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2023年10月24日火曜日

MUZAランチタイムコンサート 10月 オルガン de 世界の旅

2023-10-24 @ミューザ川崎シンフォニーホール



パイプオルガン:三浦はつみ
トランペット:阿部ちさと

♪イギリスから
 J.クラーク(c. 1673-1707):デンマーク王子の行進*
♪イタリアから
 A.コレッリ(1653-1713):ソナタ 第8番*
♪スイスから
 「トッケンブルクの家庭用オルガン舞曲集」から
  ポルカ ハ長調 2分30秒
 G.ボヴェ(b.1942):トッカータ
♪フランスから
 J.ブレ(b.1974):天使たちのワルツ
♪アメリカから
 L.バーンスタイン(1918-1990):
 ウエスト・サイド・ストーリー」から*
 マリア/アイ・フィール・プリティ/トゥナイト
♪ドイツから
 J.S.バッハ(1685-1750):フーガ変ホ長調 BWV552/2



パイプオルガンとトランペットという組合わせ。異種格闘技みたいだなと思ってたけど、これが案外違和感がなかった。
まあ、演奏される音楽が最後の1曲を除けば軽い調子のものばかりだったからかも。

トランペットも、ピッコロ、B♭管、C管を曲に合わせて吹き分けた。

J.クラーク「デンマーク王子の行進」なんて聞いたことないな、と思っていたが、始まってみるとトランペットの有名曲としてすごく馴染んでいる音楽だったよ。
コレッリのソナタ8番というのもVnと通奏低音のためのソナタのトランペット版でこれもよく聴いている音楽だった。

すべて肩の凝らない耳に優しい音楽ばかりで、昼時に小一時間の良いくつろぎの時間だった。

♪2023-182/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-26

2020年11月26日木曜日

パイプオルガンLucyバースデー・コンサート GRAND ORGAN GALA 2020

 2020-11-26 @みなとみらいホール

三浦はつみ・荻野由美子・近藤岳(オルガン)
林辰則(トランペット)
黒川青葉(ソプラノ)
平尾信幸(パーカッション)
篠崎史門(ティンパニ、パーカッション)
牧野美沙(パーカッション)
竹市学(能楽笛方)
梅若紀彰(仕舞)

第一部
サン=サーンス(近藤岳編曲):交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」Op.78から第2楽章第2部
近藤岳:オルガンのための《獅子》
ラヴェル:ボレロ

第二部
大友良英:2019年NHK大河ドラマ「いだてん」から
佐藤直紀:映画「ALWAYS三丁目の夕日」から
佐藤直紀:TVドラマ「GOOD LUCK!!」から
フレディ・マーキュリー、マイク・モラン:「バルセロナ」
ヘンデル:「アン女王の誕生日のための頌歌」から
ヴァンゲリス:映画「炎のランナー」から
菅野よう子:「花は咲く」
ジョン・ウイリアムズ:「オリンピック・ファンファーレとテーマ」


Lucy(みなとみらいホールのオルガンの愛称)の誕生日は夏で、このコンサートも6月の開始予定だったが、コロナで今日に延期されたので、今年末でホール・オルガニストを退任する三浦はつみ氏の退任記念演奏会のようにもなったが、むしろこれはこれで良かった。

オルガンにトランペット、打楽器、和楽器、声楽などあれこれ取り混ぜて多様な音楽を多彩な音色で楽しんだ。

でも、一番は、冒頭のサン=サーンス:交響曲第3番2楽章2部。
オルガン連弾だった。

連弾だと、オルガンの呼吸量?も多くなるせいか、凄まじい響に身体の震えを感じたよ。

ところで、三浦氏の退任あいさつを聞きながら、みなとみらいホールの年明けから22月に及ぶ改修康二の為の長期休館に思いを致し、淋しさが募ってきたよ。

例年なら年間50回は通っている我が「ホーム」だ。
このホールのない生活はいったいどんなことになるのだろう。

オケの定期演奏会は会場を(県民ホール、県立音楽堂、ミューザなどに)変更して継続されるが、みなとみらいホールは我が家から一番近くで、一番立派で、一番響きの良いホールだものな。

意気消沈…。

♪2020-084/♪みなとみらいホール-21

2015年10月28日水曜日

みなとみらいクラシック・クルーズvol.71 女性演奏家が奏でる華麗なアンサンブル、時代を越えた名曲

2015-10-28 @みなとみらいホール


清水真弓(トロンボーン)T
秦貴美子(ソプラノ)S
三浦はつみ(オルガン)O

~華やかな響き~
A.ロイド・ウェッバー:「オペラ座の怪人」より…TO
A.ドボルザーク:「ルサルカ」より"月に寄せる歌"
G.ホルスト:トロンボーンとオルガンのための二重奏曲…TO
J.プッチーニ:「トスカ」より"歌に生き、愛に生き"…SO
F.ラーベ:バスタ…T
J.プッチーニ:「ラ・ボエーム」より"私が街を歩けば"
L.バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」より"トゥナイト"
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アンコール
フランチェスコ・サルトーリ:Time to say good by

…無印はTSO


パイプオルガン、トロンボーン、声楽(ソプラノ)という変わった組合わせ。

一人ひとりはとても達者で、トロンボーンの音量もソプラノの声量もびっくりするくらい豊かで、大きなホールに轟き渡っていたとはいえ、パイプオルガンの本気には勝てない。
また、各パートの音の混じりあいに格別の味わいがないので、このアンサンブルには終始違和感が付き纏った。

オペラ座の怪人の序曲はオリジナルもパイプオルガンの強力なメロディで始まるが、それをナマで聴けたのは良かった。
ただ、後が続かない。オルガンだけで迫力出すとトロンボーンや声楽が霞んでしまうからだろうけど。
この編成ではどう編曲しても妙味は出ないだろうな、と最初に思ってしまったので最後までネガティヴな受け止め方になってしまったのかもしれないけど。

蛇足ながら、「女性演奏家が奏でる」というコピーは時代遅れではないか。
女性だからといって華麗という訳でもないだろうし。



♪2015-107/♪みなとみらいホール-31