2016-05-18 @サントリーホール
クリスチャン・ヤルヴィ:指揮
東京都交響楽団
ペルト:フラトレス~弦楽オーケストラとパーカッションのための(1977/91)
ペルト:交響曲第3番(1971)
ライヒ:デュエット~2つの独奏バイオリンと弦楽オーケストラのための(1993)
ライヒ:フォー・セクションズ(1987)
現代音楽は苦手、というより嫌い。ややこしいのを聴いている時間があればしっとりした耳に馴染んだ古典を聴きたい。
しかし、アルヴォ・ペルトは30年ほど前にひょんなことから「ヨハネ受難曲」を聴いて、これはすんなりと受け入れることができた。
現代音楽なのに思い切り古風で、教会旋法なども使っているのだろうか。とにかく、ヒーリング音楽という好印象を持っていた。
交響曲第3番は初聴きだったが、抵抗無しに入ってくる。
指揮のクリスチャン・ヤルヴィもペルト同様エストニア出身で、交友もあるそうだからヤルヴィ家にはお手のものなのだろう。
これも楽しめない訳ではないけど、ミニマル音楽そのものがコピペで仕上げた安直なお遊びのように思えて好きではない。
今なら素人がコンピュータを使って似たようなものなら作り出すことができる。ちょっと変わっているというのが面白いという程度でしかないように思える。
クリスチャン・ヤルヴィは、N響の首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィの弟だ。親父さんも有名なネーメ・ヤルヴィだ。
クリスチャンは若いだけあって、時々指揮台からジャンプしていた。
♪2016-069/♪サントリーホール-04