状況を簡単に説明してくれるのだけど、これが本当に簡単過ぎて、肝心の誰が何を歌っているかが分からない。よほど「トゥーランドット」に精通していなければこの程度の説明では内容を把握できないだろう。

だんだん眠くなってきて、超有名なアリア「誰も寝てはならない」で、僕は寝てしまった。

最近の神奈川フィルのプログラムにおける楽曲解説はつまらない。


♪2015-60/♪県民ホール-01