2023-07-30 @県立音楽堂
泉翔士:指揮
横浜交響楽団
石本高雅:バリトン(全日本学生音楽コンクール横濱市民賞受賞者)
ハイドン:交響曲第101番「時計」 Hob.Ⅰ:101
バリトン・アリア集 独唱:石本高雅
●ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」から「私は町の何でも屋」
●ヴェルディ:歌劇「椿姫」から「プロヴァンスの海と陸」
●プッチーニ:歌劇「エドガール」から「この愛を」
●ナポリ民謡:「オー・ソレ・ミオ」
●ニノ・ロータ:ゴッドファーザー〜愛のテーマ
with 電子ピアノ⇒泉翔士 Vnソロ⇒小谷野優子
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 作品73
14時開演だから1日で最も暑い🥵時間帯に出かけ、灼熱の紅葉坂を登らなくてはならん。
「危険な暑さ」の中「パスするか?」とも思ったが、今日は2本立てで、夜の部もあるのでここは踏ん張って出かけたのは正解だった。
学校が夏休みということもあって子供連れも多く、赤ん坊らしい奇声も聞こえる中ハイドンが始まったが、これがなかなかいい。
次に、全日本学生音楽コンクールで横浜市民賞を受賞したBrの石本くんが、主にオペラアリアを披露した。ガタイも大きいがなかなかの声量。「オー・ソレ・ミオ」だけは、この曲はやはりTn向きだなと思ったが。
コンミスの小谷野女史が曲中2回ソロを披露した。僅かに外した部分を除けば石田組長のような繊細で美しい音。
この声楽伴奏時の横響のうまいこと!欠点が目立たなかっただけかもしれないがそれも芸のうち。
最後の大物、ブラームス2番はテンポが重かった。こういうテンポで緊張感を維持するのはとても難しい。
それでも、今日の横響は管も弦も良く鳴り、40分の長尺を破綻なく終えて二重丸。
♪2023-133/♪県立音楽堂-08