2016年5月26日木曜日

シャルル・リシャール=アムラン ピアノ・リサイタル

2016-05-26 @みなとみらいホール


シャルル・リシャール=アムラン:ピアノ

ノクターン ロ長調 op.62-1
バラード第3番 変イ長調 op.47
幻想ポロネーズ 変イ長調 op.61
序奏とロンド 変ホ長調 op.16
4つのマズルカ op.33
   第1番 嬰ト短調 / 第2番 ニ長調 
   第3番 ハ長調 / 第4番 ロ短調
ソナタ 第3番 ロ短調 op.58
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アンコール
ショパン:ポロネーズ第6番「英雄」
エネスコ:組曲第2番ニ長調から「パヴァーヌ」


15年ショパンコンクール2位。
日本で開催された入賞者コンクールは聴きに行かなかったけど、Eテレが4回に分けて放映したのを聴いた。
アムランは「ソナタ賞」も得たためか、放映番組でも今回のリサイタルで演奏した第3番も聴いた。

このクラスのピアニストにどうしたら1位から6位までの順番を付けられるのか分からないけど、7月にはファイナリストの小林愛実のリサイタルを聴きに行くので(同じみなとみらいホールの同じ席!)、何が違うのか耳を凝らしてみようと思う(3位に入ったケイト・リウも11月に横浜で聴く予定をしているので、楽しみだ。)。

アムランは、TVではあまり感じなかったが関取体型。前から見ると食パン。横から見ると三角おにぎりに見える。1989年生まれというからまだ26、7歳なのだけど、髭面と体型のせいでもっと年長の感じがする。

1階のかなり前の方で聴いていたせいもあって、ダイナミックレンジの広い(剛腕にして繊細)音楽だった。

本篇は全曲地味めなショパン作品ばかり。
アンコールでは聞いたことがない作曲家、エネスコの作品を弾いた。どうしてショパンをやらないのか、と思ったが、コンクール前から、その後の世界各国での凱旋公演が続いて、流石にショパン以外もちょっと弾いてみたかったのかも。
えらくロマンチックな音楽だった。

♪2016-073/♪みなとみらいホール-20


https://youtu.be/PtM1iAAt5yk