2016年5月11日水曜日

みなとみらいクラシック・マチネ~名手と楽しむヨコハマの午後~① 門脇大樹X津田裕也デュオ・リサイタル

2016-05-11 @みなとみらいホール


門脇大樹:チェロ
津田裕也:ピアノ

ショパン:
チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3
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アンコール
サン=サーンス:白鳥

今日からみなとみらいホール主催の「みなとみらいクラシックマチネ」シリーズが始まった。
これまでは「クラシック・クルーズ」(5回/年)という室内楽シリーズがあったが、それを引き継いだ形らしい。少し料金が高くなったとはいえそれでも破格の低料金で気楽に聴けるのがうれしい。これとは別に、「アフタヌーンコンサート」(10回/年)も購入したので、オーケストラ中心になりがちなコンサート・ライフも今年度は室内楽の比重が少しは高まるだろう。

で、その第1回は門脇大樹のチェロと津田裕也のピアノでショパンのチェロ・ソナタほか。
室内楽向きの小ホールは良い響を伝える。

とはいえ、ショパンのチェロ・ソナタは何度聴いても馴染めない。
ショパン最後の室内楽で、生前に発表された最後の作品ということが関係しているのだろう。この時期(死の3年前)は、聴衆のための作曲ではなくて、自分の内面を深く追求したのではないか。
このために、凡人の耳にはなかなかすんなり受け止められないのではないか…と思っておこう。


♪2016-64/♪みなとみらいホール-16