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2019年12月16日月曜日

12月中席

2019-12-16 @国立演芸場

落語            古今亭始⇒湯屋番
落語   古今亭志ん五⇒ざるや
奇術   松旭斎美智・美登
落語   入船亭扇辰⇒家見舞
落語   柳亭燕路⇒抜け雀
 ―仲入り―
漫才   笑組
落語   桂才賀⇒カラオケ刑務所
粋曲   柳家小菊
落語   古今亭志ん輔⇒夢金

今年の聴き納めだったが、イマイチ締まらなかった。
今日に限っては聴く方も眠くてたまらなかったので噺家のせいばかりにはできないが、トリの志ん輔はとりあえず面白い噺だった。
落語ブームと言われて久しいが、この1年振り返っても収穫は乏しかったな。

♪2019-208/♪国立演芸場-18

2018年6月5日火曜日

国立演芸場6月上席

2018-06-05@国立演芸場


落語   古今亭始⇒たがや
落語   金原亭馬治⇒天狗裁き
声帯模写   丸山おさむ
落語          吉原朝馬⇒代り目
落語          桂藤兵衛⇒饅頭こわい
       ―  仲入り  ―
漫才          笑組           
落語          五明樓玉の輔⇒お菊の皿          
奇術          マギー隆司
<先代馬生三十七回忌追善・金原亭馬生十八番>
落語          金原亭馬生⇒抜け雀

今月の上席は、先代(十代目)金原亭馬生の37回忌追善ということで、当代(十一代目)の馬生がトリを務め、先代の得意とした演目を日替わりで口演するという企画だ。

だいたい先代の馬生を知らない。1982年に亡くなっているので今年37回忌という次第だ。もちろん、名前は知っているしラジオなどでは聴いていたと思うが、その頃は寄席に足を運ぶこともなかったのでご本人は知らない。Youtubeにいくつか残っているのを聴くとうまい。個人的には弟の志ん朝が大好きだけど、馬生もよく似た語り口で、味わい深い。

先代馬生の父が名人と言われた五代目志ん生。弟がこれまた昭和の名人とも言われる三代目志ん朝。立派な家系だが十一代目は先代の弟子で血縁はないらしい。血縁はないが、馬生の名跡を継いだということは周囲からもその技量が認められていたのだろうな。確かにうまいと思うけど、先代や志ん朝と比べてしまう。なんか淡白すぎて薄味だ。

今回もあちこちで寝てしまったが、「抜け雀」もこれからいよいよ面白くなるというところで寝てしまったのは誠に申し訳ない。

他に、声帯模写の丸山おさむというのは初めてだったが、あまり似てないけど、噺の組み立てが面白かった。歌の御三家二代目というのかな、郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹などの物真似というより歌真似が何しろ歌自体が懐かしいし、歌唱力もなかなかのもので、とても楽しめた。

奇術のマギー隆司はいつもそこそこに楽しめる。
落語は古今亭始、金原亭馬治など若手の出来が良かった。

♪2018-064/♪国立演芸場-08

2016年10月17日月曜日

国立劇場開場50周年記念 平成28年度(第71回)文化庁芸術祭協賛 10月中席

2016-10-17 @国立演芸場


落語 林家あんこ⇒転失気
落語 古今亭始⇒色事根問
落語 桂やまと⇒目黒の秋刀魚
ジャグリング ストレート松浦
落語 桂扇生⇒天災
落語 柳家花緑⇒親子酒
―仲入り―
漫才 ニックス
落語 林家しん平⇒大山バスターズ
俗曲 柳家紫文
落語 古今亭志ん輔⇒品川心中

前座の林家あんこ(女性)は2回めだった。6月上席で聴いたのが「つる」で、何か、気持ちが乗れないような噺だったが、今回はちょっといい感じだった。あれで化粧すればきれいな人なんだろうな、とこれは下衆な楽しみ。

桂やまとの「目黒の秋刀魚」はなかなか口跡良く筋が分かっていても面白い。
ジャグリングも楽しめた。
漫才のニックス(姉妹)は姉の方がテンション低くてダメだよ。
俗曲の柳家紫文は結構おかしかった。また聴いてみたい。

トリの古今亭志ん輔、期待した程には巧くない。

それに引きかえ、花録の芸はすごい。
伊達に5代目小さんの孫じゃないよ。戦後最年少(22歳)での真打ち昇進、先輩31人抜きだったそうだが、なるほどと納得できる。
演題は「親子酒」。
ご本人は下戸だそうだが、酔っぱらいのマネ(フリ?)の巧いのには驚いた。
いくらおかしい噺でも、下手が演ずれば面白くもなんともなくなるが、花録が鮮やかに演ずるともうおかしくて笑いが止まらないという感じだったなあ。

DNAもあるだろうが、本人の精進も大変なものなのだろう。既に大家の芸とみえるが、これからどんどん上手くなるのだろうからこれは楽しみだ。

2016-144/♪国立演芸場-13