2016年5月5日木曜日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016 No.314 四季をめぐる旅〜ライプツィヒの春・アンダルシアの夏の夜

2016-05-05 @東京国際フォーラムA


マールトン・ラーツ:指揮
ハンガリー・ジュール・フィルハーモニー管弦楽団
ルイス=フェルナンド・ペレス:ピアノ*

シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 op.38「春」
ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」*
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アンコール
ファリャ:火祭の踊り*


シューマンの交響曲第1番。短く悲惨な人生の中では好調期の作品だが、「春」の明るさに満ちているとも言い難く陽性の中に翳りを感じてしまうが、そこがシューマンの味だな。

ファリャの交響的印象「スペインの庭の夜」は初聴きだった。ピアノ協奏曲風だ。ファリャの他の作品から予想していた音楽とはだいぶ異なって、重苦しく憂鬱な感じがずっと続く(約25分)ので、あまり楽しめなかった。

むしろ、ルイス=フェルナンド・ペレスがアンコールとして弾いた、同じくファリャの作品でピアノ曲「火祭りの踊り」が熱演!

これもホールAだったが、1階席19列はちょうどいい感じだった。


♪2016-62/♪東京国際フォーラム-11