2020年9月16日水曜日

東京都交響楽団 都響スペシャル2020

 2020-09-16 @サントリーホール


大野和士:指揮
東京都交響楽団

バイオリン:矢部達哉
チェロ:宮田大
チェロ:小山実稚恵

ベートーベン:ピアノ、バイオリン、チェロのための三重協奏曲 ハ長調 op.56
ベートーベン:交響曲第3番 変ホ長調 op.55《英雄》


スペシャルと銘打つにふさわしい内容。

スター独奏者3人を揃えたベト三重協奏曲も華やかなものだったが、何といっても弦編成を14型に拡張したベト「英雄」にはワクワクさせられた。

久しぶりの大野・都響はもう完全に燃えていたね。

これぞオーケストラ!これぞベト!そして、これぞ都響!


コロナ再開後、他のオケでは12型までしか聴いていなかったがやってくれたね。

彫琢の行き届いた演奏が高水準だったことが一番だが、やっぱり、サントリーで英雄なら14型で聴きたい。

個人の趣味では、誰1人マスクをしていなかったこと。弦は2人1対という通常配置で、「密」といえば、十分「密」だった。でもオケはかくあるべしだ。

指揮者の前にアクリル板が置いてあった事(コイツも不要だと思うよ。)以外はコロナ前に戻った。


都響は見本となるべきオケだ。

都響が率先垂範、無意味なコロナ対策から卒業したことを非常に喜びたい。

そして、感謝したい。


♪2020-052/♪サントリーホール-02