2023-07-25 @ミューザ川崎シンフォニーホール
秋山和慶:指揮
バレエ:洗足学園音楽大学バレエコース
谷桃子バレエ団
東京シティ・バレエ団
牧阿佐美バレエ団
ピアノ:福島未紀*
管弦楽:洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団
ワーグナー:オペラ『タンホイザー』序曲
振付:小林洋壱
ショパン:『ロマンティック組曲』~ピアノ曲による~*
(プレリュード第17番変イ長調 Op. 28-17、ノクターン第20番嬰ハ短調[遺作]、エチュード変ト長調 Op. 25-9「蝶々」、ワルツ第10番ロ短調 Op. 69-2、プレリュード第16番変ロ短調 Op.28-16、ワルツ(華麗なる円舞曲)第2番変イ長調 Op. 34-1)
振付:谷桃子
ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』Op.17から
振付:安達悦子
グノー:オペラ『ファウスト』から
振付:牧阿佐美
今日はFestaSummerMuza。
数年前から開幕はパスすることにしているので事実上今日が僕のFSM開幕だ。
秋山翁指揮:洗足学園オケで、選曲のコンセプトは「バレエとオーケストラで魅せる物語」。
オペラとバレエとコンサートがごちゃ混ぜで立ち位置が決まらないのではないか、と余計な心配もしたけど、最初に「タンホイザー」をやったのが良かった。これで、とてもしっくり落ち着いた。それどころか、この音楽は、本来、バレエ付きで聴くべきだなあ、と思ってしまった。
ショパン組曲も良かったのだけど、この作品だけ、オケではなく、Pf伴奏だったので、舞台両端のダンサー用モニターSPの音がせっかくのPfの美しい生音をもっさりさせたのが惜しまれる。
バレエは3つのプロバレエ団から各曲毎に数名のソリスト級?が入り、そこに洗足学園の学生が各曲とも最大20名くらい?登場した。
舞台の1/2近くをバレエ用に空けたのでオケは後ろの方に窮屈そうで変則10型だったか。
新国立劇場のバレエに比較すれば時にポーズが決まらず・揃わず、という場面もあったが、概ね優雅で上品でバレエの魅力が音楽を一層引き立てて良き哉。
♪2023-128/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-13