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2020年1月12日日曜日

1月中席

2020-01-12 @国立演芸場


落語             桂鷹治⇒桃太郎
漫才    宮田陽・昇
落語    桂歌蔵⇒壺算
相撲漫談  
落語    桂幸丸⇒年賀状
 ―仲入り―
講談    神田阿久鯉⇒水戸黄門記〜出世の高松
落語    桂南なん⇒棒鱈
紙切り   林家今丸
落語    三笑亭茶楽⇒寝床

今日は演者が3人も変わった。特定の演者を楽しみにしている訳ではないけどこんなに変わっちゃ番組表の意味がない。
肝心の落語に見るべきものがなく、宮田陽・昇の漫才と今丸の紙切りが楽しめた。
トリの茶楽は可笑しい噺なのに盛り上がらず。工夫が足らないのでは?


♪2020-004/♪国立演芸場-01

2019年4月13日土曜日

国立劇場開場四十周年記念 国立演芸場04月中席 桂歌丸追善公演

2019-04-13@国立演芸場


落語   桂鷹治⇒ちりとてちん
落語         桂枝太郎⇒チュウ臣蔵
落語         桂歌蔵⇒熊の皮
ものまね   江戸家まねき猫
落語         桂歌春⇒加賀の千代
        ―仲入り―
座談        歌丸師匠を偲んで
落語        桂歌助⇒宮戸川〜奴さん姐さん〜
漫才        コントD51
落語        桂米助⇒ラーメン屋

桂歌丸は、噺家としては昨年の4月19日の国立演芸場中席が最後の高座で、僕は初日の11日に聴いた。もうかなり声量・滑舌は衰えていたので、8日後に訃報を聞いても、やっぱりダメだったか、という感じだった。

それから1年後の4月中席というので、一門や親しい噺家が順番に出演して「歌丸追善」公演となったが、待合に写真が飾られたり短時間の座談会が開かれたほかは普段と寄席と変わることもなかった。

噺家は死んでも笑い話のタネにされるが、話す方も一種の照れがあるのだろうな。


今回は、相当遅れて行ったので前半3人は聴いていない。
まねき猫は相変わらずうまい。声帯模写の実力というより、全体の客あしらいが天性の巧さを持っているように思う。

歌春は独自だ。ちっとも上手くならないようにも思えるが、その独自を磨けば彼ならではの地歩を占めるのかもしれない。

そのあとの出し物はいずれもつまらなかった。
米助なんぞあれでトリが務まるのかと大いに疑問だ。


♪2019-046/♪国立演芸場-07

2016年12月8日木曜日

国立劇場開場50周年記念 平成28年度12月上席

2016-12-08 @国立演芸場


落語  桂馬ん次⇒転失気
落語  桂宮治⇒棒鱈
落語  春風亭小柳⇒新聞記事
落語  三笑亭可龍⇒宗論
コント   コントD51
落語  桂伸治⇒寝床
   ― 仲入り―
講談  神田紅⇒南部坂雪の別れ
落語  桂歌蔵⇒長短
奇術  マジックジェミー
落語  三笑亭可楽⇒尻餅

本日の収穫は神田紅の講談。
12月ということで、忠臣蔵の物語から「南部坂雪の別れ」。
大石内蔵助が内匠頭の妻瑤泉院に討ち入り決行目前に最後の別れに訪問する話だ。
ここで蔵之介は間者の耳目を恐れて偽りの仕官話で瑤泉院を失望させ、怒らせてしまうが、瑤泉院の側で仕える女性に旅日記と称して託した巻物が、その夜吉良側の間者によって盗まれそうになったことから、それが討ち入りに参加する義士たちの連判状であったことが分かり、瑤泉院は自分の短慮を詫び、蔵之介に感謝する。
講談としての聴きどころは、瑤泉院が側女に義士の名前を全員読ませるところだ。もちろん講釈師は完全に暗記していてよどみなく四十七士の名前が出てくるのに、話の内容とは別に感激してしまう。

なんだか、歳のせいか、昔は斜に構えていた忠臣蔵の物語が、やけに胸を熱くさせる。


2016-172/♪国立演芸場-16