2016-05-03 @東京国際フォーラムA
ロベルト・トレヴィーノ:指揮*
シンフォニア・ヴァルソヴィア*
VOCES8[ヴォーチェスト・エイト](ア・カペラ・グループ)
シュッツ:天は神の栄光を語る SWV.386(《宗教的合唱曲集》op.11)
コズマ(ローランド・ロバートソン編):枯葉
E.ジョン(アレクサンダー・レストランジェ編):サークル・オブ・ライフ(《ライオン・キング》から)
ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68 「田園」*
前半はVOCES8というア・カペラによるシュッツの宗教的合唱曲~シャンソンなど。
後半はシンフォニア・ヴァルソヴィアによるベートーベン交響曲第6番「田園」。
VOCES8はア・カペラだが、全員マイクを使っていた。
5,000人を超える大ホールなので、8人という少人数ではマイク無しでは声が届かないのだろう。
それにしても、ポップスを含むコーラスの後は、全く別の演奏団体(シンフォニア・ヴァルソヴィア)が登場してベートーベンの交響曲という組合せには疑問だ。
オーケストラは初めて聴くものだったが、ユーディ・メニューインがポーランド室内交響楽団を母体として設立した管弦楽団だそうで、腕前は一流なのだろう。
しかしながら、ホールAの音響悪く、弦が空中で吸い取られてしまったかのように響が薄いのが残念だった。
1階の34列だったが、ホール座席表で見ると1階最後列が49列まであるので、オーケストラを聴くにはちょうどよい場所のようにも思ったが、やはり、ステージからは遠い。
この巨大空間をアコースティックサウンドで満たすのはハナから無理なのだろう。
♪2016-53/♪東京国際フォーラム-02