2020-09-05 @東京オペラシティコンサートホール
飯森範親:指揮
伊藤恵:ピアノ*
東京交響楽団
ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番*
ベートーベン:交響曲第5番「運命」
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モーツァルト:ピアノソナタ第15番K545から第1楽章*
コロナの為に指揮兼ピアノが代わって、飯森氏と伊藤恵さんに。これはむしろラッキー!伊藤さんはとても魅力的!いっそのこと、曲目も変えてシューマンを聴きたかったな。
でも、モツ20番もとてもいい。彼女が弾くと処々シューマンやシューベルト風に聴こえてしまう。
特にEncで弾いたモツPfソナタ15の1楽章なんか、ロマン派のようでもあった。
1曲目のハイドンは聴き慣れたTimpのロールの前にタムタム?のロールが先行してTimpに引き継いだ。どう演奏しようと音楽的に「太鼓連打」部分は意味不明だ。観客を引き込む為に書いたという説がもっともらしい。
最後が「運命」。東響の「運命」は7月の秋山さんに次いで今夏2回目。
趣は違ったが、今回も良かった。飯森氏は奇を衒うところがなくて好感を持っているが、一聴フツーのようで当然ながら独自色が散りばめられている。やや早い目のテンポで、キビキビとしていた。弦の編成は10型対抗配置といって良いのか?12型からVn1を1P減らした形だ。
コンパクトな編成。そのせいもあったか、輪郭明確でエネルギーに満ちていた。良く響くホールだけにこの編成でも迫力十分。
音楽を情緒的に聴くのは好きじゃないけど、少なくともこの「運命」からは元気をもらって帰路についた。
Fgの可愛らしいお嬢さんは今日は乗り番じゃなかった😢
♪2020-044/♪東京オペラシティコンサートホール-04