2020年9月8日火曜日

ランチタイムコンサート 注目若手奏者LEOが伝える箏の魅力

 2020-09-08 @ミューザ川崎シンフォニーホール

箏:LEO(今野玲央)♠︎
フルート:神田勇哉(東フィル首席)♣︎

吉松隆:「双魚譜」からⅣ.急の魚♠︎♣︎
宮城道雄:春の海♠︎♣︎
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 Ⅰ.プレリュード♠︎
J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1007 Ⅰ.アルマンド♣︎
大西茜:邂逅-六段とSerenadeによる-♠︎♣︎
ドビュッシー:「子供の領分」から Ⅴ.小さな羊飼い♠︎♣︎
沢井比河流:土声より♠︎♣︎
--------------
グノー:アヴェ・マリア♠︎♣︎


琴とフルートの組合せ。名人にかかればそれぞれが単独でも魅力的だけど、両者の相性の良さを実感した。

特に初聴きの現代曲が面白い。

琴は曲によって13、17、25絃を弾き分けた。しかも、バッハやドビュッシーと合わせるので演奏中に調弦?しながらの離れ業。


定番「春の海」や「六段」が琴の名曲として知られる。前者はいろんな楽器の組合せで聴くが、Flと琴が最高ではないかと思わせる程に、激しい息遣いから消え入るような弱音まで観客は耳を澄ませた。短縮版だったのが残念。後者ではシューベルトのセレナーデが乗るという和洋折衷アイデア。


ちょっと無理な気もしたな。調弦というか旋法の違いでしっくり感が損なわれる部分あり。まあ、実験として面白いが。


この演奏会は気楽に楽しめる1時間。

それが五百円(会員割引で四百円😓)というから申し訳ない気がする。川崎市内の企業がスポンサーになっているから可能なのだろう。


♪2020-046/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-12