新田ユリ:指揮
プロースト交響楽団
シベリウス:交響詩「フィンランディア」 作品26
シベリウス:レンミンカイネン組曲 作品22 より「トゥオネラの白鳥」「レンミンカイネンの帰郷」
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47
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アンコール
ショスタコーヴィチ:タヒチ・トロット
大学オケ出身者によるアマチュアオケだが巧い。
それに一番の魅力はコントラバス10本が並ぶ特大規模だ。
管・打楽器の数は作品によってほぼ決まっているからメンバーが大勢板としても演奏時にむやみと増やすことはしないはず。
弦の編成も大方決まっているのだろうけどこちらは増やせば増やすほど響が厚くなる。これで透明感が備われば言うことなしだけど、まあ、そこはプロだって難しいところだ。アマチュアがこの大規模にしてはよく揃っていると思う。
初めて聴いた時はメインがマーラーの交響曲第1番ニ長調「巨人」だった。その次がブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」と、その規模を活かした音楽を取り上げていて、今回はショスタコーヴィチの第5番。
金管の一部に惜しまれる箇所があったものの、壮大な音楽を壮大なオーケストラで堪能できた。
ラストのバスドラムの音があんなにも大きいとは今更ながら驚いた。
♪2016-155/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-26