2016-05-04 @東京国際フォーラムA
ドミトリー・リス:指揮
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥」組曲(1945年版)
全曲
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」op.20aから
情景
ワルツ
白鳥たちの踊り
マズルカ
ウラル・フィルによる「火の鳥」全曲と「白鳥の湖」抜粋。
管打は明瞭だが、弦の響が薄いのはたぶんオケのせいではないだろう。
1日目のホールAの席も34列目だったが、今回も同じく34列目だった(今年の「熱狂の日」の全ステージは先行抽選予約で購入したので自分で席を指定することはできなかった。)。
No.113でも書いたが、34列目の席はこの大ホールでははちょうどいい感じに思えたが、サントリーの1階席の最後列が23列、みなとみらいホールでも29列、ミューザはなんとわずか11列ということを思い起こせば、34列目がいかに舞台から遠いことか。
ナマの弦の響きが巨大な空間に霧消してしまったかのようだが、であるなら2階席の最後列(26列)などでは管打さえ十分届かないのかもしれない。
ただし、弦の響の侘びしさは「火の鳥」で顕著で、「白鳥の湖」ではそれほどひどくは感じなかったのは楽器編成の違いだろうか。
いずれにせよ、毎年のことで分かっていることだけど、ホールAでは1階20列より前に座りたい。
♪2016-56/♪東京国際フォーラム-06