2020-09-21 @みなとみらいホール
成田達輝:バイオリン
石川武蔵:ピアノ(第1部のみ)
[ 第1部 ]
サン=サーンス:バイオリン・ソナタ第2番変ホ長調 Op.102
サン=サーンス:バイオリン・ソナタ第1番二短調 Op.75
[第2部]
バルトーク:無伴奏バイオリン・ソナタから“シャコンヌのテンポで”
J.S.バッハ:無伴奏バイオリン・パルティータ第2番から“シャコンヌ”
ファーニホウ:シャコンヌ風間奏曲
ヴィターリ:シャコンヌ
----ENC----------------
パガニーニ:24のカプリースから第1番
J.S.バッハ:無伴奏バイオリン組曲第1番からサラバンド
今日もテクニシャンぶりを発揮したが、この世界に腕自慢は多いし、彼がパガニーニ並みかどうかは?
第1部はサン=サーンス Vnソナタ1番&2番。
1番は生では初聴き。 2番は電気媒介でも多分聴いたことがない。
サン=サーンスには親しみ易い美旋律も多いけど、今日の2本は手強かった。特に2番が没入できなかった。
そもそも馴染んでいないせいもあるけど、基本は僕の受入能力の問題だろうな。
それも「シャコンヌ」関連ばかり4曲。J.S.バッハ以外は初聴き。
ファーニホウ*やヴィターリなんて作曲家の存在自体知らなかった。えらく凝った選曲で成田くんが趣旨を説明したが忘却。
*は存命作家で4分音を含む不快音の連続で、超絶技巧の限界に挑むそうな。
今日のクラ・マチは成田くんの個性が全面に出たのは良かったけど、楽しめるには至らず。
でも、色々と説明もしてくれて、嫌味のない好青年だったし、「パガニーニのライバル」はともかくも、ファーニホウやEncで弾いたパガニーニの24のカプリースなど、ホンに凄腕ぶりを堪能した。
♪2020-053/♪みなとみらいホール-12